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Marketing Cloud Engagement | トリガーによる送信(Journey Builder 送信含む)が購読者に送信されない

公開日: May 29, 2026
説明

概要

Marketing Cloud メールをトリガーによる送信定義で送信すると、トリガーによる送信 API 呼び出しや Journey Builder メール送信アクティビティで指定された購読者にメールが送信されないことがあります。

購読者にトリガーによるメールが送信されない一般的な原因はいくつかあります。各セクションでは動作の概要とメールが送信されない原因を確認する方法を説明します。

⚠️: このナレッジ記事は Email Studio 経由でのトリガーによる送信もしくは、Journey Builder 送信に限定したものです。一部の情報は Transactional API にも当てはまりますが、この記事では Email Studio 経由のトリガーによる送信と Journey Builder 送信にのみに焦点を当てています。


目次

 

トリガーによる送信の状況

トリガーによる送信でメールが送信されるためには、実行中/有効状況である必要があります。UI の 4 つの状況と SOAP API の使用時の追加の状況があります。
 

  • 新規 (UI) と新規 (API)
  • 一時停止 (UI) と無効 (API)
  • 実行中 (UI) と有効 (API)
  • アーカイブ済み (UI) とキャンセル済み (API)
  • 削除済み (API のみ)


Email Studio 内でトリガーによる送信の状況を確認するには、次の手順を使用します。

  • MC テナントにログインし、Email Studio に移動します
  • [インタラクション] を選択し、メニュー内の [トリガーによるメール] を選択します
  • フォルダ構造内でトリガーによる送信を見つけます
  • 右側で、[状況] 列を確認して、トリガーによる送信が [実行中] であることを確認します


トリガーによる送信が一時停止/無効状況である場合、メールはキューに登録され、トリガーによる送信が実行中/有効になると送信されます。[開始/再開] を押すとすぐに、システムによってキューに登録されているメールの送信が試みられます。キューに登録されているメールの送信に懸念がある場合は、「トリガーによる送信のキューオプション」を参照して、キューに登録されたメールを特定し、トリガーによる送信キューを消去します。

トリガーによる送信が実行中で、キューにメールが残っている場合、そのトリガーによる送信はエラー状態です。トリガーによる送信がエラー状態に移行すると、Alert Manager で設定されたアドレスへメールが送信されます(Alert Manager が設定されていない場合は、設定を完了し、トリガー送信を停止/開始を行うことで、再度エラーが発生した際に理由付きのメールが送信されます)。エラーが解決したら、[停止] / [パブリッシュ変更] / [開始/再開] を行い、更新済みのコンテンツでキュー内の購読者へ送信してください。

⚠️: Marketing Cloud には 3 日間のトリガーによる送信の有効期限ポリシーがあります。キューに 72 時間を超えて滞留している購読者は、そのトリガーによる送信が再開されるとエラー状態に移行します。

解決策

トリガー送信メールが購読者に届かなかった原因を特定するには、以下の手順を順番に確認してください。

 

除外管理


ドメイン除外データエクステンションまたは除外スクリプトを使用して、トリガーによる送信から購読者を除外できます。除外された購読者はメールの SendLog に表示されませんが、NotSent データ抽出に表示されます。


ドメイン除外データエクステンション


ドメイン除外データエクステンションは、「DomainExclusion」テンプレートで作成されるデータエクステンションです。「DomainExclusion」テンプレートで作成されたデータエクステンションのみ、トリガーによる送信のセットアップ時にドメインエクステンションのフォルダツリーに表示されます。

ドメイン除外データエクステンションには定義済みの「ドメイン」フィールドが含まれており、必要に応じたドメインをすべて入力して、トリガーによる送信に適用できます。API 呼び出しでドメイン除外データエクステンションのドメインを含む EmailAddress に送信しようとしても、送信されません。

API 呼び出しの EmailAddress はすべての購読者リストの SubscriberKey の EmailAddress とは異なる場合があります。その SubscriberKey ですべての購読者リストを確認しても、送信が除外されたことを正確に確認できない場合があります。

ドメイン除外データエクステンションで除外された購読者を確認するには、NotSent データ抽出を設定し、ファイルを確認します。除外された購読者は次のように表示されます。

  • SendID = 送信の JobID
  • EventType = NotSent
  • Reason = Domain Exclusion


 

除外スクリプト


除外スクリプトでは AMPscript を使用して、トリガーによる送信の受信から購読者を制限します。「Create an Exclusion Script to limit a Triggered Send to Email one Subscriber at a time」(除外スクリプトを作成して、一度に 1 名の購読者にメールを送信するようトリガーによる送信を制限する) 記事では、この機能の使用例を説明しています。

