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Marketing Cloud Engagement | List Detective の対象メールアドレスを事前に確認するには

公開日: May 13, 2026
説明

Marketing Cloud Engagement には List Detective という不正なメールアドレスに対して送信を抑止する独自の機能があります。これにより、意図せず送信予定の購読者の一部にメールが送信されずお問い合わせをいただく機会があります。また自社Webサイトでメールアドレスを登録したユーザーに対して、送信予定のメールアドレスがこの List Detective の機能に抵触するかどうかを事前に確認したい、ということも併せてお問い合わせをいただくことがあります。

そこで本記事では、以前の記事 : List Detective の FAQ (よくある質問)  の記事で紹介されている ”何がフィルタリングされているのか、どうやって見分けるのでしょうか?” のセクションの内容をもとに、詳細を説明します。
また本記事の方法を活用することで、List Detective に限らずメールの送信前に送信が可能なメールアドレスかどうかを確認することもできますので、List Detective 以外にもメールのバリデーションチェックとしてもお使いいただけます。

解決策

代表的な方法

メールの送信前に List Detective に抵触するメールアドレスかどうかを調べる代表的な方法は以下の 3 つがあります。


1. すべての購読者にインポートする

こちらの記事 の手順 "インポートウィザードを使用した手順"より、すべての購読者にインポートを行います。
List Detective に抵触したメールアドレスを含む場合、 [インポート完了時にメールを送信] に指定したメールアドレスに "Import Result <日時>.txt" という添付ファイル付きのメールが送信されます。添付ファイルのサンプルを以下に示します。

例:行番号が 0 (CSV の 1 行目) のレコードにおいて List Detective に抵触するメールアドレスを含む場合
==============
Row Number    Error Number    Error Code    Error Details    Row Data
0    59078015    ListDetective    ListDetective
==============

なお以前は Row Data の項目に実際の対象レコードのデータが記録されていましたが、現在ではデフォルトでレコードのデータが記録されない挙動になっています。Row Dataに実際のレコードのデータを記録する挙動に変更したい場合、対象の MID を添えて別途お問い合わせください。


※注意:よくある質問※
データエクステンションの Email Address 型の項目にインポートする際には List Detective は動作しないことに注意してください。
つまりデータエクステンションへのインポートでは List Detective に抵触するメールアドレスかどうかを調べることができません。
送信時において、すべての購読者に登録される段階で List Detective に抵触し、当該の購読者に対してはメールの送信が試みられません。


2. REST API を利用する

こちらの REST API リファレンス に記載されている POST /address/v1/validateEmail のルートに対し API リクエストを実行すると、送信可能なメールアドレスかどうかを調べることが可能です。下記の例では "@" 以前 (ローカルパート) が postmaster となっており、API のレスポンスより List Detective に抵触することがわかります。

例:
<リクエスト>
POST https://<テナント固有エンドポイント(Rest API) >/address/v1/validateEmail

Body
{
  "email": "postmaster@salesforce.com",
  "validators": [ "SyntaxValidator", "MXValidator", "ListDetectiveValidator" ]
}

<レスポンス>
Body

{
    "email": "postmaster@salesforce.com",
    "valid": false,
    "failedValidation": "ListDetectiveValidator"
}


3. 購読者作成ウィザードでメールアドレスを個別にリストに追加する

購読者作成ウィザード([Email Studio] | [購読者] | [すべての購読者] に遷移し [作成] ボタンを押下)を開き、個別にメールアドレスを登録する際に List Detective に抵触するかどうかを確認できます。List Detective に抵触するメールアドレスの場合、下記のようなアラートが発生し、購読者として登録することができません。


アラート:
 > [SPAM フィルターはこのメールアドレスを許可しないため、追加できません。]

 

以上が List Detective に抵触するメールアドレスかどうかを調べる代表的な方法です

 

 

よくある関連FAQ

Q) List Detective 対象のメールアドレスの一覧がほしい
A) スパムトラップを回避する等の目的の特性上、一覧という形での提供は行っておりません。

Q) List Detective の機能を完全に無効化したい。
A) 残念ながら完全に無効にすることはできません。

なお一部であれば無効にすることは可能です。
当該のメールアドレスからの メールの購読の意思が明示的に確認できる場合に限り、それらアドレスに対して List Detective を無効にする個別の対応を依頼可能です。こちらの対応を希望の場合、当該メールアドレスのローカルパート (@より前の文字列) もしくはドメイン (@より後の文字列) を記載のうえお問い合わせください。カスタム List Detective という機能を有効化することを通じて、申請いただいた文字列を List Detective 対象から除外する対応が可能です。
ただし、メール購読の意思が明確でない場合や、明らかに既知のドメインの記載ミスであるとわかる場合 (gmai.com など) では、お断りさせていただく場合がありますことを予めご承知おきください。
特にドメインの記載ミスがある場合、そのまま送信を試みても MX レコード(メール配送先サーバーを指す DNS レコード)が解決できないために送信が失敗するか、あるいは意図しないサーバーへの送信により送信者レピュテーションの低下や想定外の第三者へのメール送信につながる可能性があります。入力データの通りに送信することで意図しない状態に陥るリスクがあるため、事前にデータのクリーンアップができないかご検討ください。


Q) 送信されなかった理由が List Detective かどうかを判別するには?
A) データ抽出アクティビティの "Tracking Extract" (トラッキングの抽出) より判別可能です

参考: Automation Studio のトラッキングの抽出構成

上記の参考ドキュメントの通りにトラッキングの抽出を構成し、"Not Sent" にチェックを入れて抽出対象とします。
抽出された zip ファイルには NotSent.csv が含まれ、この中には各ジョブで送信されなかった購読者とその理由が記載されます。
"Reason" のカラムが "List Detective Exclusion" となっているものが、List Detective により送信されなかったものです。


<参考:List Detective に関する記事>
その他、 List Detective に関する不明点がある場合、併せて下記を参照してください。

・ List Detective の概要
List Detective の FAQ (よくある質問)
カスタム List Detective を使用した、Marketing Cloud での特定のアドレスやドメインへの送信の制約
 

ナレッジ記事番号

000393413

 
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