送信ログデータエクステンションは、Marketing Cloud 内でユーザがアクセスできる継続的なレコードで、管理ユーザが指定した送信時間データ (登録者固有の属性データ、独自の使用事例のデータエクステンションの行データなど) を保存します。
この継続的なレコードにより、Marketing Cloud 内の標準の追跡データや標準レポートからは簡単にアクセスできないデータにアクセスできるようになり、データエクステンションを継続的に上書きする場合に役立ちます。 送信ログデータエクステンションを作成する場合、SendLog DE テンプレートを使用して作成できるデータエクステンションは 1 つのみという制限があり、また、ベストプラクティスとして、すべての送信ログデータエクステンションは行ベースの保持を設定して実装する必要があります。
メール送信ログに関するその他のベストプラクティスについては、ドキュメント「送信ロギングのベストプラクティスとヒント」を参照してください。
Marketing Cloud では、次の送信方法を使用して、送信時間データを送信ログレコードに追加できます。
ガイド付き送信、ユーザが開始した送信、Journey Builder 送信では、SendLogging のオプションがデフォルトでオンに設定されており、変更できない場合があります。Salesforce 送信とトリガーによる送信では、このオプションのチェックボックスはオンになっていますが、必要に応じてオフにすることができます。A/B テスト送信では、このオプションはデフォルトでは選択されていませんが、A/B テストには Journey Builder と Path Optimiser を使用することをお勧めします。
送信時に、データは SendLog に書き込まれ、次のような数通りの方法で追加することが可能です。
こちらの動画を視聴するか、以下の手順に従って送信ロギングデータエクステンションを設定してください。
SendLog は、送信時にデータを取得し、その情報を保存して、送信以外のソリューションでも活用するための強力なツールです。送信時間データを取得して保存する例では、動的な FromName や FromEmail を使用したり、レポート作成のためにデータウェアハウスにエクスポートしたりすることができます。以下に、SendLog データエクステンションの使用方法の例として、購読者への送信のログ以外の例をいくつか紹介します。
メール送信ロギングデータエクステンションでは一意のジョブや購読者の情報が記録されるため、メールトラッキングデータビューを効率的にクエリできます。JobID、ListID、BatchID、SubID フィールドの送信ロギングデータエクステンションを _Bounce、_Click、_Open、_Sent データビューのいずれかに結合します。
送信ロギングデータエクステンションをデータビューに結合すると、Marketing Cloud でメール送信が試行されない場合 (List Detective や購読者の状況が原因) を除外したメール追跡のビューが提供されます。このメールパフォーマンスのビューでは、追跡情報を送信可能なデータエクステンショのレコード件数と比較するのではなく、顧客の行動をより正確に把握できます。このビューには、メールを送信した購読者の活動が表されますが、List Detective や無効な購読者の状況によって利用者から除外された購読者は含まれません。
特定のジョブのメールを受信して、そのメールをクリックした購読者を表示するクエリの例は次のとおりです。
SELECT SubscriberKey, EventDate FROM _Click AS C JOIN SendLog AS S ON S.SubID = C.SubscriberID AND S.JobID = C.JobID AND S.ListID = C.ListID AND S.BatchID = C.BatchID WHERE S.JobID = xxxxx
ErrorCode フィールドを介した TriggeredSends のトラブルシューティング
API コールを非同期で送信すると、SendLog データエクステンション内に指定された ErrorCode フィールドを通じてエラーを SendLog に記録できます。API 経由で deliveryRecords ルートをコールすることもできますが、エラーを送信ロギングデータエクステンションに記録して、トリガーによる送信および特定のエラーコードの受信頻度をさらに分析することができます。
「Missing Required Fields」(エラーコード 19) や「List Detective Exclusion」(エラーコード 24) などの一般的なエラーは送信ロギングデータエクステンションを照会することで、その根本原因を特定するために定量化して分析することできます。
送信時間属性情報
メールに頻繁に変更されるデータを含む属性/フィールドがある場合、属性/フィールド情報を SendLog に追加することがメール送信時にその情報を確認するための優れた方法となります。
この例として、さまざまなメールを送信するために同じ送信可能なデータエクステンションを利用する週次プロモーションメールがあります。EmailName や件名などのコンテンツ固有の情報を SendLog に書き込んで、購読者トラッキング分析に役立てることができます。
この例では、EmailName を SendLog に書き込むため、そのためのフィールドを SendLog データエクステンションに作成する必要があります。
新しいフィールドを追加したら、%%emailname_%% パーソナライズ文字列を使用して、値を SendLog の新しいフィールド名に一致する変数に書き込みます。
メール内で、変数を作成し、その変数に EmailName パーソナライズ文字列を設定する AMPScript コードの簡単なスニペットを作成します。
%%[ VAR @EmailName SET @EmailName = emailname_ ]%%
4 週間にわたり、実行中のキャンペーンに基づいて 4 種類のメールを送信します。
4週間にわたり、メールを同じデータエクステンションと購読者に送信します。SendLog データエクステンションの購読者の例は、次のようになります。
| JobID | ListID | BatchID | SubID | TriggeredSendID | ErrorCode | EmailName |
| 1234 | 100 | 1 | 1857295 | NULL | NULL | 新しい購読者に割引を提供する |
| 5678 | 100 | 2 | 1857295 | NULL | NULL | 新商品の発売情報 |
| 1357 | 100 | 3 | 1857295 | NULL | NULL | 購読者向けのパイロットプログラム |
| 2468 | 100 | 4 | 1857295 | NULL | NULL | 新商品の発売 |
これで、DataViews (前述) を利用して、上記のメール/送信のトラッキング分析を抽出し、そのパフォーマンスをより詳細に確認することができます。
その他の送信時間の使用事例には、動的送信者プロファイルの使用があります。詳細については、ナレッジ記事「Use a Content Block containing AMPScript with Dynamic Sender Profiles (動的送信者プロファイルでの AMPScript を含むコンテンツブロックの使用)」を参照してください。
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