除外スクリプトで購読者を除外した場合、NotSent データ抽出を確認すると、その購読者が除外スクリプトを指す理由が表示されます。

  • SendID = 送信の JobID
  • EventType = NotSent
  • Reason = Excluded by Send Time Filter

⚠️: トリガーによる送信定義内に除外スクリプトを作成できない場合、この機能を有効にするカスタマーサポートのケースを作成します。



API 呼び出しのトラブルシューティング


トリガーによる送信メールメッセージを作成するときは、TriggeredSendDataExtension テンプレートを使用して、トリガーによる送信データエクステンションを作成することをお勧めします。トリガーによる送信データエクステンションをトリガーによる送信メールに関連付けると、API 呼び出しと購読者に関する具体的な詳細が記録され、送信の問題のトラブルシューティングに役立ちます。

⚠️: Marketing Cloud に対して実行したすべての API リクエストと応答を記録して、API 呼び出しの詳細なトラブルシューティングができるようにすることをお勧めします。

Marketing Cloud では同期 (sync) および非同期 (async) API 呼び出しの両方が可能です。以下のセクションでは、システムで同期呼び出しと非同期呼び出しを処理する方法の違いについて説明します。
 

同期 API 呼び出し


非同期のトリガーによる送信 API 呼び出しを実行すると、Marketing Cloud では単一のトランザクションでリクエストが処理され、応答されます。Marketing Cloud エンドポイントによる API 応答を確認して、API 呼び出しがトリガーによる送信メールの送信に失敗した理由を判断します。

最も一般的な ErrorCode は 180008 です。SOAP エラーコード開発者ドキュメントでエラーコードの完全なリストを確認してください。

 

非同期 API 呼び出し


トリガーによる送信 API 呼び出しを非同期で実行すると、Marketing Cloud で API 呼び出しの構造が正しいことが確認された後、処理キューにリクエストが入れられます。システムでは初期応答を送信する前に、呼び出しを処理しようとしたり、提供されたデータでメールの送信が正常に完了するかどうかを評価したりしません。

非同期 API 呼び出しは応答前に処理が完了しないため、完了の初期応答を受信しても、API 呼び出しの誤ったデータまたは欠落データにより、メールの送信が失敗する可能性があります。

非同期処理に関するドキュメントを確認して、この API 処理方法がニーズに合っているかどうかを判断することをお勧めします。非同期 API 呼び出しを使用している場合、非同期呼び出しの最終結果を確認する、非同期呼び出しのコールバック処理を実装していることを確認します。

コールバック処理を実装していない場合は、同じ API 呼び出しを非同期ではなく同期的に実行すると、呼び出しの応答でリアルタイムエラーを取得できます。

同期または非同期呼び出しが失敗した場合は、SendLog (設定されている場合) または NotSent データ抽出を見て、購読者が送信から除外されたかどうか、および除外された理由を確認します。

⚠️: 一部のエラーコードSendLog データエクステンションに記録され、API 呼び出しのトラブルシューティングに使用できますが、送信で除外された購読者を特定するには、NotSent データ抽出がソースとして推奨されます。

API を使用して、deliveryRecords URI 経由で messageDefinitionSends サービスの結果を返すこともできます。エンドポイントには messageDefinitionSends サービスの応答からの RecipientSendId 値が必要であるため、この値をログに記録していることを確認し、次にそれを URL パラメータとして追加して、トリガーによる送信メッセージの配信 (または未配信) を確認します。

messageDefinitionSends ルートからの応答の例は次のとおりです。
 

{
    "requestId":"9719beb7-7447-4c19-ae56-b16e863be863",
    "responses": [
        {
            "recipientSendId":"9719beb7-7447-4c19-ae56-b16e863be863",
            "hasErrors": false,
            "messages": [
                "Queued"
            ]
        }
    ]
}


recipientSendId 値を書き留めたら、これを次のように URL に挿入します。
 

https://xxxxxxxxxxxxxxx.rest.marketingcloudapis.com/messaging/v1/messageDefinitionSends/key:PasswordReset/deliveryRecords/9719beb7-7447-4c19-ae56-b16e863be863


GET 呼び出しを実行して、送信に関する情報が返されたら、応答に、送信が成功したか失敗したかに関する情報が提供されます。次に失敗した送信の例を示します。
 

{
    "id": "fe9fbb4c-d316-ec11-b835-48df37d1df5a",
    "messageId": "af6d0b88-fa96-4815-a7d9-d7312978a5c2",
    "status":"Error",
    "to": {
        "address": "",
        "id":0,
        "key": ""
    },
    "messageErrors": [
        {
            "messageErrorStatus":"There are required data extension fields missing for the subscriber"
        }
    ]
}

  



標準メールトラブルシューティング


トリガーによる送信が有効で、API 呼び出しが正しいことを確認したら、標準メールトラブルシューティングステップを実行します。 

ナレッジ記事番号

000389503

 
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