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CRM Analytics の複数値項目の制限事項

公開日: May 1, 2026
説明

複数値項目の生成

複数値項目とは、複数の値がリストまたは配列として含まれる項目です。この項目は次のようにいくつかの方法で生成される可能性があります。

  • "operation": "LookupMultiValue" に設定された Augment 変換の出力として
  • Salesforce からの複数選択リスト項目のダイジェストの結果として
  • Flatten 変換の「multi_field」(通常はパス) として
  • "isMultiValue" : true に項目が設定されている場合の外部データ読み込みの結果として


このいずれの場合も、1 つのレコードの結果項目に、次のような構造で複数のエントリが含まれます。

"MultivalueField":"value1", "MultivalueField":"value2", "MultivalueField":"value3", ...
解決策

複数値項目の制限

現在、CRM Analytics では複数値項目が完全にサポートされていません。詳細は、こちらを参照してください。

  • 検索条件ではサポート - 検索条件では複数値項目が機能します。
    • UI の複数値項目に検索条件を定義すると、検索条件の値内で検索を実行したときに、予期しない結果が返されることがあります。この結果が検索条件の機能に影響することはありません。
  • セキュリティ述語ではサポート - セキュリティ述語では複数値項目が機能します。
    • 複数値項目には 32,000 文字までの制限があります。セキュリティ述語内で複数値を使用し、値が見つからない場合、文字数制限のため値が切り捨てられている可能性があります。確認するには、レシピ変換ノードで array_join() 関数を使用して複数値項目を文字列に変換し、値が切り捨てられているかどうかを確認します。
  • UI およびコードでは一部サポート - ファセット、インタラクション (バインド)、SAQL クエリに複数値項目が含まれる場合は、失敗するか、予期しない結果が生じる可能性が高くなります。
  • XMD では未サポート - XMD 2.0 に "isMultiValue" パラメータが含まれると、検証に失敗します。
  • 値テーブルでは一部サポート - 値テーブルには、値の完全リストではなく、配列の 1 つの値が表示されます。
  • レコードアクションの項目表示では一部サポート - 複数値項目が表示項目に含まれている場合、曖昧さを排除するレコードが表形式で表示されます。レコード アクションの曖昧さ回避画面には、値の完全なリストではなく 1 つの値のみが表示されます。
  • Augment キーや Join キーとして使用不可 - (データフローの) Augment や Join の左のキーまたは右のキーを複数値項目にすることはできません。
  • Augment のパフォーマンスに悪影響 - Augment の "right_select" パラメータに複数値項目を含めると、Augment の処理に時間がかかることがあります。
  • sfdcRegister のパフォーマンスに悪影響 - 1 つ以上の "operation": "LookupMultiValue" augment を含むデータセットを登録すると、処理時間が大幅に増加します。
  • computeExpression および computeRelative では未サポート - データフローの computeExpression および computeRelative ノードで複数値項目はサポートされません。複数値項目を含むデータソースを取り込み、これらのノードがストリームの下流に存在する場合、複数値項目は複数値属性を失ってテキスト項目に変換される場合があります。
  • グループ化では一部サポート - レンズまたはクエリで複数値項目がグループ化として使用された場合は機能しますが、クエリのパフォーマンスに悪影響が及ぶことがあります。
    • ネストされたグループでは複数値項目を使用しないでください。使用すると、デカルト積が生成され、クエリがタイムアウトになる可能性が高まります。
  • リストウィジェットのパフォーマンスに悪影響 - リストウィジェットのクエリに複数値項目を含めると、クエリのパフォーマンスに悪影響が及ぶことがあります。
  • データプレップでは一部サポート - データプレップレシピで複数値項目が表示されない、または使用できないことがあります。 
    • 結合ノードでは複数値項目をキーとして使用できません。
    • 変換ノード (バケット、数式などを含む) は複数値項目をサポートしません。
    • 追加ノードは複数値項目をサポートしません。
  • 日付では日付部の関連付けが失われる - 日付から複数値項目を作成すると、個々の日付コンポーネントの関連付けが失われ、意味のないデータになります。
  • 共有継承では未サポート - 複数値項目でオブジェクトの ID が使用されている場合は、そのオブジェクトで共有継承が機能しません。
  • Einstein Discovery では未サポート
 

推奨事項 

  • Augment - grain 方向を再構成して複数の一致を回避することをお勧めします。
  • 複数選択リスト
    • 複数選択リスト項目の値は、1 つの区切られた文字列として取り込まれます。このため、項目の精度が十分に高くない場合には、値が切り捨てられたり、欠落したりする可能性があります。リストのすべての値が取り込まれるように、sfdcDigest メタデータに設定されている精度の高さが十分であることを確認してください。
    • 配列の 1 つの値ではなく、テーブル内のすべての項目値を表示する場合は、項目を単一値項目として取り込む必要があります。つまり、"isMultiValue" パラメータを false に設定し、sfdcDigest JSON またはデータフローエディタから "multiValueSeparator" パラメータを削除します。この処理により、項目の内容が個々の値ではなく、1 つの文字列として取り込まれます。この方法では、項目がグループ化で有効になることがない一方で、「contains」検索条件で適切な絞り込みが行われます。
  • 外部データ - 外部メタデータの "isMultiValue" パラメータを false に設定します。
    • この方法では、項目の内容が 1 つの文字列として取り込まれます。「contains」検索条件を使用すると、適切な絞り込みが行われます。グループ化が必要な場合は、項目を複数値項目 (グループ化の場合) および単一値項目 (他の機能の場合) として複製することをお勧めします。
  • 全般 - 複数値項目に依存して必要なデータ操作を行うことはお勧めしません。
ナレッジ記事番号

000383895

 
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