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Hyperforce EU OZ - 一般的な情報と FAQ

公開日: Jun 13, 2024
説明

Hyperforce EU Operating Zone (OZ) の概要

Hyperforce EU OZ は、業界をリードする Salesforce の Hyperforce 上の製品と、地域内でのカスタマーサポートおよびテクニカルサポートを組み合わせることで、EU 域内でのデータレジデンシーとプライバシーへの取り組みを強化する新しい方法です。 

解決策

よくある質問

概要

Hyperforce とは

  • Hyperforce はパブリッククラウドのために構築された次世代の Salesforce インフラストラクチャアーキテクチャです。Hyperforce のインフラストラクチャはハードウェアではなくコードで構成されているため、Salesforce のプラットフォームとアプリケーションを世界中の拠点に迅速かつ確実に提供し、お客様にデータレジデンシーの幅広い選択肢と優れた管理性を提供します。Hyperforce で実行される Salesforce 製品は、コンプライアンス、セキュリティ、俊敏性、拡張性のために強化された標準の統合、そして Salesforce の継続的なプライバシーへのコミットメントからメリットを得ることができます。Salesforce のアプリケーションスタックを展開するための共通基盤を提供することで、Hyperforce は製品クラウド全体の革新や、お客様へのさらなるビジネス価値を提供する Salesforce の能力を加速させます。

運用ゾーンとは

  • 2021 年、Salesforce は運用ゾーンという概念を生み出しました。この概念は、世界中の多様な市場でビジネスを成長させるためにお客様が求めるテクノロジーと人材基準の組み合わせを表現するものです。
  • Salesforce では、運用ゾーンは Hyperforce とその上で稼働する製品がどのように構成され、運用がサポートされるかを定義します。
  • 運用ゾーンとは、具体的に定義された境界線内でのルールとガイドラインの適用と考えることができます。Hyperforce EU Operating Zone の場合、運用ゾーンの焦点は、顧客データの保管と処理に重点を置いています。

Hyperforce EU Operating Zone (EU OZ) とは

  • EU OZ は業界をリードする Salesforce の Hyperforce 上の製品と、EU 内でのカスタマーサポートおよびテクニカルサポートを組み合わせることで、データレジデンシーとプライバシーへの取り組みを強化する新しい方法です。  
  • 具体的には次の場合です。
    • 顧客データは EU 域内に保存され、Salesforce 主導での EU 域外への移転は制限されます。
    • カスタマーサポートチームおよびテクニカルオペレーションチームは、顧客データとのインタラクションを EU 域内の担当者に限定する運営モデルの下で連携しています。

EU OZ がお客様に提供できる価値

  • EU 域内で運用
    • EU ベースの担当者による 24 時間 365 日の現地カスタマーサポートおよびエンジニアリングサポートを受けることができます。
  • 顧客データを EU 域内に保管
    • お客様による選択および制御を可能にするため、すべての顧客データを EU 域内で処理保管する能力を提供します。
  • EU でビジネスを成長
    • EU 域内での事業展開を希望する EU 内および EU 外のお客様は、EU Operating Zone を活用することで、EU のデータプライバシーとデータレジデンシーに関する選択肢を増やすことができます。

Salesforce が EU Operating Zone を発表した理由

  • Salesforce では信頼を最大の価値として、プライバシーとセキュリティに長年取り組んできました。近年、プライバシーとセキュリティは、お客様や世界中の規制当局にとってますます重要になってきています。 
  • Hyperforce は 2019 年にリリースされ、データプライバシーの特定の規制圧力に Salesforce が対応するための基盤を築きました。Shrems II 以降、お客様はこれまで以上に、データがどこで保存され処理されるか、誰がデータにアクセスできるかを管理したいと望むようになっています。
  • Salesforce では、EU でのデータの保存と処理に関する包括的なコミットメントを求める要望を受け、お客様により多くの選択肢を提供したいと考えていました。
  • また、変化し続ける EU の環境の中で、お客様が常に時代の先端を行くことができるようにしたいとも考えていました。
  • そして、Hyperforce が持つ継続的な能力を実証したいと考えました。インフラの近代化に対する Salesforce の積極的な投資は、次の 10 年に向けたイノベーションの基盤を創出します。EU OZ の発表により、Salesforce は既存のお客様と新規のお客様の両方に価値を提供する Hyperforce インフラストラクチャの新たな機能を実現する方法を示します。

データレジデンシーの概要と、データレジデンシーが重要な理由

  • データレジデンシーとは、データを特定の国や地域に保存すると決定することです。
    • Hyperforce は、Salesforce が製品を運用して顧客データを保存するための新たなグローバル地域を実現します。EU OZ は Hyperforce を基盤として、一部の例外を除き、データの保存と処理が EU 域内で行われるように設計された技術的なポリシーとプロセスを活用することで、EU 域内でのデータレジデンシーを実現します。
    • お客様は、規制リスク、調達要件、税務要件、顧客コミットメント、ビジネスリスクプロファイルの要件への対処など複数の理由で、特定の国で顧客データの保管と処理を行うことを求めています。お客様は社内の弁護士やコンプライアンスチームと相談し、EU OZ が法的またはコンプライアンス上のニーズを満たしていることを確認する必要があります。

概要 | 製品の概要 | パッケージ
 

製品の概要

Hyperforce EU Operating Zone にはどのような機能やサービスが含まれていますか?

