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レコードが予期せず更新または削除された

公開日: Mar 2, 2026
説明

免責事項

 
  • Salesforce が最大の価値としているものは「信頼」です。Salesforce ではお客様のデータを同意なしに操作いたしません。標準的なアプリケーションの機能では、お客様のデータはランダムにまたは予期しない方法で意図的に更新または操作されません。
 
  • データが予期せず更新される場合、通常、その原因は意図しない変更です。この変更は、直接ユーザによって行われたか、ワークフロー、API インテグレーション、Apex のような間接的なクライアントが導入したオートメーションによって行われたものです。このような変更によって、影響を受けるユーザのコンテキストでレコードに対して更新が実行される可能性があります。
 
  • レコードの変更の原因を特定するためにお客様のメタデータ、カスタマイズ、オートメーション、ユーザアクションのレビューや分析を行うことは Salesforce サポートの範囲外とさせていただきます。
 
  • これまでは、レコードの変更を行った可能性のあるユーザを過去に遡って特定するためにサポートがお客様にご協力することもございました。しかしながら、一般データ保護規則 (GDPR) が導入されたことによるアプリケーションの機能とログ取得で変更を行ったため、そのようなご協力はできなくなりました。詳しくは、Salesforce のプライバシー情報ページをお読みください。
 
  • 組織ごとの導入状況の複雑さに依存するため、オートメーションまたはユーザによる変更がどこで行われたかを特定することは、困難であると思われます。次のツールや方法は、システム管理者がこれらの変更の原因を特定する場合に役立ちます。
解決策
 
警告
データ操作を実行する前にデータのバックアップを必ず実行してください。詳細は、「Salesforce からバックアップデータをエクスポートする」または「データのエクスポート」を参照してください。少数のレコードセットでテストを実行し、Salesforce 内の対応するレコードを手動で開き、レコードが正しいことを確認して、操作が正常に終了したことを確認することをお勧めします。


レコードが削除された、または見つからない


レコードの削除については、「Salesforce でレコードを削除したユーザを見つける」「Salesforce のレコードとデータを回復する」 を参照してください。

 

レコードが更新/変更された


予期しない変更がすでにレコードに対して行われている場合、調査に使用できる情報の最も重要な要素は、レコードのシステム項目です。具体的には [LastModifiedById] 項目と [LastModifiedDate] 項目に、レコードをいつ誰が最後に変更または削除したかについての重大な情報が含まれています。


システム監査項目の考慮事項

 
  • 問題のレコードは、予期しない変更の発生後に変更されている場合もあります。このような場合は、テスト用のレコードを作成して、上記の戦略を使用して、レコードの変更が発生したときに、変更を行っているプロセスまたはユーザを判別することをお勧めします。これは、正確な [LastModified] データを取得する唯一の方法です。
 
  • 組織で「監査項目の作成」権限を有効にしている場合は、他の管理者ユーザがレコードのオブジェクトに挿入操作を実行することもできます。この権限によって、システム管理者は、予期しない値とユーザの混乱の原因になっている可能性がある監査項目の値を手動で入力できます。

 

このような種類の変更を見つけ出すことはクライアント側または組織内でお客様のみが実施できます。


 

  • 強固な変更管理の手法。必要なデータ操作を完了するために限定して、機能の有効化のみ行うことがベストプラクティスとされています。データの整合性を確保するため、すぐに無効にしてください。
 
  • 「レコードの作成時に監査項目を設定」プロファイル権限の割り当てを厳格に管理。
 
  • 組織内の調整とコミュニケーション。

「レコードの作成時に監査項目を設定」と「無効な所有者のレコードを更新」が有効化された可能性を確認するには、組織の「設定変更履歴」をダウンロードして調べます。「レコードの作成時に監査項目を設定」の手順に従ってください。この手順の説明は「設定変更履歴を使用した設定変更の監視」にあります。
 


[LastModified] 項目からその他の詳細情報を収集する

 
[LastModifiedBy] のユーザレコードを使用してデータ読み込み、API、またはその他のインテグレーションを確認します。
 
  • レポートを作成して、同じ日にユーザの類似のレコードが変更された可能性を確認します。この方法によって、レコードがデータの読み込みや、インポート、更新の操作の一部として更新されたかどうかをとして情報を取得できる場合があります。「一括データ読み込みジョブの詳細の表示」で、レコードを更新した可能性のある原因を特定します。
 
