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SAP, Private Domain および Email 関連設定 ポイントまとめ / FAQ 集

公開日: Feb 25, 2026
説明

SAP (Sender Authentication Package) や プライベートドメイン (Private Domain, PD) についてのポイントと、頻繁にお問合せいただく内容をまとめました。

解決策

よくある質問

Q) SAP ドメインをMIDに追加できますか
A) いいえ、SAP ドメインは 1MID に 1 つのみ適用可能です。当該 MID で別の From ドメインを利用して送信したい場合は、Private Domain を追加します

 

Q) 同じ SAP ドメインを子 BU でも利用したいです
A) SAPドメインは子 BU へ コピーが可能ですので、詳細は末尾の "Marketing Cloud - Sender Authentication Package (SAP) コピー依頼で必要となる情報と留意点" を確認のうえ、サポートケースを起票してください。

 

Q) セルフホスト を選択するが、サンプルのレコードを事前に確認したいです
A) サンプルは下記を参照してください。ただし実際に SAP/PD ケースにて提供されるレコードと多少異なる場合があり、参考程度としてください。
Marketing Cloud Engagement カスタムドメインおよびメール送信の DNS レコードメンテナンス

 

Q) 別サービスで利用している既存のドメインを SAP/PD として利用できますか
A) 利用自体は可能ですが、サポートの提供されない「セルフホスト」のオプションの選択が必須となります。委任のオプションの場合、Marketing Cloud SAP DNS リクエストの通り、別サービスで利用している MX や DKIM のレコードを登録を承ることができないためです。

企業のルートドメイン(親ドメイン)をSAPドメインとして利用することは、原則として強く非推奨です。既存のWebサイトやメールサービスとのDNSレコード競合が発生しやすく、設定ミスがそれら通信の長期間停止を招き、メールの不達やHPの閲覧不可といったリスクがあるためです。

推奨構成は、サブドメインをSAP、ルートドメインをPrivate Domainとする運用です。しかしながらいずれの場合も、既存ドメインを流用する際は、ネットワーク管理部門との連携を必須とし、既存インフラへの影響を排除するための綿密な設計を行ってください。

 

Q) セルフホストでレコードの取捨選択を行いたいため、 A レコードや MX レコードの用途について確認したいです
A) A レコードは主に送信元ドメインのチェックを行うようなプロバイダーの存在を考慮して設けています。MXレコードは RMM 機能で使用します。返信メールのドメインは多くのケースで reply.<SAP/PD ドメイン> を利用することになるため、不要であることが多いです。

 

Q) 別サービスで A レコードは Web ページに、MX レコードはメールサービスに利用している。そのためセルフホスト設定時に与えられた ゾーンファイルをすべて追加すべきですか
A) 追加すべきかについては当該ドメインの通信を加味の上、ご検討ください。検討に際しては、高度なDNSの専門知識および当該ドメインについての理解が必要となるため、当該ドメインの管理者の関与をお勧めしております。
なお、既存サービスでAレコードをWebページに、MXレコードをメールサービスに利用している場合、それらのレコードを置き換えるとWebページ閲覧やメール送受信に支障をきたしますので、原則としては追加しないことを選択することになります。

このとき、優先度を低くして当該ドメインの MX レコードに弊社のメールサーバーを追記しているケースがありますが、これは優先度の高いメールサービスが利用できない場合に、弊社 RMM 用のメールサーバーに配信される可能性があることを意味します。その場合、当該ドメインの受信メールが正しいメールサーバーに届かなくなりますので、この設定は推奨しません。

Q) SAP/PDのドメインに対してメールボックスを作成できますか
A) いいえ、できません。返信を受信したい場合はRMMを利用する、自社のメールサーバーで管理している既存のアドレスを差出人に設定するなどを検討します。

 

Q) SAP ドメインの変更は可能ですか
A) 可能ですが、改めて SAP ドメインの SKU を購入いただく必要があります。

 

Q) 新規 SAP ドメイン申請時に、既存の専用 IP アドレスを使用することを選択した場合、新規 SAP に含まれていた専用 IP アドレスは別途利用可能ですか
A) いいえ、その場合は新規 IP アドレスの割り当てはできなくなります。

 

Q) 占有 IP アドレスを追加で購入した場合に注意するポイントは何かありますか
A) 以下の点を考慮ください
・バウンスリトライ時間の変更: 既存の IP アドレスがバウンスリトライ時間を変更している場合は、多くのケースで追加したIPアドレスにも同様のリトライ時間で設定変更を行います。もし変更が必要な場合はサポートケースからご依頼下さい。
・IPウオームアップ: 追加した IP についても必要に応じてIPウオームアップが必要な場合があります。


