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Marketing Cloud Engagement: JourneyBuilder - Einstein STO 利用時の深夜配信回避策と考慮事項

公開日: Mar 26, 2026
説明

Einstein STO には、直接的に配信禁止時間帯を設定する機能は現在提供されていません。そのため、購読者にとっての最適配信時間が深夜と算出された場合、そのままでは深夜にメールが送信されてしまいます。この深夜配信を回避するためには、ジャーニー (Journey Builder) の設計において、STOアクティビティへのエントリタイミングを制御するか、STO後のメール送信アクティビティで送信時間帯を制限するなどの工夫が必要です。具体的な方法は次項で説明します。

解決策

Einstein STO をジャーニービルダーで利用しつつ深夜配信を防ぐには、以下のいずれかの方法をお試しください。

1. 待機アクティビティの利用と STO「Time Frame」設定の組み合わせ:
この方法では、購読者がSTOアクティビティに進むタイミングと、STOが分析する時間帯を調整します。

  • Step 1: 待機アクティビティの配置 Einstein STO アクティビティの前に待機アクティビティを配置し、購読者が特定の時間帯(例: 平日の午前9時)にまとめてSTOアクティビティへ進むようStep ください。
  • Step 2: STO「Time Frame」の調整 次に、Einstein STO アクティビティ自体の「Time Frame」を調整します。例えば、手順1で購読者を午前9時にSTOアクティビティへ進めるように設定した場合、「Time Frame」を「9 時間」に設定します。これにより、Einstein STOは主に午前9時から午後6時の間のエンゲージメントデータを分析するため、所定の時間内までには STO アクティビティを退出することができます。



2. メール送信アクティビティの「送信の調整 (Send Throttling)」機能の利用:
Einstein STO アクティビティの後に配置するメール送信アクティビティで、「配信オプション」から「送信の調整」機能を有効化します。続いて許容する配信時間帯(例: 午前9時~午後6時)を設定します。もし本オプションが画面に現れない場合は、下記から設定を有効にします

参考:メールのオプション機能の有効化


留意点:
上記のいずれの回避策を用いた場合でも、以下の点を必ずご理解ください。

  • 処理時間と遅延の可能性: Journey Builderでメール送信アクティビティに到達してから、実際にメールが作成され送信されるまでには、システム内部である程度の処理時間を要します。特に大量のメールを送信する場合は にMarketing Cloudのメールサーバー(MTA) 上で送信待ちの状態が長く続く場合があります。
  • リトライ処理による影響: 受信側サーバーの問題で一時的に配信できなかったメールは、設定された期間(デフォルトでは72時間)は 15 分間隔で MTA 上でリトライされます。このリトライ処理の過程で、最終的に深夜の時間帯に配信が成功するケースがあり得ます。


なお STO アクティビティは待機アクティビティの一種であり、配信そのものが行われるわけではありません。配信自体は直後のメール送信アクティビティにて実施されます。

ナレッジ記事番号

005036406

 
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