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Journey Builder からのメール送信が正常に行われない場合によくある要因

公開日: May 1, 2026
説明

Journey Builder 上で連絡先が メール送信アクティビティを通過していても、メールが一向に送信されないといった場合に直面することがあります。このようなお問い合わせのときにお伝えするポイント、よくある FAQ を以下にまとめます。

解決策

メールが送信されない場合の理由として代表的なものは以下が挙げられます。

・その 1 : 当該ジャーニーにエントリーしてない
・その 2 : エントリーした連絡先がメールアドレスを持たない・正しい形式でない
・その 3 : ジョブが停止している(最頻)
・その 4 : 送信除外対象者になっている

それぞれ、詳細を説明します。


[その 1 : 当該ジャーニーにエントリーしていない]

メールの送信されない要因を確認すると、まずジャーニーにエントリーすらされていなかったというケースが挙げられます。まずは、対象の連絡先が間違いなくジャーニーにエントリーしているかを履歴タブから確認します。

エントリーしない連絡先の例
・エントリーのフィルター条件にマッチしない
・再エントリー設定 (再エントリーなし、終了後のみに再エントリー) 


[その 2 :エントリーした連絡先がメールアドレスを持たない・正しい形式でない]

各ジャーニーの初期設定時に、連絡先のメールアドレスを示す項目を指定します。
このとき指定した項目の情報が、当該の連絡先に対して空白になっていると、送信先が特定できず、「ハードエラー」という状態になります。この状態に陥った連絡先はハードエラーとなるため、ジャーニーから退出し次のアクティビティには進みません。

たとえば、データエクステンションや連絡先のメールアドレス項目が空白になっている場合などです。
あるいは、メールアドレスが含まれていたとしても、spam@ などのスパムトラップや、存在しないドメイン、明らかにタイポと思われるドメインを指定している場合などは、通常の送信と同様に List Detective の機能が動作します。

この点については下記参考記事も併せて参照してください。
参考 : Journey Builder のメールアクティビティで使用されるメールアドレスについて

また、フィールドレベル暗号化 (FLE) を利用している環境では、母集団を作成する必要があります。
参考 : Journey Builder 内にあるフィールドレベルで暗号化されたメールアドレス


[その 3 : ジョブが停止している(最頻)]

ジョブが停止している場合、メール送信のリクエストがキューに滞留し続け、送信されません。
[Email Studio] -> [インタラクション] -> [トリガーによるメール] から対象のメールアクティビティをクリックすると、各ジャーニー・バージョンからのメール送信状況が確認できます。
この状態では、メールが送信されずに [キューに登録] の項目の数字がカウントアップされていることが確認できます。

また、ジョブが停止する場合によくある要因として特に多いのが以下の 2 つです。

 

 

ジョブ停止のよくある要因
1) メールに含まれた AMPScript の実行時にエラーが発生した
メールコンテンツで AMPScript のエラーが繰り返し発生した場合、ジョブが停止します。
アラートマネージャーを設定している場合、ジョブ停止時に通知メールが届き、その本文からエラーの詳細を確認できます。
※ 件名は「Marketing Cloud triggered send Job ID xxxx is set to stopped」のメールが送信されます。
よくあるエラー例については下記を参照してください。

参考 : Marketing Cloud のアラートマネージャーエラー

注意
AMPScript の RaiseError 関数の実行によりメール送信が抑止されるケースも多くあります。
boolSkipCurrentOnly パラメータはデフォルトで false のため、明示的に設定しない場合、RaiseError 実行時に該当ジョブが即停止します。
参考 : AMPScript RaiseError

2) メール送信アクティビティのコンテンツの更新が正常に完了しなかった
実行中のジャーニーでメールコンテンツを更新する場合は、こちらの手順に従って正しく更新します。手順どおりに更新が完了していない場合、ジョブが停止することがあります。特に、更新操作の完了を待たずに別の画面に遷移した場合に発生することがあります。


[その 4 : 送信除外対象者になっている]

通常の一括送信と同様に、「配信不能」や「購読取り消し」ステータスの連絡先へはメールが送信されません。これにより除外された連絡先は、[データ抽出アクティビティ] の [Tracking Extract] から [Not Sent] のレポートで確認できます。詳細はこちらの記事を参照してください。
また、連絡禁止リストや除外スクリプトなど、意図的に送信対象から除外する設定を行っている場合にも送信されません。

 


[FAQ]

Q) ジョブが停止し、キューに滞留している場合はどのように対処すればよいですか?
A) AMPScript やその中で扱うデータに問題がある場合は、それらを修正したうえでメールコンテンツを正しく更新し、ジョブを再開します。
再開しない場合は、新しいバージョンのジャーニーとして実行します。

なお、Journey Builder 経由のメール(トリガーによるメール / トリガー送信)のキューには 3 日間の有効期限があるため、キューに入り 3 日以上経過したものについては、再開後も送信されずエラーとして処理されます。加えて、14 日経過するとキューからも削除されます。

参考 : Marketing Cloud のトリガーによる送信が購読者に送信されない 

 

Q) ジャーニーのキャンバス上で、連絡先がメールアクティビティを通過しており、アクティビティサマリーでも「成功」となっている。
これはメール送信まで完了したことを示すのではないですか?

A) いいえ、メール送信が完了したことは示しません。ここでの「成功」とは、連絡先に対するメール送信リクエストが正常に受け付けられたことを示します。メールの作成処理と実際の送信処理はその後に非同期で行われます。その過程でエラーが発生した場合は、メールは送信されません。そのため通常のEmail配信同様、_Sentデータビューや Not Sent のデータ抽出を行うなどして送信結果を確認してください。Not Sent の詳細はこちらの記事を参照してください。


※本記事に記載された内容・挙動は変更されることがあります。あらかじめご了承ください。

ナレッジ記事番号

000782253

 
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