この記事では、よくある問い合わせをもとに、Salesforce の フローに関する問題をトラブルシューティングするためのガイドを提供します。フローでエラーが発生したが何を確認したら良いかわからない場合に、共通で確認できるポイントを紹介します。
ガイドを確認しても問題が解消しない場合、当該記事の末尾に記載されている情報を添えて、Salesforce サポートに問い合わせてください。
■ エラー発生時に確認すること
・失敗したフローへのアクセス
・エラー通知メールの内容
・フローの [デバッグ] 機能の実行
・デバッグログの取得
エラー発生時にシステム管理者に送信されるメールの内容を確認します。
エラーメールに「Flow Builder でこのフローをデバッグします。」リンクが記載されている場合、リンク先の画面にてどの要素でエラーが発生しているかを確認できます。
エラーメールが届かない場合などには画面からも失敗したフローを確認できます。
[設定] から、[クイック検索] ボックスに「フロー」と入力し、[一時停止中および失敗したフローインタビュー] を選択します。
リストビューを「すべての失敗したフローインタビュー」リストに切り替えることで、過去 14 日間分の失敗したフローインタビューを確認できます。
※アプリケーションランチャーの [一時停止中のフロー] からも同様の内容が確認できます
失敗したフローインタビューは以下フロー種別で使用できます。
エラー通知メールからは以下のような内容が確認できます。
(状況をスムーズに把握するため、サポート問い合わせ時にはこれらの情報を全て連携してください)
- エラー要素・エラーメッセージ
フロー内のどの要素で、どんなエラー内容が発生しているかを確認します。
(例)
エラー要素 Element (FlowElement)。
@メンションに有効な ID を入力してください。
- 実行フローの詳細
情報フローの詳細・実行日時・実行ユーザーなどの情報を確認します。
(例)
フローの API 参照名: Flow Name 種別: 自動起動フロー
バージョン: 1
状況: 有効
組織: Org Name (00D000000000000)
フローインタビューの詳細
インタビュー表示ラベル: Flow Name 2025/01/01 12:34
インタビュー GUID: 3144e59eb8513ce286104c3b65ed196b3928f84-XXXX
現在のユーザー: Admin User (005000000000000)
開始時刻: 2025/01/01 12:34
期間: 0 seconds
Flow Builder にてフローの詳細動作を視覚的に確認したい場合には [デバッグ] 機能を活用できます。
デバッグオプションにてフローの実行対象となるレコードなどを指定することができ、エラーの発生条件の特定に役立ちます。
(参考資料)
Flow Builder でのフローのデバッグ
フローで同じエラーが度々発生する場合、エラー発生前に追跡フラグを設定することで、エラー発生時のデバッグログを取得することが可能です。
デバッグログでは、フロー実行時の各要素における詳細な実行履歴を確認することができます。例として「特定の変数の値がおかしい」といった場合に、どの要素で値が書き換えられたかを追うことができます。
- フローデバッグ用のデバッグログレベルの作成
1. [設定] 画面左側メニューの検索バーに「デバッグログ」と入力しデバッグログ画面へ移動します。
2. ユーザー追跡フラグセクションの [新規] ボタンをクリックします。
3. デバッグレベル項目の [新規デバッグレベル] をクリックします。
4. カテゴリ:ワークフロー のレベルを [より詳細] に変更し、任意の名前を付けて保存してください。
- デバッグログの設定
5. 以下の情報を設定し [保存] ボタンをクリックします。
- 追跡対象エンティティ種別: ユーザー
- 追跡対象エンティティ名: フローを実行するユーザー(虫眼鏡アイコンから検索して設定してください)
- 開始日:デバッグログを取得開始する任意の時間
- 有効期限:デバッグログの取得を終了する任意の時間
- デバッグログの取得
6. 上記状態でフローを実行しエラーを発生させます (5 で設定した開始日~有効期限の間に実施してください)。
7. デバッグログ画面に対象のフロー実行時のログが表示されますので、ダウンロードします。
注: プラットフォームイベントトリガーフローにてデバッグログを取得する際は、自動化プロセスユーザー (Process Automated ユーザー) を追跡対象エンティティ名に指定します。
(参考資料)
デバッグログの設定
イベント登録のデバッグログの設定
フローが想定動作とならない場合、原因を特定するために切り分け調査を行います。実行時のデバッグログを取得しつつテストデータを使用した動作確認を行う際には、切り分け調査を段階的に行うことで効率的にデバッグを進めることができます。
他の要素を削る:
条件を削る:
数式を見直す:
System.LimitException は、Salesforceのフローが健全に動作するための制約(ガバナ制限)を超過した際に発生します。
特に [レコードを取得] 要素や各種 DML 操作 ([レコードを作成] / [レコードを更新] / [レコードを削除] 要素) の使用方法によっては、以下のような問題が生じやすくなります。
発生しやすい問題:
System.LimitException が発生した場合の対処法:
(参考資料)
Flow Builder での成功の計画(ベストプラクティス)
フロー・プロセスの自動化 ポイント集
一般的なフローの制限
Apex ガバナ制限
上記ガイドの内容をすべて確認しても問題が解決しない場合、下記の内容に沿ってお客様環境における調査のための情報と、弊社検証環境で再現するための情報を提供してください。
・エラーに関する基本的な情報
- エラーが発生した具体的な時刻 (例: 2025/06/10 17:00:00 - 17:00:30 日本時間)
- 特定の組織 (本番 / Sandbox) でのみ発生するか
- 特定のユーザーでのみ発生するか
- 以前は問題なく動作していたが急に動作しなくなったか / 新規作成したフローか
- エラーは今も必ず再現するか / 過去 1 度だけ発生したエラーか
- 画面上にエラーメッセージが表示されているか
・事象が発生している組織 ID (00D で始まる 15 桁または 18 桁の英数字)
・ログインアクセス許可を設定したユーザーのユーザー名 (設定手順)
・エラー通知メールの内容全文
エラー通知メールが確認できない場合、下記情報を連携してください。
- フローの API 参照名
- エラーが発生したフロー要素の API 参照名
- 有効なフローバージョン
- エラーメッセージ全文
- フローの実行ユーザー名
・失敗したフローインタビューの URL
・エラーが発生した画面のスクリーンショット
・エラーを再現するための具体的な手順
・サポートのログインアクセスによる、エラーを再現するための手順の実行可否
・サポートのログインアクセスによる、フローのデバッグモードの実行可否
・エラー再現時に取得したデバッグログ (設定手順)
・トラブルシューティング関連
フローエラーのトラブルシューティング
フローをトラブルシューティングする際の考慮事項
・エラー事例
ループ処理を含むフローで Too many SOQL queries: 101 が発生する原因
フロー内の参照項目で「このフローで未処理の障害が発生しました」というエラーがスローされる
複数のオブジェクトにまたがる参照関係項目の値を参照する場合、未対応の障害エラーが発生する
Flow Error System.QueryException 大規模なオブジェクト種別に対する非選択的クエリ
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