  • 問題のレコードに対してクエリを実行し、正確な [LastModifiedDate] の値を取得して、変更が行われた秒レベルまで絞り込みます。
 
  • さらに詳しく調べるために、システム管理者は、データローダなどのクライアントツールから SOQL クエリを実行して、他のレコードが同じ時間枠 (+/- 5 秒) に変更されたかどうかを特定することもできます。条件付きエクスポートの形式を設定する方法または条件式の構文 (WHERE 句)と [LastModifiedDate] の値を使用してクエリを実行する方法の詳細は、「データローダでサポートされるデータ型」の「日付形式」セクションを参照してください。
 
  • 複数のレコードが同時にまたは数秒間で変更された場合は、オートメーションによる一括処理でレコードが更新されていることがわかります。このケースでは、[LastModifiedBy] のユーザがユーザインターフェースからレコードの編集と保存をそれほどすばやく行って変更したとは思えません。
 
  • [LastModifiedBy] のユーザのログインをレビューすることにより、インテグレーションが更新の原因であるかどうかを特定します。「ユーザの表示および管理」を参照して、影響を受けているユーザからダウンロードしたログイン情報をレビューします。追加的な情報として、レコードが変更された日付と日時を証明する API またはその他のログインが存在するかどうか確認します。
 

変更の発生源を特定できない


動作が引き続き発生し、特定の項目値が予期せず変更されている場合、システム管理者は項目履歴管理またはフィード追跡を設定して、予期しない項目の変更を行ったユーザと時間を特定できます。

 

  1.  ユーザに、継続中の同じ問題を示している可能性があるサンプルレコードの監視を依頼します。続いて、ユーザに、レコードに対して行った変更や更新の詳細についてドキュメントを作成してもらいます。次の項目をドキュメント化します。
 
  • 影響を受けるレコードへのリンク
  • 以前の値と新しい値を含む、ユーザによって変更された正確な項目。
  • 前述の変更が行われた日付、時刻、タイムゾーン。
 
  1. 予期しない更新や変更がよく発生する期間にわたって、問題のレコードを監視します。次の項目をドキュメント化します。
 
  • レコードが予期せず更新されたことをユーザが通知された正確な日付と時刻。
 
  • 影響を受けたレコードを編集する前に、必ずユーザと正確な日付、時刻、タイムゾーンなどのレコードの [最終更新者] 項目のデータをキャプチャしてください。
 
  • 予期しない項目や、レコードに対して行われたその他の変更の説明。
 
  • ユーザが変更した後に、問題のレコードが短時間でまたは一定の時間枠によく更新されることが判明した場合は、システム管理者は、影響を受けているユーザと協力してデバッグログの設定ができます。デバッグログは、レコードを変更している可能性があるプロセスの詳細を把握するために非常に役立ちます。
   
  • Apex トリガも、特定のオブジェクトに関連付けられて保存されています。また、オブジェクトごとに「オブジェクトマネージャ」の設定で一覧表示されます。システム管理者は、開発者と協力して、Apex のスコープや問題のオブジェクトに存在する可能性があるトリガの操作をレビューします。詳細は、「Apex トリガ詳細の表示」「連動関係とは」を参照してください。



詳細がレコードが手動で更新されたことを示している

 
  • ユーザに、変更を意図的に行ったかどうか質問します。意図的でない場合は、そのときにユーザが行った可能性のあるクリックパスやその他のアクションを思い出せるかどうかをユーザに確認します。そのユーザが実行した正確な手順を確認し、他のユーザが同じタスクを遂行する方法と比較すると役に立つ場合があります。
 
  • ユーザの日常業務とユーザがオブジェクトをどのように操作しているかを確認すると、動作を理解する上での手掛かりとなる場合があります。 



詳細が API またはインテグレーションによるレコードの更新を示している


不明な API のログインが存在する場合は、ログインのソース IP を使用して、American Registry of Internet Numbers サイトの「Whois-RWS」検索機能から WhoIs 検索を実行することも有益です。通常、この方法では、不明なログインの発生元として報告された IP アドレスの所有者に組織の詳細が提供されます。

 


活動 (ToDo および行動) レコードに対して予期しない更新が発生する可能性がある原因として判明している共通機能には、次のものがあります。
 


システム管理者が、影響を受けているユーザを上記のアプリケーションや設定から一時的に削除し、予期しない更新が引き続き発生するかどうかをユーザに監視および確認するように依頼することをお勧めします。システム的に予期しない更新が発生しなくなった場合は、それぞれのアプリケーションを個別に再設定して、どのアプリケーションが予期しない変更に関係しているかを特定します。本番環境でこの方法を実施できない場合は、サンドボックスを使用して上記のトラブルシューティングの方法をテストすることを検討してください。

関連情報:
データローダを使用して項目履歴を一括削除する
削除したレコードをごみ箱から復元できない

ナレッジ記事番号

000381832

 
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