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フローを利用して取引先名の先頭に値を追加する方法

公開日: Apr 20, 2026
説明

フローを利用して、特定のレコードタイプの取引先が作成された際に、取引先名の先頭へ特定の値(接頭辞)を自動で付加する方法について解説します。この設定により、取引先を一貫性のある形式で識別しやすくなります。

 

※ 注意

  • こちらの記載内容についての具体的な手順に関しては、Salesforce サポートでは対応できかねますので、あらかじめご了承ください。
  • お客様で構築しても期待通りの動作にならない場合は、Salesforce サポートに問い合わせてください。
解決策

レコードトリガーフローを使用して、特定のレコードタイプを持つ取引先が作成されたときに、取引先名を更新します。

※前提条件:取引先オブジェクトに事前に定義されたレコードタイプ「Vendor」を使用します。

 

ステップ1:レコードトリガーフローを作成します。

  1. [設定] | [フロー] に移動します。
  2. [新規フロー] をクリックします。
  3. [トリガーされた自動化] を選択し、[レコードトリガーフロー] を選択します。

 

ステップ2:開始要素を設定します。

  • [オブジェクト] : 取引先
  • [フローをトリガする条件] : レコードが作成された
  • [条件の要件] : なし
  • ※条件の要件は、現時点ではなしのままにします(レコードタイプ名でフィルターを設定できないため)
  • [フローを最適化] : 高速項目更新

 

ステップ3:レコードタイプ名を格納する変数を作成します。

  1. [フロービルダー] ページの左上にある長方形の [ツールボックス] ボタンをクリックします。
  2. [新規リソース] をクリックします。
  3. [リソース種別] で「定数」を選択し、以下を設定します。
    1. [API 参照名]:任意(例:concernedRecordtypeName)
    2. [データ型]:テキスト
    3. [値]:Vendor(定義済みの定数値を選択するように提案されますが、ここではテキスト値をフリーテキストとして入力します)
  4. [完了] をクリックします。

 

ステップ4:フローで使用する接頭辞を格納する定数を作成します。

  1. [フロービルダー] ページの左上にある長方形の [ツールボックス] ボタンをクリックします。
  2. [新規リソース] をクリックします。
  3. [リソース種別] で「定数」を選択し、以下を設定します。
    1. [API 参照名]:任意(例:prefixForConcernedAccount)
    2. [データ型]:テキスト
    3. [値]:V-
  4. [完了] をクリックします。

※補足: この接頭辞は、カスタムメタデータ型を使用してフロー外で管理することもできます。

 

ステップ5:レコードタイプ ID を取得する [レコードを取得] 要素を追加します。

  1. [開始] と [終了] の間にある [+] アイコンをクリックし、[レコードを取得] を選択します。
  2. 以下を設定します。
    1. [表示ラベル]:任意
    2. [API 参照名]:任意(例:Get_RecordType_Resource
    3. [オブジェクト]:レコードタイプ
    4. [条件の要件] : すべての条件に一致 (AND)
      1. [項目]:レコードタイプ名
      2. [演算子]:次の文字列と一致する
      3. [値]:ステップ3で作成した定数(例:{!concernedRecordtypeName}
    5. [保存するレコード数]:最初のレコードのみ
    6. [レコードデータの保存方法]:すべての項目を自動的に保存

 

ステップ6:取引先名を更新する [レコードを更新] 要素を追加します。

  1. [レコードを取得] 要素の後の [+] アイコンをクリックし、[レコードを更新] を選択します。
  2. 以下を設定します。
    1. [表示ラベル]・[API 参照名]:任意
    2. [更新するレコードを検索してその値を設定する方法]:[フローをトリガーした取引先レコードを使用] がチェックされていることを確認します。
  3. [検索条件を設定] で以下を設定します。
    1. [レコード を更新する条件の要件] : カスタム条件ロジックに一致
      1. [項目]:レコードタイプ ID
      2. [演算子]:次の文字列と一致する
      3. [値]:ステップ5で取得したレコードのID(例: {!Get_RecordType_Resource.Id}
    2. [条件を追加] をクリックして以下も追加します。
      1. [項目]:取引先名
      2. [演算子]:次の文字列で始まる
      3. [値]:ステップ4で作成した接頭辞を格納する定数(例:{!prefixForConcernedAccount})
    3. [条件ロジック]:1 AND (NOT 2)
    4. ※これにより、レコードタイプが「Vendor」であり、接頭辞「V-」で始まっていない新規取引先が更新されます。
  4. [取引先 の項目値を レコード に設定] で以下を設定します。
    1. [項目]:取引先名
    2. [値] の入力欄をクリックし、[新規リソース] を選択します。
    3. [リソース種別] で「数式」を選択し、以下を設定します。
      1. [API 参照名]:任意(例:Formula)
      2. [データ型]:テキスト
      3. [数式] セクションで以下を設定します。
        1. [リソースを挿入] を選択し、ステップ4で作成した接頭辞を格納する定数(例:{!prefixForConcernedAccount})を選択します。
        2. +」と入力します。
        3. [リソースを挿入] を選択し、[トリガー Account] > [取引先名]({!$Record.Name})を選択します。
        4. [構文を確認] をクリックし、[完了] をクリックします。

ステップ7:フローを保存して有効化します。

  • [保存] をクリックして、[フローの表示ラベル] と [フローの API 参照名] を入力してフローを保存します。
  • [有効化] をクリックして、フローを有効化します。

 

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作成者: Eric BURTÉ | Forum Ambassador

フランスを拠点とするEric Burtéは、DEVOTEAMグループのSalesforceおよびAI担当責任者です。Salesforce エキスパートディレクターとして、プロジェクトチームと連携し、Salesforceプロジェクトの設計、構築、デリバリーをサポートするほか、クライアントと連携して、評価プロジェクトのコンテキスト、Salesforceの「Center of Excellence」チームの管理、設計権限アプローチの実装などにも取り組んでいます。

 

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