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組織の移行への準備方法

公開日: Feb 26, 2026
説明

お客様の継続的な拡張に備えるため、Salesforce では必要に応じて組織の移行を実施しています。組織の移行により、常にお客様が期待するレベルのパフォーマンスを継続して維持することができます。組織の移行を俊敏に実行することで、インフラストラクチャ内での活動をバランスよく配分し、リソースの競合を回避できます。 

組織の移行とは、組織を現在のインスタンスから別のインスタンスに移すことです。ベストプラクティスに従っている場合、このメンテナンスはシームレスに行われます。組織の移行に関するよくある質問 (FAQ) については以下をご覧ください。参考までに組織移行前と移行後のチェックリストを添付しています

注意:組織で Hyperforce への移行を予定している場合、アプリケーション内の Hyperforce アシスタントを実行し、組織での移行準備のガイダンスを確認してください。 また、こちらの「Hyperforce Org Migration Overview」(Hyperforce 組織移行の概要) に関する役に立つ動画も参照してください。ハードコード化された参照、許可リストが必要なドメイン、メールのベストプラクティスに関する内容などを説明しています。

注意: この文書は情報提供のみを目的としたものであり、いかなる法的またはその他拘束力のある契約の一部ではありません。本文書に記載されたポリシーと手順は、Salesforce の自由裁量によって変更される可能性があります。

役立つリソース:

解決策

よくある質問

1. 組織移行が予定されていることを通知する「製品およびサービスに関するお知らせ」を受け取りましたが、メンテナンス実施予定日に都合がつかない場合、どのような選択肢がありますか?

Salesforce のベストプラクティスに従って、優先システムメンテナンス期間を避けてイベントを計画してください。それでも組織移行に間に合うように準備ができない場合は、延期リクエストについてアカウントチームにお問い合わせください。 移行予定日まで 7 日未満になった時点で受信した延期要求は、受け入れられるとは限りません。


2.組織移行への準備をするにはどのような作業が必要ですか?

注意:以下に記載のベストプラクティスに沿って対応しなかった場合、移行完了後にエンドユーザーが Salesforce にアクセスできなくなるおそれがあります。
  • 組織移行をリクエストしたお客様でハードコード化された参照 (na1.salesforce.com など) がある場合、[私のドメイン] を有効にする必要があります。  組織移行前に、このハードコード化された参照を、私のドメインのサブドメインなどの相対 URL に更新してください。
  • ハードコード化された参照の削除 - 詳細は、「ハードコード化された参照の更新」の記事を参照してください。
  • IP 範囲の変更のレビュー - Salesforce が所有および管理するデータセンター内の組織で、会社のネットワーク設定およびメールセキュリティフィルターを特定の IP 範囲のみへのアクセスに制限するようにセットアップしている場合、追加された最新の範囲を含めるようにリストを更新してください。IP 範囲についての詳細は、ナレッジ記事「許可すべき Salesforce の IP アドレスとドメイン」を参照してください。
  • メンテナンス後にインテグレーションの問題が発生した場合に備え、インテグレーションを更新できるように準備してください。
  • メンテナンス実施時間後にログインページに「メンテナンス中」というアラートが引き続き表示される場合に備え、DNS キャッシュを更新できるように準備してください。
  • 証明書をローカルにキャッシュしている場合、Trailblazer Community の Certificates Changes グループに参加して、最新の証明書を入手してください。
  • 処理が完了するまでの時間を十分に確保するため、メンテナンス期間の開始時刻 72 時間以内に大規模なジョブを開始しないようにします。
  • Hyperforce 移行の考慮事項
 
3.  組織移行中に Salesforce にアクセスすることはできますか?
メンテナンス実施時間中の組織の可用性については、メンテナンスの前に改めてご案内いたします。 リードオンリーモードは、メンテナンス実施時間の一部または全体で利用できます。 リードオンリーモードについての詳細は、ナレッジ記事「リードオンリーモードの概要」を参照してください。メンテナンス実施時間の終了前に、組織が利用可能になり、対象インスタンスで有効化される可能性があります。
 
4.  リードオンリーモードの時間を短縮して組織移行を効率化するにはどうすればよいですか? 
リードオンリーモードの時間を短縮して組織移行を効率化するには、移行の前に不要なファイルやデータを削除します。
 
