Loading
Salesforce から送信されるメールは、承認済ドメインからのみとなります続きを読む

参照 ID の無効化および Lightning スレッドへの切り替え

公開日: May 2, 2026
説明

Salesforceは、参照 ID の無効化および新しいメールスレッド動作への移行のリリース更新をいつ実施するのでしょうか?

[Winter '25 更新] Salesforceは、参照 ID の無効化および新しいメールスレッド動作への移行のリリース更新の適用を強制する予定はなくなりました。以前、Salesforce はこの更新は Spring '25で適用されると発表しました。参照 ID よりもケースへのメールのスレッド化が安全になるため、この更新を有効にして Lightning スレッドに移行することを強くお勧めします。

変更点は?

メールスレッドとは、受信メールおよび送信メールを関連するケースと照合して、関連するメールのコレクションがケースフィードに表示されるようにするプロセスです。Spring '23 では、メール-to-ケースで Lightning スレッドと呼ばれる新しいメールスレッドアプローチがサポートされます。

この新しいスレッド動作では、受信メールの照合に参照 ID 文字列は使用されません。代わりに、メールの件名または本文でセキュアトークンを使用して照合されます。トークンベースのスレッドを使用して一致が見つからなかった場合、メール-to-ケースではヘッダーベースのスレッドを使用して、メールヘッダーのメタデータが確認されます。

「参照 ID の無効化および新しいメールスレッド動作への移行」リリース更新により、組織は Lightning スレッドに移行できるようになりました。このリリース更新は、Winter '21 で最初に使用可能になった、参照 ID スレッドからヘッダーベースのスレッドに移行するためのリリース更新の代わりに使用されます。  

この変更を行う理由は?
Lightning スレッドは、受信メールおよび送信メールを関連するケースと照合するのに役立つメールスレッドの安全な方法です。Lightning スレッドではトークンベースとヘッダーベースのスレッドが組み合わされているため、メール-to-ケースで対応するケースがより確実に検出され、関連するケースが存在する場合に新しいケースが作成されないようにすることができます。

Lightning スレッドという名前が付いた理由は?
この新しいスレッドアプローチは Lightning Experience でサポートされているためです。最新のイノベーションと製品機能を活用できるように、お客様には Lightning Experience に移行することをお勧めします。

Lightning スレッド動作の違いは?
Lightning スレッドでは、メール-to-ケースによってトークンがケースの送信メールのメール本文または件名に挿入されます。参照 ID 文字列と同様に、トークンは一意に書式設定された文字列ですが、Salesforce セキュリティ標準を満たす方法で生成されます。ケースの送信メールにお客様が返信すると、応答内のトークンが検索され、受信メッセージとその関連するケースの照合が行われます。一致が見つからない場合、ヘッダーベースのスレッドに戻り、In-Reply-To ヘッダーと References ヘッダーに Message-ID があるかどうかが確認されます。トークンベースとヘッダーベースのスレッドの組み合わせを使用して一致するケースが識別できない場合、新しいケースが作成されます。

Lightning スレッドに移行すると、メール-to-ケースでは参照 ID が送信メールに挿入されず、照合で受信メールの参照 ID が無視されるようになります。

お客様がこのリリース更新を最初に使用できるようになった時期は?
ヘッダーベースのスレッドに移行するためのリリース更新は、Winter '21 に最初に使用可能になりました。その更新が修正され、Spring '23 に Lightning スレッドに移行しました。

このリリース更新に関連して導入された変更点は?

アーリーアダプターの皆様から、Lightning スレッドについて非常に多くのフィードバックをいただきました。感謝申しあげます。私たちは、お客様のニーズに応えるべく、機能改善に努めてまいります。

  • Summer '20: このリリース以降、メール-to-ケースで送受信されるすべての標準メールの Message-ID が自動的に保存されるようになりました。
  • Winter '21: このリリース以降、すべての新しい組織でメールヘッダーベースのスレッドメカニズムがデフォルトで使用され、参照 ID ベースのスレッドメカニズムは推奨されなくなりました。
  • Summer '21: このリリース以降、メールヘッダーベースのスレッドは、フローまたはプロセスビルダーのプロセスによって送信されるケースメールアラートでサポートされるようになりました。
  • Winter '23: このリリース以降、ヘッダーベースのスレッドが有効かどうかにかかわらず、メールアラートに Message-ID に関連するケースを特定する情報が含まれるようになりました。
  • Spring '23: このリリース以降、すべての新しい組織で Lightning スレッドがデフォルトで使用され、推奨されるアプローチになりました。
  • Winter '24: Salesforce は、Spring '25 リリースで Lightning スレッドが適用される予定であると発表しました。
  • Spring ‘24: Salesforceで、ヘッダーベースのスレッド設定が可能になり、メールのスレッド化を柔軟に選択できるようになりました。
  • Spring ’25: 参照 IDの無効化および新しいメールスレッド動作への移行リリース更新が適用される予定です。

     

