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セールイベントを成功させるために役立つセールイベントの準備チェックリスト/セールの評価方法

公開日: Aug 5, 2021
解決策
Question : セールイベントの準備をしていますか、あるいはセールイベントの準備に役立つチェックリスト/評価基準が必要ですか?

Environment : Production

Answer : このチェックリストは、成功するセールイベントの準備に役立つように設計されています。チェックリストは、セールイベントの 2 週間前に始まるウィークリータスクにアイテムを分割します。これには、セールに至るまでのタスクおよびセール中は成功を測定するポストセールタスクを含みます。

緊急/未準備のセールイベントにつきましても、以下はまだ有効です。 レポートとダッシュボードのパフォーマンスリアルタイムメトリックもチェックして、インジケーターの 1 分あたりのリソース使用率を評価してください。

フラッシュセール/ハイプセール/新製品発売については、
こちらのガイドラインを参照してください。


セールイベント 2 週間前

1. セールイベント時の予想トラフィックなど、必要なセールイベント情報をすべて収集します。以下が情報のサンプルです。
最大リクエスト数/日
・最大リクエスト数/時間
・最大注文数/日
・最大注文数/時間
・最近の類似のセールの日付 (タイプおよびピーク時注文)
・通常の時間単位注文数に対する倍数 (例: 2X 通常の時間単位注文数)
・予想されるトラフィック分布 (例: 最初の 10 分間または 1 日の特定の時間に訪問/注文が、例えば 50% 急増した場合のピークトラフィック)
・ハイプ/製品発売セールの場合、SKU (マスター、バリエーション) のリスト:

上記の情報は、貴社のビジネス分析チームと協力して収集できます。この情報は、予想されるセールイベントのトラフィックを以前のセールイベントに基づいたものにしたり、最新のトラフィックに基づいて傾向を調べ、それを基準に決めてください。
これらの数値は、Salesforce B2C Commerce Cloud プラットフォームの「Reports & Dashboards」から収集できます。


1.1. 「最大リクエスト数/日」の取得方法 - その1

「Reports & Dashboards」の「Technical」ダッシュボードより1日のリクエスト数が確認できます。

URL: https://ccac.analytics.demandware.com/technical/controller

User-added image

平常時の1日のリクエスト数と実施予定のセールイベントの規模等を考慮し「最大リクエスト数/日」の値を求めます。
過去のセールイベント実施した実績がある場合は、当時の1日のリクエスト数を参考にします。

1.2. 「最大リクエスト数/日」の取得方法 - その2

1時間のVisit数を1日の最大リクエスト数に換算する際は、以下の概算式をご活用ください。
※「リクエスト数/Visit」と「1日分の時間数」の具体的な数値は弊社側の過去実績に基づいた値となります。
 
1日の最大リクエスト数 = Visit数/1時間 x リクエスト数/Visit x 1日分の時間数
リクエスト数/Visit = 20
1日分の時間数 = 16

例えば、1時間のVisit数が5Kの場合、1日の最大リクエスト数としては以下のように1.6Mが得られます。
1日の最大リクエスト数 = 5,000 x 20 x 16 = 1,600,000

1.3. 「最大リクエスト数/時間」の取得方法

ストアフロントは24時間稼働するものの、深夜時間帯にはアクセスが減る傾向があります。そのため、概算で「最大リクエスト数/日」から「最大リクエスト数/時間」を求める場合、1日は24時間でなく16時間とします。計算式は下記通りです。
 
最大リクエスト数/時間 = 最大リクエスト数/日 ÷ 16

例えば、「最大リクエスト数/日」が1,600,000の場合、「最大リクエスト数/時間」は概算で100,000となります。

また、「Reports & Dashboards」の「Real-Time」ダッシュボードでは1分単位のリクエスト数を過去2週間分まで確認できます。

URL: https://ccac.analytics.demandware.com/realtime/performance

image.png

 セールイベント時のリアルタイムのリクエスト数を「Reports & Dashboards」より収集し、次回のセールイベントの予測値としてご活用ください。

1.4. 「最大注文数/日」の取得方法

「Reports & Dashboards」の「Sales」ダッシュボードの「Orders」タブより、過去の1日の注文数が確認できます。

URL: https://ccac.analytics.demandware.com/sales

image.png

平常時の注文数や実施予定のセールイベントの規模等を考慮し「最大注文数/日」の値を求めます。
過去のセールイベント実施した実績がある場合は、当時の1日の注文数を参考にします。

1.5. 「最大注文数/時間」の取得方法

「『最大リクエスト数/時間』の取得方法」節と同様な理由で1日は24時間でなく16時間とします。計算式は下記通りです。
最大注文数/時間 = 最大注文数/日 ÷ 16