5. Salesforce for Outlook (SFO) OAuth トークンは組織移行の影響を受けますか?
組織の移行の後、ユーザーは自動的に SFO からログアウトされ、設定ウィザードを使用してログインしなおすように求められます。 メンテナンス後に SFO にログインしなおすときに問題が発生した場合は、ナレッジ記事「Salesforce for Outlook OAuth 再認証」の手順に従ってください。 SFO に関するその他の質問は、「Salesforce for Outlook & Email Connect」Trailblazer Community グループに投稿してください。
 
6. Sandbox は組織移行による影響を受けますか?
​現在、Sandbox のコピーが進行中に、本番インスタンスが組織移行された場合、Sandbox のリフレッシュが適切に完了しません。したがって、組織移行開始まで 2 週間以内になったら Sandbox の完全な更新はリクエストしないでください。また、移行開始まで 1 週間以内になったら Developer または Developer Pro のコピーを開始しないでください。組織移行メンテナンスが開始されたときにすでに Sandbox の更新が実行中だった場合は、たとえ更新が正常に完了したというメッセージが表示されても、移行後に更新を手動で再開する必要があります。
 
7. メンテナンス後にインテグレーションを再起動する必要はありますか?
インテグレーションの再起動は必要ありませんが、メンテナンス後にインテグレーションで問題が発生した場合、解決に向けたトラブルシューティングの最初のステップとしてインテグレーションを再起動することをお勧めします。 メンテナンス実施時間後にインテグレーションを再起動することで、DNS ルックアップキャッシュがクリアされるため、インテグレーションで新しいデータセンターの IP アドレスを検出できるようになります。

8. イベント監視を使用しているのですが、イベントログデータはすべて移行されますか?
いいえ、ただし、大部分は移行されます。組織の移行前に処理されなかったログデータは、新しいインスタンスでは使用できなくなります。 移行が開始されると、その日から移行の完了日までのデータは組織の新しい場所に追加されません。これは、イベント監視がログデータと夜間バッチプロセスを使用して監視イベントを入力しているためです。

9. [インスタンス].salesforce.com および [インスタンス]-api.salesforce.com で現在のインスタンスに使用されている証明書は、移行先の新しいインスタンスで使用されますか?
  • Hyperforce 以外の組織の場合、[インスタンス].salesforce.com および [インスタンス]-api.salesforce.com で現在のインスタンスに使用されている証明書は、新しいインスタンスでも引き続き使用されます。
  • Hyperforce 組織の場合は使用されません。Hyperforce は証明書のピン留めをサポートしていません。証明書は適切な名前が付けられ、現在も有効であり、Mozilla サーバー認証 (SSL/TLS) ルート証明書リストなどに記載されている認証局 (CA) にチェーンされる必要があります。 詳細は、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」を参照してください。

10. 新しいインスタンスでも同じカスタマー-to-Salesforce の中間、ルート、アウトバウンド証明書が使用されますか?
  • Hyperforce 以外の組織の場合、中間証明書とルート証明書は引き続き同じものが使用されます。さらに、SAML、SSO、および Apex に使用される送信証明書にも変更はありません。
  • Hyperforce 組織の場合は使用されません。Hyperforce は証明書のピン留めをサポートしていません。サーバー証明書は適切な名前が付けられ、現在も有効であり、Mozilla サーバー認証 (SSL/TLS) ルート証明書リストなどに記載されている認証局 (CA) にチェーンされる必要があります。SAML、SSO、APEX の認証とそのチェーンに変更はありません。詳細は、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」を参照してください。

11. メール-to-ケースのメールサービスアドレスは組織移行の影響を受けますか?
いいえ。メール-to-ケースのメールサービスアドレスは組織の移行の影響を受けず、以前の組織インスタンスがアドレスに含まれます。

12. レコードの Salesforce ID とルート相対 URL は保持されますか?
はい、レコードの Salesforce ID とルート相対 URL に変更はありません。

13. 組織移行の結果、レコード ID は変更されますか?
いいえ。組織の移行後も既存のレコード ID に変更はありません。

14.組織移行後、組織のメンテナンス実施時間またはリリーススケジュールは変更されますか?
  • Hyperforce 以外の組織の場合、リリーススケジュールとメンテナンス実施期間は変更されません。インスタンスのメンテナンス実施時間を確認するには、ナレッジ記事「優先システムメンテナンスのスケジュール」を参照してください。
  • Hyperforce 組織の場合、ほとんどのお客様のメンテナンス実施期間は変更されません。  移行に伴いタイムゾーンが変更された場合は、現地時間に合わせてメンテナンス実施時間が変更されることがあります。「優先システムメンテナンスのスケジュール」を参照してください。Hyperforce の新しいインスタンスを検索すると、リリースとメンテナンス実施時間の詳細情報が表示されます。 

 

15. メンテナンス実施中に組織が受ける影響について理解するための詳細情報はどこで入手できますか?

