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Marketing Cloud Engagement における購読者メールアドレスに対する段階的な検証プロセス

公開日: Oct 15, 2025
説明

Marketing Cloud Engagement では以下の独自のメカニズムで不正メールアドレスを検知します。

  1. インポート時の無効アドレス判定
  2. List Detective

 

1.インポート時の無効アドレス判定

インポート時の無効アドレス判定は、リスト([すべての連絡先] は除く)やデータエクステンションの EmailAddress 型の項目にインポートをする時に作動します。

システムによってメールアドレス構文をチェックし、問題が検知された場合は、「無効なメールアドレス」というエラーとなります。

※インポート方法によって判定結果が異なる場合がある点、ご理解いただけますと幸いです。

「無効なメールアドレス」として判断されるメールアドレスの一例

  • @が2つ以上含まれる場合(例: abcd@@example.com)

  • トップレベルドメインが1文字である、あるいは存在しない場合(例: abcd@example.c, abcd@example)

  • マルチバイト文字を含む場合(例: あいうえお@example.com)

  • メールアドレス内にスペースが含まれる場合(例: abcd@ example.com, abcd @example.com)

  • @が存在しない場合(例: abcdexample.com)

「無効なメールアドレス」として判断されないメールアドレスの一例
  • @の直前にピリオドがある場合(例: abcd.@example.com)

  • 連続した複数ピリオドがある場合(例: ab….cd@example.com)

その他にも、データエクステンションの EmailAddress 型の項目には、ユーザー名部分の長さは最大 100 文字で、合計でメールアドレス (ドメイン名を含む) の長さは最大 254 文字という制限もございます。

 

2.List Detective

List Detective 機能の詳細条件につきましては、弊社サービス上の配信到達性を保持する観点から公開しておりませんが、例えば admin@ info@ などのロールベースローカルパートや有名なドメインの誤字などは List Detective 違反アドレスと判定されます。

※これらは変更となる可能性がございますので予めご了承ください。

 

また、List Detective が機能するタイミングは、大きく以下 2 つのポイントがございます。

  • インポート時(データエクステンションは除く)
  • 配信時

 

▼よくあるご質問

Q)データエクステンションには問題なくインポートできたメールアドレスなのに、配信時に送信されないのはなぜですか?

A)データエクステンションのメールアドレス型フィールドには、問題なくインポートできるが、配信がされない場合がございます。

これは、データエクステンションへの送信時に購読者が [すべての購読者] に登録されていない場合、[すべての購読者] にレコードが作成され、データエクステンションのメールアドレスが [すべての購読者] レコードの [メールアドレス] 列に入力される動作時に、List Detective に抵触することが考えられます。

メール送信ジョブにおいて「List Detective」の理由でメール配信されなかった購読者は、データ抽出アクティビティ Tracking Extract で出力できる Not Sent レポートよりご確認頂けます。

データエクステンションへインポートができたからといって、必ずしも、配信ができるわけではない点、ご留意いただけますと幸いです。

 

Q)Markeing Cloud のメールアドレス項目のバリデーションルールについて、RFC5322 に準拠していないアドレスは登録エラーになりますか?

A)いいえ、RFC 違反のメールアドレスでも一部のものは実際に使用されていることがあるため、あえて送信できる仕組みになっています。

「無効なメールアドレス」として判断される仕組みは複雑なため、シンプルな正規表現で表現しきれないですが、基本的なバリデーションルールは以下ドキュメントの正規表現をご参照くださいませ。

Use Regular Expressions to Validate Email Addresses

解決策

List Detective によって送信できないメールアドレスに対してはカスタム List Detective を有効化し、例外申請をサポートへのお問い合わせで設定することで、送信できるようにすることが可能です。

※注意点1) カスタム List Detective は Enterprise レベルでのみ設定可能ですので、アカウント/組織に紐付いたすべてのビジネスユニット、そして新たに作成されるビジネスユニットすべてに自動継承されること、ご留意ください。

※注意点2) カスタム List Detective は配信リストの品質を維持・向上することで配信到達性やセキュリティを維持させていただくことを本来の目的としています。

そのため、明らかに誤っているもの(例: gmai.com のような有名なドメインの誤表記)の例外申請時はお受けできない場合があります。

その場合は、大変お手数ですが、リストクレンジングの実施を推奨いたします。

ナレッジ記事番号

005226498

 
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