例えば、「最大注文数/日」が1,600の場合、「最大注文数/時間」は概算で100となります。

また、「Reports & Dashboards」の「Real-Time」ダッシュボードでは1分単位の注文数を過去2週間分まで確認できます。

URL: https://ccac.analytics.demandware.com/realtime/sales

image.png

セールイベント時のリアルタイムの注文数を「Reports & Dashboards」より収集し、次回のセールイベントの予測値としてご活用ください。

2. セールイベント準備チケットを開く必要があるかどうかを確認します。
この記事で言及されている条件のいずれか (参照用にサマリーをここに提供) が満たされている場合は、Salesforce B2C Commerce Cloud サポートへのお問い合わせを起票します。

・セールイベントのピーク時には、最低 1,000 件の注文が予想されます。
・注文、リクエスト、または訪問者の最大セールイベントは、通常時間範囲の 2 倍 (200%) 以上です。
・このイベントは、以前のイベントとはタイプまたはトラフィックパターンが異なることが予想されます。

3. BOT トラフィックパターンを確認します。
・トラフィックレポート、特に BOT トラフィックを確認します。Business Manager で [マーチャントツール] | [Analytics] | [トラフィックレポート] に移動すると、1 日あたりの訪問数と 1 時間あたりのトラフィック数を確認できます。
・上位ロボットレポートは、一意のロボット (既知のロボットのみを含む) の数、およびロボットからのリクエストの総数の概要を提供します。ドキュメントはこちらから入手できます。
・サイトが大量の BOT トラフィックに遭遇している場合、特にセールイベントの際は、ロボットのベストプラクティスの設定 (bingbot のサンプル記事)、CAPTCHA、レート制限など、PerimeterX などの SI ソリューションなどの BOT トラフィック軽減オプションを検討してください。
・ナレッジ記事「Peak-Sales-Hype-Event-Guidelines」(ピークセール/ハイプイベントのガイドライン)の特に BOT トラフィックとトラフィック管理に関するセクションが役立つ場合があります。
・ナレッジ記事「How to determine increased BOT traffic on site (サイトで増加した BOT トラフィックを判別する方法)」も参考になります。

4. パイプラインのパフォーマンスを確認します。
・[Reports & Dashboards] | [Technical ダッシュボード] に移動し、パイプラインのパフォーマンス、具体的には、検索、製品、ホームパイプライン、および貴社の環境で最も一般的に使用される追加のパイプラインを選択して、パイプラインパフォーマンスレポートを確認してください。パイプラインパフォーマンスレポートのドキュメントリンク
・メインパイプラインの応答時間を 500 ミリ秒未満に保つことをお勧めします。キャッシュがユースケースで許可されているとおりに適用されていることを確認してください。これにより、アプリケーションサーバーへのリクエスト数が減り、トラフィックの多いシナリオで役立ちます。サイトが長期間 500 ミリ秒を超えている場合は、開発の取り組みを開始し、改善できる領域を見つけるためにパイプライン/コントローラーコードをレビューすることをお勧めします。また、サイトがセールイベントで同等のトラフィックを実行することを確認するために、負荷テストを実行することも役立ちます。
・この記事はキャッシュの改善に役立つ可能性があります

5. クォータのアラートを確認します。
・[管理] | [オペレーション] | [クォータのステータス] に移動して、クォータのアラートを確認します。
・クォータのアラートにアクセスする方法についてのナレッジ記事のリンクを参照してください。
API 関連のクォータについて説明している記事を参照してください。
・「Object Quota information (オブジェクトクォータ情報)」を参照してください。

6. サービスフレームワークを確認します。
・すべてのサードパーティサービス (バックグラウンドジョブで使用されるサードパーティサービスを含む) にタイムアウトが正しく設定されていることを確認します: What is the quota api.dw.serviceTimeoutNotSet and what do the warnings mean? (クォータ api.dw.serviceTimeoutNotSet とは何ですか、その警告はどういう意味ですか?)
・推奨は、ストアフロントリクエストの場合は 1〜3 秒、決済プロバイダーの場合は最大 5〜10 秒です。
サーキットブレーカーおよびレート制限技術の設定と使用
・ビジネス上重要なサードパーティサービス (主要な決済プロバイダーなど) を特定します:
・サードパーティに貴社のセールス (予想されるトラフィックとピークタイム) を知らせてください。貴社のサードパーティサービスエスカレーション手順をレビューして文書化してください。
・無効化できない重要なサービスについては、サードパーティのサービスが利用できなくなった場合のビジネス戦略を実装してください。
・ビジネス上、重要ではないサードパーティサービスについては、それらを無効にする方法を理解してください。
・Salesforce Commerce Cloud は、サービスフレームワークの使用を推奨しています。