ウィークリーエクスポート、物理削除、メールスレッド、SSO、検索機能、パートナーポータルなど、更新時の影響に関する詳細情報は、「Salesforce のメンテナンス中、組織にどのような影響がありますか?」の記事を参照してください。
 

16.組織移行はボットの使用に影響しますか?
予定されている Salesforce 組織の移行の後で、ボットが想定どおりに動作することを保証するには、いくつかのアクションを完了する必要があります。
  • [設定] で、[Einstein ボット] が有効化されていることを確認します。 
  • その後、ボットがデプロイされていたチャネル (チャットやメッセージングなど) にボットを再び関連付ける必要があります。 
  • 最後に、ボットの NLP モデルを再トレーニングする必要があります。発話データは引き継がれますが、ボットでモデルを使用するためには再トレーニングが必要です。 
    • 注意: 組織移行プロセスでは、ボットセッションのイベントログデータとボットセッションのオブジェクトデータは移行されません。
 
17. マルチテナントアーキテクチャについての詳細情報は、どこで入手できますか?
Salesforce アーキテクチャについて」トレイルを完了するか、Salesforce 開発者が投稿したブログ「Multitenant Architecture (マルチテナントアーキテクチャ)」で詳細を参照してください。
 
18.組織移行で問題が発生した場合、または組織移行が完了できなかった場合はどうなりますか?
Salesforce Technology チームによる組織移行が妨げられるような問題が発生した場合、移行は停止され、組織がロールバックされて、ソースインスタンスで再有効化されます。移行がキャンセルされたことを知らせる通知が送られます。
 
移行プロセスの進行中に組織のデータがソースインスタンスから削除されたり、変更されたりすることはありません。これにより、お客様に影響を及ぼすことなく、簡単に操作をロールバックまたは中止することが可能になります。キャンセルやロールバックが可能なのは、ターゲットインスタンスの有効化が実施される前のみです。組織の移行が正常に完了し、ターゲットインスタンスで組織が有効化されると、ソースインスタンスへのロールバックは不可能になります。

19. Salesforce 組織が正常に移行され、プロセスが完了したことを確認するにはどうすればよいですか?
[組織情報] でインスタンスの詳細を表示して、インスタンス名が新しいインスタンスに変更されていることを確認します。
- Salesforce Lightning Experience UI (LEX):設定 | 会社の設定 | 組織情報
- Salesforce Classic UI (Aloha):設定 | 組織プロファイル | 組織情報

このトピックに関する追加の詳細情報は、「自分の Salesforce 組織が使用しているインスタンスを表示する」の記事を参照してください。

注意:status.salesforce.com 検索ツールが「私のドメイン」の正しいインスタンスで更新されるまで数時間かかる場合があります。そのため、上記のステップは組織が正常に移行されたことを手早く確認する目的で実施することをお勧めします。
 

20.組織移行後に Live Message を変更する必要がありますか?

Live Message は組織の移行後も引き続き想定どおりに機能しますが、移行後に Classic LiveMessage または Lightning Messaging で問題が発生した場合は、チャネルを更新する必要があります。
  • Classic LiveMessage の場合、LiveMessage 管理アプリケーションで [Refresh Connection] (接続を更新) をクリックします。
  • Lightning Messaging の場合、[設定] > [メッセージング設定] に移動して、チャネルリストの [更新] ボタンをクリックします。
 
21.組織移行は Live Agent に影響しますか?
その可能性はあります。組織の移行時に、組織のインスタンス名が変更されます。この処理が行われると、Live Agent/SOS へのアクセスに使用される URL が変わります。Salesforce から提供されるチャットクライアントとリリースコードは、この変更に対応して HTTP 要求を新しいエンドポイントに適切に転送しますが、一部のサードパーティまたはカスタムアプリケーション (Live Agent カスタム REST クライアントなど) はそのように動作しない可能性があります。このようなカスタムアプリケーションは、以前のインスタンスでアカウントを見つけられず、エラーが発生する可能性があります。

Live Agent/SOS 実装への影響を最小限に抑えるには、ベストプラクティスに沿って、組織移行を伴うメンテナンス後に Live Agent カスタム REST クライアントが Live Agent サービスの新しいインスタンスにリクエストを適切にリダイレクトできるようにします。カスタムクライアントでこれらの問題 (要求が自動的に適切なエンドポイントに転送されない) を回避する最適な方法は、SwitchServer 応答を処理し、この応答の要求と後続のすべての要求で「newUrl」プロパティを使用します。カスタムクライアントの更新とテストについての詳細は、ナレッジ記事「組織インスタンスの変更時に Live Agent カスタムクライアントを更新する方法」を参照してください。これにより、カスタムクライアントでサイト切り替え後に問題が発生しなくなり、実行開始時から使用されるエンドポイントを後で更新するために十分な時間を確保できます。

