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Marketing Cloud エンドポイントからテナント固有エンドポイントへの更新: FAQ

公開日: Aug 20, 2023
説明

Marketing Cloud では、すべてのお客様に対して REST、認証、SOAP、SSO、SFTP、そしてデバイスエンドポイントを、従来のスタック固有エンドポイントアーキテクチャからテナント固有エンドポイント (TSE) に更新することを求めるプログラムを開始しました。この変更は、従来の API や他のエンドポイントを使用しているすべての Marketing Cloud のお客様に影響します。

 

お客様の信頼とセキュリティへの継続的なコミットメントの一環として、Marketing Cloud へのインテグレーションでは、安定性とスケーラビリティの向上の為、テナント固有のエンドポイントを利用することが推奨されるようになりました。

 

また、Marketing Cloud アーキテクチャは引き続き改善が続けられているため、影響を受けるエンドポイントの一覧も今後更新される可能性があります。

 

これらの更新は、すでに API トラフィックをすべて TSE 対応ルートで送受信しているお客様には影響しません。

注: Hyperforce をご利用の場合、テナント固有のエンドポイントが必須となります。組織を Hyperforce に移行しようとしている場合、Marketing Cloud API アクセスの意図しない中断を避けるために、組織の移行前に以下のガイドに従う必要があります。詳細については、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」を参照してください。


 

テナント固有エンドポイントはテナント固有サブドメインとも呼ばれ、EU スタック (S50) の提供開始と同時に 2018 年 10 月リリースの一貫として Marketing Cloud に導入されました。TSE アーキテクチャの目的は、セキュリティ、サービスの信頼性、可用性、そしてパフォーマンスを強化することです。

従来のスタック固有エンドポイントは、メッシュ複製アーキテクチャを利用して、要求が正しいスタックに到達するまで受信した要求をスタック間でバウンスします。一方、TSE は受信した要求をお客様固有のスタックに直接ルーティングするため、正しいスタックに到達するまでスタック間で要求をバウンスするよりもはるかに安全で効率的です。TSE は、各テナントに API エンドポイントの固有の識別子を付与し、その識別子でテナントがホストされるスタックも識別することによってこの処理を実行します。

スタック固有エンドポイントと TSE の違いの例をいくつか示します。

エンドポイント

スタック固有

TSE

API 認証

auth.exacttargetapis.com

mc123.auth.marketingcloudapis.com

REST API

www.exacttargetapis.com

mc123.rest.marketingcloudapis.com

デバイス API

consumer.exacttargetapis.com

mc123.device.marketingcloudapis.com

SOAP API

webservice.s7.exacttarget.com

mc123.soap.marketingcloudapis.com

解決策

お客様の声にお応えして、移行のタイムラインを 2 つのフェーズに分けることになりました。フェーズ 1 のエンドポイントにつきましては、2022 年 9 月 30 日までに必要な対応をしてテナント固有のエンドポイントに移行していただく必要があります。

フェーズ 2 のエンドポイントのテナント固有のエンドポイントへの移行につきましては、引き続きお客様のフィードバックを参考に調整を進めてまいります。フェーズ 2 のサービスにつきましては、遅延や信頼性の改善、そして Hyperforce との将来的な互換性のために、お客様にテナント固有のエンドポイントの評価と移行を進めていただくことをお勧めします。

 

エンドポイント対象の条件フェーズ移行期限必要な対応
Marketing Cloud Connect記事を参照フェーズ 12022 年 9 月 30 日テナント固有の OAuth エンドポイントを有効化します。
Mobile Push SDK

SDK バージョン
iOS 6.1.4 以降

Android 6.1.0 以降 (グローバルエンドポイントを使用)

フェーズ 12022 年 9 月 30 日テナント固有のエンドポイントを使用するために、最新の Mobile Push SDK でモバイルアプリケーションを更新します。
REST API以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降フェーズ 2 のこれらのサービスにつきましては、遅延や信頼性の改善、そして Hyperforce との将来的な互換性のために、テナント固有のエンドポイントを使用することをお勧めします。
SOAP API以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降
SSO以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降
CloudPages以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降
GroupConnect以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降
SFTP以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアントフェーズ 22023年以降
SFTP のユースケースにつきましては、パフォーマンスの向上、そして  Hyperforce との将来的な互換性のために、AWS S3 または Azure Blob Storage (ベータ) の機能を使用することをお勧めします。

 

SOAP:

  • https://webservice.exacttarget.com
  • https://webservice.s4.exacttarget.com
  • https://webservice.s6.exacttarget.com
  • https://webservice.s7.exacttarget.com
  • https://webservice.s10.exacttarget.com
  • https://webservice-auth.exacttarget.com
  • https://webservice-sha2.exacttarget.com
  • https://webservice-test.exacttarget.com
  • https://webservice-tls.exacttarget.com

REST/Auth:

  • https://auth.exacttargetapis.com
  • https://www.exacttargetapis.com
  • https://auth-s1.exacttargetapis.com
  • https://auth-s4.exacttargetapis.com
  • https://auth-s6.exacttargetapis.com
  • https://auth-s7.exacttargetapis.com
  • https://auth-s10.exacttargetapis.com

SSO:

  • auth.s1.exacttarget.com
  • mc.login.exacttarget.com

SFTP:

  • sftp://ftp1.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s4.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s6.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s7.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s10.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s11.exacttarget.com
  • sftp://ftp.s50.exacttarget.com
  • ハードコード化された特定の IP アドレスを使用している SFTP 統合

MobilePush SDK:

  1. アプリケーションで以下の MobilePush SDK バージョンを使用している場合は、更新が必要です。以下のバージョンの SDK は、テナント固有のエンドポイントを使用しておらず、「従来の」device.exacttargetapis.com エンドポイントを使用するようにハードコード化されています。
    • iOS 6.1.4 以前
    • Android 6.1.0 以前
  1. アプリケーションで以下の MobilePush SDK バージョンを使用している場合は、アプリケーションのテナント固有エンドポイントを使用するように開発チームが SDK を設定してあることを確認してください。以下のバージョンの SDK を使用していて、アプリケーションのテナント固有エンドポイントを使用するようにアプリケーションで SDK を設定してある場合は、特に何もする必要はありません。
    1. iOS 6.0.0
    2. Android 6.0.2
    3. 注意: これらはテナント固有エンドポイントをサポートする MobilePush SDK の最小バージョンであり、常に最新バージョンの SDK に更新しておくことをお勧めします。

 

これらのエンドポイントを廃止する理由は?

Salesforce は信頼を最大の価値としてお客様にサービスを提供しています。セキュリティ、サービスの信頼性、可用性、そしてパフォーマンスを強化するためには、従来のスタック固有エンドポイントを更新する必要があります。

 

TSE が従来のエンドポイントより優れているのは何故ですか?

前述のように、TSE はスタック間での要求のバウンスを回避することで、 Marketing Cloud 全体の信頼性、可用性、パフォーマンスを改善します。

 

TSE が提供する利点の一例は次のとおりです。

 

セキュリティの強化

それぞれのお客様が独自のエンドポイントを使用することで、セキュリティが強化され、証明書などのセキュリティ要素の更新の管理が容易になります。

 

 

要求のルーティング時の遅延を削減

TSE により、お客様からの要求を指定されたスタックに直接ルーティングすることで、グローバルな複製とスタック間での要求のバウンスを最小限に抑えます。

 

災害復旧の改善

サービスが停止した場合、TSE のみのスタックでは修復の影響を停止した特定スタックのみに限定できるため、復旧時間を短縮できます。

 

パフォーマンスの問題を最小化してアップタイムを改善

特定のユーザによる頻繁なトークンの要求、大量の再試行、スタックまたはマシンプールの問題など、原因が何であっても、TSE では全体的な停止を回避し、影響を特定のユーザセットに限定できます。

 

TSE と従来のエンドポイントのどちらを使用しているかを調べる方法は?

前述のように、従来のエンドポイントは TSE とは表記方法が異なります。 古い従来のエンドポイントでは、次の REST/認証の例にある「s4」のように、エンドポイントの一部としてスタックを指定します。

 

https://auth-s4.exacttargetapis.com

 

また、次の例のようにスタックを指定しないケースもあります。

 

https://auth.exacttargetapis.com/

 

一方、テナント固有エンドポイントでは、次のようにテナント ID が常に URL に含まれます。

 

mc563885gzs27c5t9-63k636ttgm.rest.marketingcloudapis.com

 

エンドポイントの更新が必要です。必要な作業についての情報はどこにありますか?

関連エンドポイントの更新方法に関するナレッジ記事のリンクは次のとおりです。

 

 

どのエンドポイントを変更する必要があるのか、また、それらのエンドポイントがどこにあるのかわかりません。どうしたらよいでしょうか?

上記のナレッジ記事についてご質問やご不明点などございましたら、[ヘルプ & トレーニング] ポータルを通じてお問い合わせを起票してください。

 

ナレッジ記事番号

000392227

 
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