セールイベント 1 週間前

1. レプリケーションスケジュールを確認します。
レプリケーションスケジュールがセールイベントのピークトラフィック時間と競合するかどうかを確認します。ハイプイベントの前にレプリケーションが必要な場合は、(コードまたはデータ) レプリケーションを、ハイプイベント開始の遅くとも 4 時間前にスケジュールしてください。レプリケーションのベストプラクティスの記事を参照してください。

2. プラットフォームコードの更新が計画されているかどうかを確認します。
セールイベントのため、予定されているプラットフォームの導入を延期またはオプトアウトする必要がある場合は、セールイベントの少なくとも 72 時間前にサポートリクエストを作成してください。

3. セールイベントのプロモーション/メールキャンペーンを確認します。
オンラインマーケティングプロモーションを実施する場合は、キャンペーンのベストプラクティスの記事を参照してください。
ホリデープロモーションやセールの準備として、お客様へ個別にメールを送信する予定がある場合は、 その場合は、キャッシュヒット率を確保してサイトのパフォーマンスを維持することが重要です。

・次の推奨事項に従ってください: 「Improve caching and performance for high traffic events (such as big sales, flash event, and email blast) using unique URL parameters」(固有の URL パラメーターを使用して、トラフィックの多いイベント (大規模なセール、フラッシュイベント、メールブラストなど) のキャッシュとパフォーマンスを向上させる)
・ベストプラクティスとして、Salesforce Commerce Cloud では、メール内に埋め込まれた URL で一意のパラメーター (つまり、カスタマー ID またはメールアドレス) を使用しないことをお勧めします。これにより、キャッシュヒット率が低下し、パフォーマンスの問題が発生するためです。
・可能な限り、ランディングページとキャンペーンのターゲットを完全にキャッシュして軽量化してください。

4. コードフリーズウィンドウを確認します。
テストされていない変更がセールイベントのトラフィックを妨害しないように、セールイベント開始日の少なくとも数日前にコードフリーズを適用することを検討してください。

5. 手動のキャッシュ無効化をしないでください。
レプリケーションのベストプラクティスに記載されているように、ピークトラフィックに対するサイトの準備に影響を与える可能性のある手動のキャッシュ無効化またはコンテンツの変更は避けてください。

6. ジョブのスケジュールを確認します。
・トラフィックのピーク時にストアフロントリクエスト処理にすべてのリソースを割り当てます。PIG 環境の 3 つのインスタンス (開発、ステージング、プロダクション) はすべて同じデータベースサブシステムを共有します。
・トラフィックが多いときには高負荷のジョブが実行されるようにスケージュールされていないことを確認します。
・ビジネス上重要でないジョブの実行を無効化/延期します。
・次のような高負荷のジョブはトラフィックが発生する前に実行します:レプリケーション、インデックスのリビルド(増分インデックスの使用を推奨)、サイトのバックアップ・エクスポート等
ジョブ履歴を監視して、長時間実行されているジョブを特定します。
・ステージングインスタンスに検索インデックスを作成し、レプリケーションを使用して本番環境のインデックスを更新します。本番環境では、増分インデックスを使用します。
・トラフィックの多い時間帯にページキャッシュクリアを実行しないでください。緊急時に部分的なキャッシュクリアができるように予めキャッシュパーティションを設定してください。

セールイベント中

1. サードパーティサービスの応答時間に遅延がないかサービスの状態を確認します。
[管理] | [オペレーション] | [サービスのステータス] に移動すると、過去 15 分のサードパーティサービスの応答時間に関するライブデータを表示できます。この時間枠は、1 秒あたりの呼び出し数に対する成功率、エラー率、利用不可率などの有用なデータを提供します。これに基づいて、セールイベントのトラフィックで問題が発生している特定のサードパーティコールに絞り込みます。

2. トレンド分析データのオブジェクトチャーンレポートを確認します。
[マーチャントツール] | [Analytics ] | [レポートとダッシュボード] に移動すると、1 分あたりのセッション/リクエストの数とシステムリソースの使用率を確認できます。これはリアルタイムデータです。パフォーマンスメトリックを表示するには、Perfornace UserまたはCustomer Managerのロールが必要です。
次のドキュメントを参照してください。
https://documentation-ja.b2c.commercecloud.salesforce.com/DOC1/topic/com.demandware.dochelp/content/b2c_commerce/topics/analytics/b2c_reports_and_dashboards_real_time_metrics.html

3. 問題が発生した場合は、Salesforce B2C Commerce Cloud サポートへのお問い合わせを起票してください。
お問い合わせの起票方法についての記事を参照してください。

ポストセールイベント

・1時間/1日あたりの注文数・訪問者数について実際のデータを収集し、予測したデータと比較します。その際、本ドキュメントの冒頭で説明したデータ収集方法と同様な方法を使用します。

・正確性を確認し、このデータを一定期間保存すると、トレンドとより良い予測に役立ちます。
ナレッジ記事番号

000391437

 
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