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MobilePush 送信結果の主な確認方法とそれぞれの数値の違いについて (ジャーニービルダー編)

公開日: Nov 28, 2025
説明

ジャーニービルダー のキャンバスで通過した連絡先数、 Push 通知配信数とアクティビティの「成功」数、および配信結果の各種の値が乖離する事象についてはよくあるお問い合わせ内容の一つです。この数値が一致しない場合でも、多くは想定された動作であり、正常に送信されています。

この現象を理解するためには、UI やレポート上の各数値が、どのような数値を反映しているかを正確に把握することが重要です。そこで本記事ではジャーニーの送信で確認できるMobilePush関連の各種数値について、どのような値を示しているのかをそれぞれ説明します。

解決策
Journey Builder を経由したプッシュ通知の送信に関して、管理画面やレポートで確認できる数値がそれぞれ何を示しているか説明します。
 
1. キャンバス上のアクティビティ数値
 

キャンバス上の各アクティビティの下には、人型のアイコンと数字が表示されます。 
この数字は、当該アクティビティを通過した 「連絡先数」 を示します。メッセージ送信の有無や、その成否は問いません。

 

2. アクティビティサマリー

上記 1. のアイコンをクリックすると表示されるサマリー画面です。 
アクティビティを通過した連絡先のうち、ジャーニーから MobilePush の送信処理を呼び出した際の、成功・エラーといったステータスの内訳(連絡先数)が掲載されます。

 

注意:
ここでの「ジャーニーから MobilePush の送信処理を呼び出す」とは、Marketing Cloud からメッセージプロバイダー (APNs / FCM) へ実際に送信することではなく、Marketing Cloud 内部の送信処理呼び出しを指します。
また、MobilePush では、連絡先が DeviceID などの MobilePush アドレス情報を保持していなくても、メール送信のようなハードエラーとはならず「成功」としてカウントされます。
そのため、ほとんどの場合、ここの「成功」数は 1. のアクティビティ通過数と同数になります

 

 

3. プッシュ通知の分析

MobilePush アクティビティのアイコンクリックで表示される分析画面です。 これは、Marketing Cloud から各メッセージプロバイダー (APNs / FCM) に送信を試みた際、正常に受け付けられた「デバイス数」 を示します。連絡先数ではない点に注意してください。

 

注意: この数値は、各エンドユーザーのモバイル端末への通知結果(着信成功)ではありません。 端末の電源がオフ、あるいは圏外などで通知をまだ受け取れない状態でも、プロバイダーがリクエストを正常に受領した時点でカウントされます。 エンドユーザーのデバイスが通知を正常に受領したか(着信したか)どうかは、画面やレポートから確認できません。

 

4. 各種レポート

プッシュメッセージの詳細 (抽出) レポートプッシュメッセージのサマリーレポートでは、基本的に送信を試みたデバイス数をもとに表示されます。こちらも連絡先ベースではないことに注意してください。

  • プッシュメッセージのサマリーレポート: 送信を試みたデバイス数や失敗したデバイス数などが、OS ごとの内訳で確認できます。

  • プッシュメッセージの詳細 (抽出) レポート: 送信を試みたデバイス 1 台ごとの送信結果(成功・失敗など)が記録されます。 

 

 

具体例

 状況に応じた各数値の表示例を説明します。

 例1: 1連絡先が複数デバイスを所有

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  • 状況

    • 2 連絡先が Push 通知アクティビティを通過

    • 2 連絡先合計で 5 台のオプトイン デバイスと 3 台のオプトアウト デバイスを保有

    • 送信結果: 成功 4 デバイス / 失敗 1 デバイス

  • 表示される数値

    1. キャンバス上の数値: 2

    2. アクティビティサマリー (成功): 2

    3. プッシュ通知の分析 (送信数): 4 (オプトイン 5 デバイス - 失敗 1 デバイス)

    4. レポート:

      • サマリーレポート: 送信試行 5 (OS合計)、失敗 1

      • 詳細レポート: 5行分の記録 (Success 4行, Fail 1行)

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この場合、通過した連絡先 (2) よりも多くの送信結果 (5デバイス試行) が見られます。これは誤配信ではなく、対象の連絡先が複数のオプトイン デバイスを持つことに由来します。

 

 

例2: アドレス情報がない連絡先やオプトアウトが多い場合

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  • 状況

    • 6 連絡先が通過

    • うち 4 連絡先がMobilePushのアドレス情報を持ち、合計 4 デバイスを保有

    • 4 デバイスの内訳: オプトイン 2 デバイス、オプトアウト 2 デバイス

    • オプトイン 2 デバイスへの送信結果: 成功 1 デバイス / 失敗 1 デバイス

  • 表示される数値

    1. キャンバス上の数値: 6

    2. アクティビティサマリー (成功): 6

    3. プッシュ通知の分析 (送信数): 1 (オプトイン 2 デバイス - 失敗 1 デバイス)

    4. レポート:

      • サマリーレポート: 送信試行 2 (OS合計)、失敗 1

      • 詳細レポート: 2行分の記録 (Success 1行, Fail 1行)

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この場合、6 連絡先が通過しているにもかかわらず、実際の送信数 (1) は大幅に少なくなります。これは配信不足ではなく、送信対象となるオプトイン デバイスが少ないこと、および送信失敗デバイスが存在することに由来します。

 

以上の通り、画面やレポートの各項目は、それぞれ異なる定義の数値を示します。 上記の特性を理解し、数値の定義を見分けることで、正確な状況把握が可能になります。 

 

FAQ

Q) MobilePush関連メッセージのアクティビティ (Pushや Inbox, In-Appなど) を通過した連絡先キーが、MobilePushの連絡先を持っていない、あるいはメッセージ対象とは別のアプリの連絡先として登録されている場合、どうなりますか。

A) Journey Builder 上では成功が記録され、次のアクティビティに進みます。ただし対象のアプリの連絡先として登録されていないため、メッセージの送信はされません。

 

 

 

ナレッジ記事番号

000396496

 
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