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レコードの更新時に、フローを利用して Slack にメッセージを送信する方法

公開日: Jun 16, 2025
説明

レコードが特定の値に更新されたときに、Slack にメッセージを通知する場合は、フローのコアアクション: Slack メッセージを送信 を利用することで Slack にメッセージを送信できます。

下記のシナリオを例にSales Cloud for Slack を利用したフローサンプルを紹介します。

メインシナリオ

商談が成立したときに、Slack にメッセージを通知する。

 

※ 注意

  • こちらの記載内容についての具体的な手順に関しては、Salesforce サポートでは対応できかねますので、あらかじめご了承ください。
  • お客様で構築しても期待通りの動作にならない場合は、Salesforce サポートに問い合わせてください。
解決策

〇事前準備

  •  Salesforce for Slack Integrations の有効化を実施してください。
    1. Salesforce 組織にログインします。 
    2. [設定] のクイック検索で、[Slack] を入力し、[Slack アプリケーション設定] をクリックします。
    3. [契約条件に同意] セクションにて、内容を確認し、[Accept] します。
    4. [Slack アプリケーションを有効化] セクションで、[Sales Cloud for Slack] を有効化します。
    5. 利用するユーザーに権限セット [Sales Cloud for Slack] を割り当てます。 
  • Slack のワークスペースに Sales Cloud for Slack アプリケーションをインストールしてください。
    1. Slack の ワークスペースにサインインします。
    2. 左側のチャンネルリストの [App] をクリックします。
    3. [管理する] > [アプリを検索する] をクリックします。
    4. Sales Cloud for Slack を検索し、[追加] をクリックします。
    5. ブラウザーで当該アプリケーションのページが開くので、[Slack に追加] をクリックします。
    6. 権限確認のページが表示されるので、[許可する] をクリックします。
      右上に記載のチャンネルがインストール対象のワークスペースになっているか確認してください。
    7. 本番と接続する場合は [Connect] を、Sandbox と接続する場合は [Would you rather connect to a sandbox?] をクリックします。
    8. 接続作業を行うユーザーとしてログインします。
    9. [Slack に Salesforce アカウントへのアクセスを許可することに同意します] にチェックを入れます。
    10. [許可] をクリックします。

*事前準備で不明点があれば、Salesforce サポートまで問い合わせてください。

〇サンプルフローの構築手順

  1. [設定] で、[クイック検索] ボックスに「フロー」と入力して、[フロー] を選択します。
  2. [新規フロー] をクリックします。
  3.  [最初から開始] を選択して、 [次へ] をクリックします。
  4. [レコードトリガフロー] を選択して [作成] をクリックします。
  5. 開始を設定にて下記を設定して、[完了] をクリックします。
    • オブジェクト : 商談
    • フローをトリガする条件  : レコードが更新された
    • 条件の要件 : すべての条件に一致
      • 項目 : フェーズ (StageName)
      • 演算子 : 次の文字列に一致する
      • 値 : Closed Won
    • 更新されたレコードでフローを実行するタイミング : 条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ
    • フローを最適化 : アクションと関連レコード
    • トリガーレコードの元のトランザクションが正常にコミットされた後に外部システムにアクセスするには、非同期に実行パスを含めます。: チェック
      エントリー条件.png
  6. [非同期実行] の下の [+] をクリックして [アクション] を選択します。
  7. 検索窓に 「Slack」と入力し、[Slack メッセージを送信] を選択します。
  8. 下記を設定します。
    • 表示ラベル : Slackにメッセージ送信
    • API 参照名 : Send_to_slack
    • Slack アプリケーション : Sales Cloud for Slack
    • Slack ワークスペース : メッセージを送信するワークスペースを選択
    • アクションの実行者 : Slack アプリケーション
    • Slack の会話ID : チャンネルまたはグループのダイレクトメッセージの ID 
  9.  Slack メッセージ 項目で [+新規リソース] をクリックします。
  10. 下記を設定し、[完了] をクリックします。
    • リソース種別 : テキストテンプレート
    • API 参照名 : Message
    • 本文 : メッセージを入力する (*詳細は後述を確認)
    • Slackアクション.png
  11. [完了] をクリックします。

  12. [保存] をクリックします。
  13. 下記を設定して [保存] をクリックします。
    • フローの表示ラベル : 商談が成立したらSlackにメッセージを送信する。
    • フローの API 参照名 : Won_Opportunity_Send_to_Slack
  14. [有効化] をクリックします。

Flowの完成図.png 

〇 Slack に送信するメッセージの内容に関して

Slack にメッセージを送信するときに、メンションを実施したり、レコードのURLを表示したりなど実施したい時の参考にしてください。

メッセージの書式は、Slack の公式ドキュメントが最新になりますので、必ず確認してください。

注意事項 : テキストテンプレートを利用する場合は、「プレーンテキストとして表示」に変更してください。

  • ユーザーにメンションする場合 : <@SlackUserID> 
  • ユーザーグループにメンションする場合 : <!subteam^ID> 
  • @here や @chanel にメンションする場合 : <!here><!channel> 
  • Lightning Experience ユーザーにレコードの URL を送信する場合:https://MyDomain.lightning.force.com/{!$Record.Id}
  • 絵文字を送信する場合 : :Emoji名: 
  • etc...

