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Data 360 が使用するタイムゾーンについて

公開日: May 20, 2026
説明

Data 360 ではデータを取り込む際、デフォルトで UTC として扱われるため、画面の表示時刻がずれる場合があります。本書では、データストリームから CSV を取り込む際、ユーザーや組織のタイムゾーンに合わせて正しく時刻を表示させるための推奨設定(DateTime 型フォーマットの修正や、数式項目による時刻変換)の手順を解説します。

解決策

Data 360 は、デフォルトで UTC (協定世界時) のタイムゾーンを使用します。データストリームからデータを取り込む際、タイムゾーン情報を含まない時刻データはすべて UTC として扱われます。 

機能ごとに利用するタイムゾーンについて

Data 360 は機能によって参照するタイムゾーンが異なります。各タイムゾーンの設定が異なる場合は注意が必要です。 

ユーザーのタイムゾーンを利用する機能

以下の機能では、個人のユーザー設定に基づいたタイムゾーンで時刻を表示します。

  • データエクスプローラー

  • レポート など

組織のタイムゾーンを利用する機能

以下の機能では、所属する Salesforce 組織全体で設定されているタイムゾーンを利用します。 

  • セグメント

  • 計算済みインサイト など

タイムゾーンの影響でデータの日付がずれると、セグメントや計算済みインサイトの絞り込みが正しく機能しない場合があります。画面に表示された時刻と処理を一致させるため、ユーザーと組織のタイムゾーンを揃えることを推奨します。各タイムゾーンの設定は 「ユーザと組織のデフォルトのタイムゾーンを変更する」 を参照してください。

 

タイムゾーンを合わせる方法

タイムゾーンを考慮したデータの取り込みを行うことで、意図しないタイムゾーンでの取り込みを防ぐことができます。Amazon S3 経由で CSV ファイルを取り込む手順を例として、設定方法を説明します。 

方法 1: 取り込みデータを加工する

取り込むファイルのデータを加工してタイムゾーンの情報を追加します。ユーザーのタイムゾーンが日本標準時で、データの時間を日本時間 (JST, UTC+09:00) として取り込む際の推奨設定と想定外のパターンは以下の通りです。

推奨設定

取り込みデータDateTime 型のフォーマットデータエクスプローラー備考
2025/9/3 15:00:00+0900yyyy/MM/dd HH:mm:ssZ2025/9/3 15:00:00取り込みデータにタイムゾーン (+0900) の情報を追加する。また、フォーマットにタイムゾーンを表す "Z" を追加することで想定時刻の取り込みが可能となる。 

想定外の時刻として処理されるパターン

取り込みデータDateTime 型のフォーマットデータエクスプローラー備考
2025/9/3 15:00:00yyyy/MM/dd HH:mm:ss2025/9/4 00:00:00タイムゾーンが指定されていないデータは、UTC として処理する。データエクスプローラーは日本時間(JST, UTC+09:00)で表示するため、9 時間後の翌日の 00:00:00 となる。 
2025/9/3 15:00yyyy/MM/dd HH:mm:ss2025/9/3 09:00取り込みデータ(2025/9/3 15:00)に秒数 (ss) が不足しているため、フォーマットと一致しない。時刻が判別できず 2025/9/3 00:00 UTC として処理され、データエクスプローラーでは 09:00 と表示される。 

DateTime 型のフォーマット設定手順

データストリームを新規作成する際、取り込むデータの形式を定義します。値が想定と異なる場合は手動で修正してください。
1. [データストリーム] | [新規] を選択する。
2. [Amazon S3] を選択して [次へ] をクリックする。 
3. 接続先を選択する。
4. ファイル名を入力して [次へ] をクリックする。
5. [サポートされている項目] の対象フィールドで ▼ アイコンをクリックする。
6. 一覧から [DateTime] を選択する。
7. [形式を手動で入力]  | [ここに日付形式を入力] にフォーマットを入力する。

※フォーマットは大文字と小文字を区別するためご注意ください。(例:大文字の "MM" は月を表し、小文字の "mm" は分を表します。 )各日時パターンの文字列と定義は Date および DateTime の書式 をご参照ください。

 

方法 2: 数式項目を利用して別フィールドを作成する

データストリーム作成時に [数式項目] を利用して時刻を変換した別フィールドを作成します。元ファイルの編集は必要ありませんが、各データストリームでの作業が必須です。ただし、[数式項目] が非表示のコネクタを利用しているデータストリームには対応していません。
取り込みデータを日本時間(JST, UTC+09:00)として、設定する手順は以下のとおりです。システムの自動変換を相殺するため、UTC の日時から 9 時間を引く設定です。

1. [データストリーム] | [新規] を選択する。
2. [Amazon S3] を選択して [次へ] をクリックする。
3. 接続先を選択する。
4. ファイル名を入力して [次へ] をクリックする。
5. [新規数式項目] をクリックする。
6. 各項目を入力して [保存] をクリックする。
・[項目の表示ラベル]: 任意
・数式の戻り値のデータ型: DateTime
・変換数式: DATEADD('h', -9, sourceField['◯◯'])
※◯◯ は [属性] タブから実際の DateTime 型フィールド名をクリックして置き換えください。

ナレッジ記事番号

005131278

 
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