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Data 360: JavaScript の精度に関する制限により、Data Cloud UI に表示される桁数の大きい数値が、丸められて表示される可能性がある

公開日: Feb 3, 2026
説明

15~16 桁を超える数値を使用している場合、Data 360 (旧 Data Cloud) UI では、丸められた値や不正確な値が表示されることがあります。この動作はブラウザーでのレンダリングに使用される JavaScript の大きな数値に対する処理方法の制限によるものであり、Data 360 自体の問題ではありません。正確な値はバックエンドに正しく安全に保存されています。

たとえば、次のような数値があるとします。

12345678901234567890

これは UI では次のように表示される可能性があります。

12345678901234567000

ダウンストリームでの処理、照合、データ監査において正確な値が重要となる場合、この動作が混乱につながる可能性があります。

この事象の背景

この問題は、現代の多くのブラウザー UI を支えている JavaScript の数値の扱い方に起因しています。JavaScript では IEEE 754 の倍精度浮動小数点形式を使用しており、この形式で安全に表せるのは 2⁵³ - 1 までの整数、つまり約 15~16 桁の整数のみです。この桁数を超える数字は正確である保証がなく、表示の際に自動的に丸められることがあります。重要な点として、これは UI レベルでの制限であり、Data 360 でのデータの保存と処理の方法には影響しません。

解決策

customerID、accountNumber、referenceId などの大きな数値識別子を扱う場合に精度が失われるのを防ぐため、これらの値は数値ではなくテキストとして保存してください。これらの値は数字だけで構成されている場合でも、数学的な計算に使うことを想定していません。電話番号やパスポート番号のような一意の識別子です。これらの値の目的は、数値として加算、平均、比較することではなく、完全に一致するかどうかを判定することにあります。それらをテキストとして保存すれば、UI 上で丸めや切り捨てが発生することはありません。

推奨される回避策:

  • 非常に桁数の多い数値を 1 文字ずつ正確に保持する必要がある場合は、文字列として保存することを検討します。
  • 次のような項目の場合、文字列ベースで保存します。

    • 識別または照合にのみ使用する場合

    • 15~16 桁を超える場合

    • ライフサイクル全体にわたって常に正確で変更されない必要がある場合

  • ユーザーに値を完全な形で表示する必要がある場合は、項目をテキスト形式にするか、カスタム UI コンポーネントで文字列として扱うようにしてください。

その他のリソース
  1. DaaLWC Documentation:Working with Large Numbers (DaaLWC ドキュメント: 桁数の多い数値の取り扱い)
ナレッジ記事番号

005093789

 
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