  • EU Operating Zone には、厳格な義務を満たすために入念に検査された製品と機能が用意されています。製品の対象範囲は、セールス、サービス、アナリティクス、プラットフォーム、金融サービス、医療およびライフサイエンス、Experience Cloud サービスに及びます。製品が Hyperforce 上で利用可能であることは前提条件ですが、それだけでは十分ではありません。選択プロセスの一環として、法人のお客様が利用可能なすべての基本機能は、EU 域外からの顧客データの処理やインタラクションに利用されないよう入念に検査されています。 
  • その結果、MySearch、Chatbot、Einstein の一部の機能など、選択された製品の基本的な機能の一部は、EU Operating Zone 製品の一部として利用できません。Salesforce は EU OZ 固有の製品 SKU を作成し、これらの製品が製品および基礎となるサービスの耐用年数にわたって契約上の義務を遵守し続けるよう管理しています。 
  • Salesforce では、EU で利用できる製品を増やしてほしい、追加のデータストレージオプションや運用ゾーンを増やしてほしいというお客様の声を把握しています。現在製品ラインナップの拡大に取り組んでおり、今後数か月の間にロードマップを共有する予定です。

EU OZ ライセンス製品と通常製品の違いは何ですか?

  • EU OZ の承認済み製品 SKU の製品構成では、EU 域外に顧客データを転送する機能の使用が制限されます。この隔離制限のため、一部のライセンスは EU の OZ 構成 SKU から削除されており、顧客データの移転に関する法的義務を果たすようにしています。
  • この記事に添付されているスプレッドシートには、削除されたライセンスと、そのライセンスが使用できなくなることによるお客様への影響が記載されています。対象製品の機能の詳細については、製品ドキュメントを参照してください。

ローカルでのデータ保管と処理をサポートするということは、Salesforce が顧客データを EU 域外に移転しないということですか?

  • そのとおりです。EU 域内での顧客データの保存と処理はすべて、EU 域内にある Hyperforce データセンターで行われます。顧客データを取り扱うエンジニアリング担当者とカスタマーサポート担当者は、EU 域内に所在しています。この制限に対する例外は、契約条件内に明記されています。

ユーザーは自社の EU OZ 組織が所在する EU 加盟国を選択できますか?

  • いいえ。EU OZ が提供するホスティングロケーションについては、Salesforce の信頼とコンプライアンスに関するドキュメントを参照してください。顧客やパートナーは、Salesforce がサポートする EU 域内の特定の国や、データが保存される EU 域内の国を選択することはできません。運営上、EU OZ は EU 27 か国すべてのデータ取り扱い要件を満たしています。

EU OZ は Shrems II 裁判で提起されたすべての法的問題に対処していますか? 外国政府が顧客データへのアクセスを要求することは可能ですか?

  • いいえ。EU OZ は、Shrems II ケースで提起されたすべての法的問題に対処しているわけではありません。このケースの根本にある問題は、米国政府が EU のデータへのアクセスを要求できることでした。米国政府は、たとえデータがすべて EU 域内に保存されていたとしても、データへのアクセスを要求する管轄権を有しており、そうしたアクセスは EU 法上の移転にあたります。Salesforce が政府からのアクセスにどのように対応しているかについては、政府による顧客データの要請に関する原則透明性レポートを参照してください。
  • 上記の内容にもかかわらず、多くの EU の規制当局、政策立案者、顧客は、EU データを EU 域内に保持する能力を求めています。これにはさまざまな理由がありますが、そのうちの 1 つに、ローカルでの保管とアクセスがコンプライアンス上必要である、あるいは近いうちに必要になるという認識があります。サービスプロバイダとしての Salesforce の役割は、顧客の要望に応え、顧客側での制御を可能にすることです。

ローカルデータストレージは、Salesforce と顧客データが CLOUD 法の対象から外れることを意味しますか?

  • いいえ。正当な手続きに従い、CLOUD 法は米国政府が海外にあるデータにアクセスすることを明確に認めています。米国政府は、Salesforce が海外に保有するデータを合法的に要求し続けることができます。米国の司法権の対象となる多くの海外本社企業 (EU の主要企業を含む) も同様です。

Hyperforce EU Operating Zone は GAIA-X に準拠していますか?

  • GAIA-X の要件はまだ定義されておらず、Hyperforce EU がそれに合致するかどうかを判断するには時期尚早です。Salesforce は GAIA-X のメンバーであり、要件の作成には今後も常に注意を払います。

概要 | 製品の概要 | パッケージ
 

パッケージ

EU Operating Zone コミットメントの地理的境界は何ですか?

  • EU OZ は、EU 27 か国内で顧客データを保管、処理、アクセスする一般的なコミットメントを提供します。
    • 顧客またはパートナーは、データが保存または処理される特定の EU 加盟国を選択することはできません。
    • 顧客またはパートナーは、Salesforce がサポートする特定の EU 加盟国を選択することはできません。

EU の近隣国で EU に正式に加盟していない国の顧客は、EU OZ を利用できますか? (例: 英国、スイス、アイスランド、ノルウェー)

  • はい。英国、スイス、アイスランド、ノルウェーなど、EU 域外のお客様は EU OZ をご利用いただけます。ただし EU OZ は、EU 域外の国ではなく EU 域内で顧客データを保管および処理します。現地サポートについても、契約条件に明記されているとおり、EU が拠点となります。

EMEA 以外の地域の顧客は EU OZ を利用できますか? (例: 米州地域、アジア太平洋地域)

  • はい。ただし EU OZ は EU のデータを EU 域内で保存および処理するため、これらの地域は対象ではありません。
ナレッジ記事番号

000395407

 
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