Live Agent エンドポイントおよびハードコード化された Live Agent 参照の詳細については、「Live Agent サーバー (エンドポイント URL) が変更された後、Live Agent チャットが機能しない」の記事を参照してください。
 

22.アウトバウンドメッセージにデッドレターキューを使用しています。このテーブルからのデータはすべて上書きコピーされますか?

ほとんどのデータは上書きコピーされますが、組織移行期間中または移行後に追加された新しい行はターゲットにコピーされずにソースポッドに残ることがあります。
 

23.組織移行は OAuth クライアントとサードパーティ ISV アプリケーション用の Oauth トークンに影響しますか?

いいえ、更新アクセストークンは移行後も有効なままになります。 
 

24.大規模プラットフォームイベント変更データキャプチャについてはどのような点に注意すればよいですか?

特定の Salesforce メンテナンス作業 (組織移行、インスタンスリフレッシュなど) では、組織を別のデータセンターまたは別のハードウェアスタックに再配置する必要があります。このような作業を行うときは、お客様のデータを物理的に移動し、アプリケーションを別のハードウェアに移動するソフトウェアを実行します。イベントバスは分散型で非同期であるため、組織移行の前に公開されたすべてのイベントを移行することはできません。 

組織移行はメンテナンス前後のイベントのリアルタイム配信には影響しません。ただし、すべてのイベントについて 72 時間の保持期間が維持されるとは限りません。ReplayID はイベントストリーム内で特定のイベントが発行された場所を個別に識別します。組織の新しい場所は物理的に別の場所であるため、新たに発行されたイベントの ReplayID 値は、移行またはインスタンスリフレッシュ前に発行されたイベントと関連がありません。このナレッジ記事の最後にある実行前と実行後のチェックリストを参照し、プラットフォームのイベントに必要な追加作業を確認してください。プラットフォームイベントおよび変更イベントのサブスクライバーは、ストリーミング API (CometD) クライアント、empApi Lightning コンポーネント、Pub/Sub API クライアント、イベントリレー、Apex トリガー、フローなどです。

 

関連情報: プラットフォームイベント開発者ガイド:参照のみモードでのイベントの公開

 

25.検索操作は組織移行による影響を受けますか?

組織の移行中に、検索データは移行元サーバーから移行先サーバーに転送されます。移行元サーバーは標準の検索バックアップ手順の一環としてバックアップされます。ただし、すべてのデータを最新の状態にするために、移行が予定されている組織のバックアップは高い優先度で実行されます。お客様による対応は必要ありません。

検索データのバックアップは移行中に移行先サーバーで復元されます。移行元から削除されるデータはありません。このためお客様に影響を及ぼすことなく、簡単に操作をロールバックまたは中止することが可能になります。

復元プロセスは通常業務時間外に終了します。大きな組織では復元フェーズが長くなることがあり、検索に関連する操作に影響する可能性があります (例 - レコードの参照、コンテンツの検索)。
 

26.myTrailhead へのアクセスは組織移行またはインスタンスリフレッシュにより影響を受けますか?

組織移行またはインスタンスリフレッシュ後、イネーブルメントサイトの myTrailhead へのアクセスは失われます。  次のステップについては「イネーブルメントサイト (myTrailhead) へのアクセスに関する問題の解決」の記事を参照してください。

 

27.商談動向レポートは移行による影響を受けますか?

あるインスタンスから別のインスタンスに組織が移行された後に、商談動向レポート内の一部の商談レコードが表示されない場合があります。このような場合に表示されないデータが入力されるようにするには、サポートにご連絡ください。

 

28.一致ルールと重複ルールは移行による影響を受けますか?

一致ルール重複ルールは組織移行時に無効にされます。  効果のない一致ルールは、組織移行後にそれらを再度有効にするときにエラーが発生します。  この問題を解消するには、「組織の重複レコードを識別する一致ルールを有効化できない」を参照してください。

 

29.設定メニュー「環境 > 監視 > API 使用状況通知」の設定内容は移行による影響を受けますか?

こちらの設定は組織移行時に引き継がれないため、移行後に再度手動で設定してください。

 

ナレッジ記事番号

000386897

 
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