設定例

テンプレートテキスト設定.png

投稿した場合

Slackの投稿の様子.png

 

〇 補足

商談成立時に投稿したメッセージのスレッドにフローを使って Slack 送信することもできます。

Slack のスレッドにメッセージを送信するためには、コアアクション Slack メッセージを送信の [Slack メッセージタイムスタンプ] に値を割り当てる必要があります。

追加シナリオ

成立商談に活動が登録されたときに、成立時に送信したメッセージのスレッドに通知する

  • 商談が成立したときに送信したメッセージのタイムスタンプをレコードに保存するようにフローを修正します。 
    1. 商談オブジェクトにカスタム項目を作成します。
      • 項目の表示ラベル : Slack メッセージタイムスタンプ
      • データ型 : テキスト
      • 文字数 : 255
      • 項目名 : SlackMessageTimeStamp
    2. レコード更新要素を追加します。
      • 表示ラベル : Slack タイムスタンプを登録
      • API 参照名 : UpdateSlackMessageTimeStamp
      • 更新するレコードを検索してその値を設定する方法 : フローをトリガーした商談レコードを使用
      • レコード を更新する条件の要件 : なし
      • 項目 : SlackMessageTimeStamp__c
      • 値 : {!Send_to_slack.slackMessageTimestamp}
        *Send_to_slack からの出力 >slackMessageTimestamp の順でクリックすると挿入できます。

        修正後のFLOW.png 
  • 商談に関連した ToDo レコードが作成されたことをトリガーとするフローを作成します。
    1. [設定] で、[クイック検索] ボックスに「フロー」と入力して、[フロー] を選択します。
    2. [新規フロー] をクリックします。
    3.  [最初から開始] を選択して、 [次へ] をクリックします。
    4.  [レコードトリガフロー] を選択して [作成] をクリックします。
    5.  開始を設定にて下記を設定して、[完了] をクリックします。
      • オブジェクト : ToDo
      • フローをトリガする条件 : レコードが作成された
      • 条件の要件 : すべての条件に一致
        • 項目 : 関連先ID(WhatId)
        • 演算子 : 次の文字列で始まる
        • 値 : 006
      • 更新されたレコードでフローを実行するタイミング  : 条件の要件に一致するようにレコードを更新したときのみ
      • フローを最適化 : アクションと関連レコード
      • トリガーレコードの元のトランザクションが正常にコミットされた後に外部システムにアクセスするには、非同期に実行パスを含めます。 : チェック

        追加シナリオエントリー条件.png 
    6. [非同期実行] の下の [] をクリックして [レコードを取得] をクリックします。
    7. 下記を設定します。
      • 表示ラベル : 関連する商談レコードの情報を取得
      • API 参照名 : GetOpportunityRecord
      • オブジェクト : 商談
      •  条件の要件 : すべての条件に一致 (AND)
      • 項目 : Id
      • 演算子 : 次の文字列と一致する
      • 値 : {!$Record.WhatId}
        $Record > 関連先ID の順で選択する。
      • 並び替え順 : 並び替えなし
      • 保存するレコード数 : 最初のレコードのみ
      • レコードデータの保存方法 : すべての項目を自動的に保存

        追加シナリオレコード取得.png 
    8.  [レコードを取得] 要素の下の [] をクリックして [決定] をクリックします。
    9. 下記を設定します。
      • 表示ラベル : Slack メッセージの送信有無
      • API 参照名 : SendSlackMesseCheack
      • 結果の詳細の表示ラベル : 送信済み
      • 結果の API 参照名 : AlreadySend
      • 結果を実行する条件の要件 : すべての条件に一致 (AND)
      • リソース : {!GetOpportunityRecord.SlackMessageTimeStamp__c}
        GetOpportunityRecord > SlackMessageTimeStamp__c の順で選択する。
      • 演算子 : null
      • 値 : {!$GlobalConstant.False}
        グローバル定数の false を選択する。

        追加シナリオ決定要素.png 
    10.  [送信済み] の下の [] をクリックして [ アクション ] を選択します。
    11. 検索窓に 「Slack」と入力し、[Slack メッセージを送信] を選択します。
    12. 下記を設定します。
      • 表示ラベル : Slackにメッセージ送信
      • API 参照名 : Send_to_slack
      • Slack アプリケーション : Sales Cloud for Slack
      • Slack ワークスペース : メッセージを送信するワークスペースを選択
      • アクションの実行者 : Slack アプリケーション
      • Slack の会話ID : チャンネルまたはグループのダイレクトメッセージの ID 
        注: メインシナリオで作成したフローで設定した会話 ID と同じ値を設定してください。
      • Slack メッセージタイムスタンプ : {!GetOpportunityRecord.SlackMessageTimeStamp__c}
         
    13.  Slack メッセージ 項目で [+新規リソース] をクリックします。
    14. 下記を設定し、[完了] をクリックします。
      • リソース種別 : テキストテンプレート
      • API 参照名 : Message
      • 本文 : メッセージを入力する
        追加シナリオSlackアクション.png 

    15. [完了] をクリックします。
    16. [保存] をクリックします。
    17. 下記を設定して [保存] をクリックします。
      • フローの表示ラベル : 成立商談にToDoレコードが作成されたらSlackにメッセージを送信する。
      • フローの API 参照名 : Create_ToDo_with_Won_Opportunity_Send_to_Slack
    18. [有効化] をクリックします。

追加シナリオフロー完成図.png

 

ナレッジ記事番号

001439003

 
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