Q) SAP/PD ドメインを委任したが、下記の記事の URL に記載のある NS レコード (nsX.exacttarget.com) とは異なるもの (ns0X.ums-dns-salesforce.com) が提供されたが誤ったレコードではありませんか
A) Hyperforce 環境では NS レコードが異なりますためご留意ください。Hyperforce 環境をご利用の場合、弊社より提供された通りのレコード (ns0X.ums-dns-salesforce.com)  をご利用ください

URL)カスタムドメインまたはサブドメインの委任

 

Q) 当該 MID に設定されている IP アドレスをユーザー側で確認する方法はありますか
A) 配信プロファイルを作成する際に、当該MIDに割り当たっているIPがプルダウンから選択できるため、その際に確認できます。

URL) 配信プロファイル

 

Q) SAPや PD, SSL の設定に何営業日程度かかりますか? 

A) リクエストの多寡や状況にもよりますが、最短 5 営業日程度要します(Self-serviceやHyperforce は除く)
ドメイン関係の変更となるため、十分な期間を確保していただき、設定が間に合わない場合のバックアッププランのご用意も検討ください。

 

 

サポートケースで回答ができない質問

・DNS サーバーやレジストラーの提供するサービスの設定方法やトラブルシューティング、一般的なDNSの仕組みに関する詳細なQA等について
例) DNS レコードの登録方法、各DNSサービスに応じたレコードの設定内容の是非、DNSレコードの反映が上手くいかない場合のトラブルシューティング、DNS の各種レコードの詳細の意味の解説といった一般的な知識の解説等

・セルフホスト採用時の DNS レコードの設定内容レビューやトラブルシューティング (注意)
例) 既存サービスとの併用を加味してのレコード内容の問題有無の確認、既存サービスへの影響有無の確認等


・費用やライセンス体系について

・占有IPアドレスの必要購入数について

・SAP/PD ケースの進捗状況確認 (※当該ケースにて弊社から長期間応答がない場合や、当該ケースご担当者様の不在などの事情がある場合は除く)

・SAP/PD等の設定日時の指定や、設定完了予定日時の事前連絡など詳細なスケジュールに関する確認

・IPウオームアップの推奨流量や、手順、進捗状況の確認、レピュテーションのモニタリングや低下原因の調査、配信到達性に関する詳細なコンサルティングなど
これらは外部のサービス側で固有の判断基準を持っており、一般的には公開されません。よって一般的なベストプラクティス等に従ってバウンス状況をコントロールしていく必要があります。

 

・DNSレコード変更に伴う、当該レコードの反映が正しく行われているかの確認 
*DNSの特性上、正しく反映しているかは受信メールサーバーが利用するDNSサービスに依存するため、弊社で反映を確認するができません。よって実際に当該変更にかかわる動作確認が必要です。たとえばDMARCレコードを変更したなら、実際にメールを送信してDMARCがパスするなどを確認します。

 

※上記の挙動および設定プロセスは予告なく変更される場合があります。また環境によって若干異なる場合があります。あらかじめご了承ください。

その他のリソース

・Marketing Cloud - Sender Authentication Package (SAP) コピー依頼で必要となる情報と留意点

依頼のタイミングや留意点などケース起票前に必ず確認ください

・Sender Authentication Package (SAP) 申請フォームの記載方法

SAPのフォーム記載に関してよくある質問が記載されています。

・ Marketing Cloud プライベートドメイン: ドメイン認証を伴う送信

プライベートドメインに関する説明が記載されています。

・Sender Authentication Package (SAP) カスタムドメインの要件

どのドメインを SAP ドメインとするかの検討の際に、参考となる説明が記載されています。

・Marketing Cloud における BIMI (Brand Indicators for Message Identification)

BIMI (送信者のロゴ) の設定を検討する際に確認ください。※BIMI自体はMarketing Cloud外の技術であるため、レコードの是非や表示要件などはチェッカーツール等を利用ください

・Marketing Cloud Engagement - マルチバウンス ドメインの有効化について

プライベート ドメインが、SAP ドメインとは異なるルートのドメインを採用する場合には、事前にご確認ください。

 

そのほか、 Marketing Cloud ポイント の SAP の欄にも有益なリンク集がありますので活用ください。(一部重複しますが了承ください)

ナレッジ記事番号

004269074

 
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