スレッドとリリース更新の変更に関する発表方法は?
Lightning スレッドに対する変更をお客様に案内するために録画された Web セミナー (2022 年 12 月 16 日) をご覧いただけます。以前は、参照 ID からヘッダーベースのスレッドへの移行は、リリース更新に関するリリースノートの公開、CSG Web セミナー、テクノロジコミュニケーションからのメールで通知されていました。  

現在使用されているスレッドアプローチを確認する方法は?
[設定] の [メール-to-ケース] ページに移動します。[メール件名にスレッド ID を挿入] と [メール本文にスレッド ID を挿入] という設定が表示された場合は、参照 ID スレッドが使用されています。リリース更新「参照 ID の無効化と新しいメールスレッド動作への移行」を使用して、Lightning スレッドに切り替えることをお勧めします。この 2 つの設定が表示されない場合は、更新の必要はありません。

以前に参照 ID からヘッダーベースのスレッドへの移行を行っている場合、[メール-to-ケースの設定] ページに [メール件名にメールスレッドトークンを挿入][メール本文にメールスレッドトークンを挿入] が表示されます。Lightning スレッドのケース照合の利点を最大限に活用するために、この 2 つの設定を有効にすることをお勧めします。

解決策

Lightning スレッドに移行する前に実行すべきアクションは?
[Case Thread Token (ケーススレッドトークン)] 差し込みフィールドを使用するようにメールテンプレートを更新します。既存のカスタムコードを更新し、参照 ID スレッド動作が使用されないようにして、トークンおよびヘッダーベースのスレッドのサポートを追加します。Lightning スレッド用の新しい Apex メソッドとサンプルが公開されています。Sandbox でカスタムコードの変更をテストしてください。  

リリース更新を有効にする方法は?
[設定] の [クイック検索] ボックスに「リリース更新」と入力し、[リリース更新] を選択します。[Disable Ref ID and Transition to New Email Threading Behavior (参照 ID の無効化と新しいメールスレッド動作への移行)] を選択します。更新の詳細を表示し、[テスト実行を有効化] をクリックして、ヘッダーベースのスレッド更新を有効にします。

このリリース更新を有効にするためのベストプラクティスは何ですか?

  • まず、Sandbox 環境で更新をテストしてください。これにより、更新の影響を事前に確認し、必要に応じて設定やカスタムコードを調整することができます。

  • Sandbox 環境および本番環境の両方について: 更新を有効にした後、[設定] のクイック検索ボックスで「Apex クラス」を検索し、[すべてのクラスをコンパイル] を選択します。 Apex のコンパイルに問題がある場合は、事前に検出されます。

  • 組織で更新を有効化する準備ができたら、業務に支障をきたさないよう、営業時間外の時間帯を選んでください。


この更新を有効化すると、動作はどのように変わりますか?

  • 現在有効になっているメールの件名と本文の対応する参照 ID 設定に基づいて、スレッドトークンのメールプリファレンスが設定されます。 
  • 受信メールは、メールの件名または本文の 参照 ID ではなく、トークンを使用してケースと照合されます。一致するケースが見つからない場合、メールヘッダーベースのスレッドが使用されます。送信メールには参照 ID が含まれないようになりました。 
  • 更新前にカスタムコードが変更されていない場合、コード内の参照 ID のインスタンスは失敗します。
    • Apex メソッド getCaseIdFromEmailThreadId は非推奨になりました。受信メールの場合は、EmailMessages.getRecordIdFromEmail または Cases.getCaseIdFromEmailHeaders メソッドを含めて、メールトークンまたはメールヘッダーからそれぞれケース識別子を取得します。
    • 送信メールの場合は、EmailMessages.getFormattedThreadingToken または Cases.generateThreadingMessageId メソッドを使用して、スレッドトークンまたはメールヘッダーベースのスレッド情報をそれぞれ送信メールに含めます。これによって、メール-to-ケースが適切なケースへのスレッド返信を作成できるようになります。

複数のケースレコードが作成される理由は?
複数のメール-to-ケースのルーティングアドレスを設定した場合に、お客様が一度に複数のアドレスにメールを送信すると、複数のケースレコードが作成されます。この動作は、すべてのスレッドモデルで発生する可能性があります。メール-to-ケースで複数のルーティングアドレスへのメール送信がサポートされるまでは、お客様にメールを単一のアドレスに送信するように依頼してください。重複するケースを統合するには、ケースマージ機能を使用します。
 
組織が Lightning スレッドに切り替えた場合、既存のケースやメールはどうなりますか?
ヘッダーベースのスレッドを使用して、既存のケースにメールをスレッド化し、スムーズな移行を実現します。メール-to-ケースの設定で、組織設定で [スレッドにメールヘッダーを使用する] が有効になっていることを確認します。

Lightning スレッドとリリース更新の詳細を確認する場所は?
Lightning スレッドへの切り替えに関する詳細、ヒント、考慮事項については、以下を参照してください。

ナレッジ記事番号

000389648

 
読み込み中
Salesforce Help | Article