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Google Chrome での LEX リストビューのパフォーマンス

公開日: Oct 13, 2022
説明
Lightning Experience リストビューのスクロールパフォーマンスは、ページ内の行数に応じて低下します。たとえば、リストビューに 300 行が表示されている場合、スクロールは多少遅くなりますが、500 行ではさらに遅くなり、800 行ではさらに顕著になります。

テーブルの行数が増えるにつれてスクロールが重くなる主な理由は、ブラウザーがスタイルの再計算に費やす時間が増えるためです。この時間はページ内の HTML 要素の量によって決まります。 HTML 要素の数は、当然ながら表示される行数に依存するため、読み込まれるコンテンツの量に応じてパフォーマンスが低下することになります。

これは、Chrome が描画済みの HTML 要素を管理する方法に起因します。Firefox でも比較したところ、Firefox は必要に応じて HTML 要素を削除してキャッシュに保存し、無限スクロールを使用するページを上下にスクロールする際にページに再描画することがわかりました。一方、Chrome は要素をページから削除せず、ページを下にスクロールしていくと、ブラウザーに保持される HTML 要素の数が増加し続けます。これは Salesforce だけでなく、Google ドライブでも大量のドキュメントや画像をスクロールするときに確認されています。
解決策
Chrome が HTML 要素を処理する際のパフォーマンスへの影響を軽減するには、次が推奨されます。 

1. 最初の推奨事項は、大量のコンテンツをスクロールする際にリストビューを使用しないことです。ユーザーが 500 行ものリストから目的の情報を見つけるのは困難です。そのため、コンピューターにその作業を任せましょう。特定のエントリを探している場合は、検索バーを使用して見つけます。特定の種類のエントリを探している場合は、リストビューの検索条件を使用して、表示をその種類のエントリに絞り込むことをお勧めします。
2. 他にも、リストビューの代わりにレポートを使用する方法もあります。レポートはよりシンプルなレイアウトを使用しており、行あたりの HTML 要素が大幅に少なくなっています。社内テストでは、1,000 件のレコードを含むレポートは、1,000 件のレコードを含むリストビューよりもはるかにスムーズにスクロールできることが確認されています。
3.PC ユーザーの場合は、Chrome のスムーズスクロール設定を無効にすることで改善される場合があります。結果は異なる場合がありますが、社内テストでは効果がありました。Chrome ブラウザーに以下を入力し、スムーズスクロールを無効に設定します。 

chrome://flags/#smooth-scrolling

4.パフォーマンスの向上が見られたもう 1 つの設定は、スレッドスクロールです。この設定を無効にするとパフォーマンスが低下する可能性があると警告されますが、社内テストでは、この設定を無効にすることで、Lightning リストビューでのスクロール動作がやや改善されることが確認されています。 

chrome://flags/#disable-threaded-scrolling

リストビューを使用し続ける場合は、テーブルの行あたりの HTML 要素の数を減らすためのオプションがいくつかあります。 

1.表示される列の数を減らします。表示される列が少ないほど、行あたりの要素数が減り、スクロールが全体的に速くなります。これをテストするために新しいリストビューを作成し、2 つの列を削除しました。その結果、対象ページで 800 行を表示する場合でも多少は高速化されました。
2.インライン編集を使用していない場合は、インライン編集を無効にします。インライン編集では、行ごとに複数の追加の HTML 要素が作成されます。ただし、これは組織レベルの設定であるため、その影響は組織全体に及びます。
3.最後に、リストビューのパフォーマンス問題の一部は、CPU のボトルネックに関連していることが判明しました。さまざまなクロックの i7 プロセッサでテストしたところ、2.2GHz のプロセッサでは 2.6GHz 以上のプロセッサと比較して、パフォーマンスが大幅に低下することがわかりました。このオプションは実現的ではない可能性がありますが、より高性能な CPU を搭載したハードウェアをプロビジョニングすることでも、パフォーマンスは大幅に向上します。
ナレッジ記事番号

000383739

 
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