Marketing Cloud では、すべてのお客様に対して REST、認証、SOAP、SSO、SFTP、そしてデバイスエンドポイントを、従来のスタック固有エンドポイントアーキテクチャからテナント固有エンドポイント (TSE) に更新することを求めるプログラムを開始しました。この変更は、従来の API や他のエンドポイントを使用しているすべての Marketing Cloud のお客様に影響します。
お客様の信頼とセキュリティへの継続的なコミットメントの一環として、Marketing Cloud へのインテグレーションでは、安定性とスケーラビリティの向上の為、テナント固有のエンドポイントを利用することが推奨されるようになりました。
また、Marketing Cloud アーキテクチャは引き続き改善が続けられているため、影響を受けるエンドポイントの一覧も今後更新される可能性があります。
これらの更新は、すでに API トラフィックをすべて TSE 対応ルートで送受信しているお客様には影響しません。
注: Hyperforce をご利用の場合、テナント固有のエンドポイントが必須となります。組織を Hyperforce に移行しようとしている場合、Marketing Cloud API アクセスの意図しない中断を避けるために、組織の移行前に以下のガイドに従う必要があります。詳細については、「Hyperforce 上の Salesforce サービスへの中断しないアクセスを維持する」を参照してください。
テナント固有エンドポイントはテナント固有サブドメインとも呼ばれ、EU スタック (S50) の提供開始と同時に 2018 年 10 月リリースの一貫として Marketing Cloud に導入されました。TSE アーキテクチャの目的は、セキュリティ、サービスの信頼性、可用性、そしてパフォーマンスを強化することです。
従来のスタック固有エンドポイントは、メッシュ複製アーキテクチャを利用して、要求が正しいスタックに到達するまで受信した要求をスタック間でバウンスします。一方、TSE は受信した要求をお客様固有のスタックに直接ルーティングするため、正しいスタックに到達するまでスタック間で要求をバウンスするよりもはるかに安全で効率的です。TSE は、各テナントに API エンドポイントの固有の識別子を付与し、その識別子でテナントがホストされるスタックも識別することによってこの処理を実行します。
スタック固有エンドポイントと TSE の違いの例をいくつか示します。
|
エンドポイント |
スタック固有 |
TSE |
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API 認証 |
auth.exacttargetapis.com |
mc123.auth.marketingcloudapis.com |
|
REST API |
www.exacttargetapis.com |
mc123.rest.marketingcloudapis.com |
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デバイス API |
consumer.exacttargetapis.com |
mc123.device.marketingcloudapis.com |
|
SOAP API |
webservice.s7.exacttarget.com |
mc123.soap.marketingcloudapis.com |
| エンドポイント | 対象の条件 | フェーズ | 移行期限 | 必要な対応 | |
| Marketing Cloud Connect | 記事を参照 | フェーズ 1 | 2022 年 9 月 30 日 | テナント固有の OAuth エンドポイントを有効化します。 | |
| Mobile Push SDK |
SDK バージョン Android 6.1.0 以降 (グローバルエンドポイントを使用) | フェーズ 1 | 2022 年 9 月 30 日 | テナント固有のエンドポイントを使用するために、最新の Mobile Push SDK でモバイルアプリケーションを更新します。 | |
| REST API | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 | フェーズ 2 のこれらのサービスにつきましては、遅延や信頼性の改善、そして Hyperforce との将来的な互換性のために、テナント固有のエンドポイントを使用することをお勧めします。 | |
| SOAP API | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 | ||
| SSO | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 | ||
| CloudPages | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 | ||
| GroupConnect | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 | ||
| SFTP | 以下の一覧にあるグローバルエンドポイントを使用しているクライアント | フェーズ 2 | 2023年以降 |
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SOAP:
REST/Auth:
SSO:
SFTP:
MobilePush SDK:
これらのエンドポイントを廃止する理由は?
Salesforce は信頼を最大の価値としてお客様にサービスを提供しています。セキュリティ、サービスの信頼性、可用性、そしてパフォーマンスを強化するためには、従来のスタック固有エンドポイントを更新する必要があります。
TSE が従来のエンドポイントより優れているのは何故ですか?
前述のように、TSE はスタック間での要求のバウンスを回避することで、 Marketing Cloud 全体の信頼性、可用性、パフォーマンスを改善します。
TSE が提供する利点の一例は次のとおりです。
セキュリティの強化
それぞれのお客様が独自のエンドポイントを使用することで、セキュリティが強化され、証明書などのセキュリティ要素の更新の管理が容易になります。
要求のルーティング時の遅延を削減
TSE により、お客様からの要求を指定されたスタックに直接ルーティングすることで、グローバルな複製とスタック間での要求のバウンスを最小限に抑えます。
災害復旧の改善
サービスが停止した場合、TSE のみのスタックでは修復の影響を停止した特定スタックのみに限定できるため、復旧時間を短縮できます。
パフォーマンスの問題を最小化してアップタイムを改善
特定のユーザによる頻繁なトークンの要求、大量の再試行、スタックまたはマシンプールの問題など、原因が何であっても、TSE では全体的な停止を回避し、影響を特定のユーザセットに限定できます。
TSE と従来のエンドポイントのどちらを使用しているかを調べる方法は?
前述のように、従来のエンドポイントは TSE とは表記方法が異なります。 古い従来のエンドポイントでは、次の REST/認証の例にある「s4」のように、エンドポイントの一部としてスタックを指定します。
https://auth-s4.exacttargetapis.com
また、次の例のようにスタックを指定しないケースもあります。
https://auth.exacttargetapis.com/
一方、テナント固有エンドポイントでは、次のようにテナント ID が常に URL に含まれます。
mc563885gzs27c5t9-63k636ttgm.rest.marketingcloudapis.com
エンドポイントの更新が必要です。必要な作業についての情報はどこにありますか?
関連エンドポイントの更新方法に関するナレッジ記事のリンクは次のとおりです。
どのエンドポイントを変更する必要があるのか、また、それらのエンドポイントがどこにあるのかわかりません。どうしたらよいでしょうか?
上記のナレッジ記事についてご質問やご不明点などございましたら、[ヘルプ & トレーニング] ポータルを通じてお問い合わせを起票してください。
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