Loading
Salesforce から送信されるメールは、承認済ドメインからのみとなります続きを読む

Lightning Experience のパフォーマンスと速度を向上させる

公開日: Oct 13, 2022
説明


Lightning Experience の使用時にページ読み込み速度が低下した場合は、次の問題の 1 つまたは複数が原因として考えられます。

  • 地理的
  • デバイス
  • ブラウザ
  • Salesforce 組織の設定の問題

以下の問題の説明と対応策を読んで、Lightning ユーザのために Salesforce 組織のパフォーマンス向上を図ってください。

 

 

解決策


地理的な問題

  • 異なる場所からのホストインスタンスへのアクセス (組織は北米でホスティングされ、ユーザアクセスはアジアからなど)。
  • 次の要因による伝送制御プロトコル (TCP) パフォーマンスの低下:
    • クライアントデバイスと遠隔地にある Web サーバとの間の遅延の問題、または
    • 顧客のネットワークトポロジの問題。たとえば、Salesforce 環境内の顧客の組織にトラフィックを再転送する前に、事業所やデータセンターを経由してトラフィックをルーティングする必要がある仮想プライベートネットワークなど。


考えられる緩和ステップ

ネットワーク遅延を評価する: 会社のネットワーク管理者または IT 部門に、Salesforce 環境への接続時のネットワーク遅延を評価してもらいます。「ping」や「traceroute」などのユーティリティを実行してデータを収集し、ネットワーク接続速度を最適化する方法を判断することができます。また、Salesforce インスタンスとの間でのダウンロード/アップロード速度は https://[instance].salesforce.com/speedtest.jsp で測定できます。


デバイスおよびブラウザ関連の問題

  • 処理能力やメモリが十分ではないラップトップ、デスクトップまたは仮想デスクトップインフラストラクチャを使用している。または複数のアプリケーションが CPU やメモリなどデバイスのリソースを消費している。
  • CPU やメモリの消費量が多いプラグインや拡張機能を有効にして Web ブラウザを使用している。
  • 同時にたくさんのブラウザタブを実行していて、各タブがメモリや CPU サイクルを消費している。


考えられる緩和ステップ

ブラウザの処理能力を評価する: Octane を使用して、クライアントデバイス (ラップトップ、デスクトップ、ワークステーション、仮想デスクトップ) 上のブラウザの処理能力を測定します。最小の Octane スコアが 20,000 未満の場合、Lightning Experience のパフォーマンスが遅くなる可能性が高いです。ハイエンドクライアントデバイスは通常、Octane スコアは 32,000 以上です。Octane スコアが高いほど Lightning Experience のパフォーマンスも高くなります。クライアントの Octane スコアを飛躍的に向上させるには、次の手順を試してみてください。

  • ラップトップが完全に充電されているか、電源に接続されていることを確認する。ラップトップのバッテリーが減ってくると、節電するために処理が遅くなります。
  • 可能であれば、クライアントデバイスで実行している他のアプリケーションを終了する。
  • 可能であれば、ブラウザ設定を元のデフォルト設定にリセットする。
  • 使用していないか、不要なプラグインや拡張機能を削除する。
  • 処理能力が高くメモリが大きいモデルにクライアントデバイスをアップグレードする。
Salesforce は、仮想環境/マシンでの安定したパフォーマンスを保証するものではありません。詳細については、こちらの記事を参照してください。


不要なプラグインや拡張機能を無効にする: ブラウザのプラグインや拡張機能が Lightning Experience のパフォーマンスに及ぼす影響は、CPU パワーやメモリリソースがどの程度消費されるかによって異なります。特定のプラグインまたは拡張機能を無効にしてみて、Octane スコアが上がるかどうか見てみてください。アドオンを無効にする方法はブラウザによって異なります。たとえば、Chrome でプラグインまたは拡張機能を表示、有効化、または無効化するには「chrome://plugins/」または「chrome://extensions/」と入力します。

ブラウザの最新バージョンまたはパッチを使用する: ブラウザのベンダーはパフォーマンスやセキュリティ、安定性を高める目的でバージョンを更新したり、修正パッチをリリースすることがしばしばあります。

ブラウザを切り替える: パフォーマンスはブラウザによって差があります。Lightning Experience の最速のブラウザは常に Chrome です。

ブラウザまたはデバイスを再起動する: ブラウザやクライアントデバイスを 1 週間に一度再起動するのも効果的です。多様なアプリケーションを実行しているクライアントデバイスまたはブラウザは、不要に大量のリソースの消費を続けていることがあります。これらのリソースを解放すれば、ブラウザと OS のリソース管理が効率化され、Lightning Experience などの使用頻度が高いアプリケーションにより多くのシステムリソースが振り分けられるようになります。

 

Salesforce 組織の設定

  • 最適化されていない Visualforce 実装を使用している。
  • Aura デバッグモードを有効にしている
  • 複雑な構成、多数のコンポーネント、または何百もの項目が含まれた Lightning ページを使用している。このようなページは処理と表示に時間がかかります。


考えられる緩和ステップ


Visualforce ページを最適化する: 開発者ドキュメントの『Visualforce のパフォーマンスを最適化するベストプラクティス』 に記載されているガイドラインに従ってください。

Aura デバッグモードを無効にする : Lightning コンポーネントの JavaScript コードのデバッグを容易にするために、組織で Aura デバッグモードが有効になっている場合があります。ただし、Aura デバッグモードを実行すると、Lightning Experience のパフォーマンスは低下します。Sandbox 組織や本番組織でこのモードをオフにするには、[設定] から [Lightning コンポーネント] を選択し、[デバッグモードを有効化] チェックボックスをオフにします。

処理負荷が高いページを再設定する: Salesforce 組織で、多数の項目や、非効率なカスタムコンポーネント、または複雑なページ設定のページが使用されている場合は、複雑さを解消してレンダリング読み込み時間を短縮することを検討してください。

 
1.最初に表示される項目をユーザの機能に関連するものだけに絞って、項目数を減らします。これはプロファイルを使用して実行できます。

2.項目や関連リスト、カスタムコンポーネントを含むページの要素をタブに分散させます。最初のタブには最も必要な情報を表示し、二次的な情報は後のタブに移動します。重要度が低いコンポーネントは、1 つまたは複数の Lightning ページタブの後ろに移動します。主タブにないコンポーネントは最初のページ読み込み時には表示されず、オンデマンドで表示されます。たとえば、ニュースコンポーネントと Twitter コンポーネントは、サブタブの [ニュース] タブに移動します。

3.詳細: [詳細] コンポーネントはサブタブに入れるか、[詳細] パネルに表示される項目数を減らします。こうすることで、そのコンポーネントの表示時間が比例的に短縮されます。

4.関連リスト: [関連リスト] コンポーネントは、サブタブに移動します。または、新しい「関連リスト」(単数) コンポーネントを使用して、1 つまたは 2 つ程度の重要な関連リストだけを主ページに表示します。関連リストの数は 3 つ以下に減らします。

5.カスタムコンポーネント: カスタムコンポーネントの有無による影響を数量化します。一部のコンポーネントには、Lightning アクションとしてリファクタリングできたり、全般的な最適化を適用したりすることができます。


Lightning コンポーネントのパフォーマンスのベストプラクティス

 
Lightning Experience のベストプラクティスに関する詳細については、「Lightning Components Performance Best Practices (Lightning コンポーネントのパフォーマンスのベストプラクティス)」を参照してください。
ナレッジ記事番号

000382793

 
読み込み中
Salesforce Help | Article