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Salesforce の日時関連の便利な数式

公開日: Nov 13, 2025
説明

NOW 関数による現在日時の取得から、ADDMONTHS・DATEVALUE・TIMEVALUE などの関数を使った日付・時間の演算、さらに日時の差分計算まで、よく使うパターンを体系的に解説します。

日付や時間の計算ロジックを理解しておくことで、動的な条件分岐やスケジュール処理の精度を高めることができます。

解決策

現在の日時を取得する

現在の日時は NOW 関数で取得できます。

NOW()

 

日時の加算/減算

日時型は整数部が日付で小数部が時間を表しています。

d 日後、h 時間後、m 分後、s 秒後、ms ミリ秒後の日時を取得したい場合は単位に注意して加算します。

日時型 + d + ( h + ( m + ( s + ms / 1000 ) / 60 ) / 60 ) / 24

 

月数単位の加算や減算は ADDMONTHS 関数を利用します。

ADDMONTHS( 日時型 , n )

 

年数単位の加算や減算は月数単位の加算や減算の 12 倍になります。

ADDMONTHS( 日時型 , n * 12 )

 

日時から日付を取得する

日時型から日付部分を取得する場合は DATEVALUE 関数を使います。

DATEVALUE( 日時型 )

 

日時から時間を取得する

日時型から時間部分を取得する場合は TIMEVALUE 関数を使います。

TIMEVALUE( 日時型 )

 

年月日と時分秒ミリ秒から日時を計算する

年月日と時分秒から日時を取得するには、DATETIMEVALUE 関数を使います。

DATETIMEVALUE( "YYYY-MM-DD HH:MM:SS" )

 

DATETIMEVALUE 関数はミリ秒の情報を付加できないため、ミリ秒の値を加える必要があります。

DATETIMEVALUE( "YYYY-MM-DD HH:MM:SS" ) + MS / 24 / 60 / 60 / 1000

 

日付と時間から日時を計算する

日付と時間が存在する場合は、年月日や時分秒ミリ秒を抽出するよりも、時間からミリ秒を欠落させて日時を計算する方が簡単になります。

DATETIMEVALUE( TEXT( 日付型 ) + " " + LEFT( TEXT( 時間型 ) , 8 ) ) + MILLISECOND( 時間型 ) / 24 / 60 / 60 / 1000

 

また、日付型のみを DATETIMEVALUE 関数に渡すと `日付T00:00:00.000Z` になることを利用して、時間を別途加える方法もあります。

DATETIMEVALUE( 日付型 ) + ( HOUR( 時間型 ) + ( MINUTE( 時間型 ) + ( SECOND( 時間型 ) + MILLISECOND( 時間型 ) / 1000 ) / 60 ) / 60 ) / 24

 

日時の差分を計算する

日時の差分は整数部が日付で小数部が時間で計算されるため、単位の調整が必要な場合は係数をかける必要があります。

日単位で取得する場合は下記のような形になります。

( 日時型 - 日時型 )

 

時間単位で取得する場合は下記のような形になります。

( 日時型 - 日時型 ) * 24

 

分単位で取得する場合は下記のような形になります。

( 日時型 - 日時型 ) * 24 * 60

 

秒単位で取得する場合は下記のような形になります。

( 日時型 - 日時型 ) * 24 * 60 * 60

 

ミリ秒単位で取得する場合は下記のような形になります。

( 日時型 - 日時型 ) * 24 * 60 * 60 * 1000

 

差分を 24 時間未満の時間型で取得する場合は、TIMEVALUE 関数を使う形で記述します。

TIMEVALUE(

  TEXT( FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 60 / 60 / 1000 ) )

  + ":" +

  TEXT( FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 60 / 1000 ) - FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 60 / 60 / 1000 ) * 60 )

  + ":" +

  TEXT( FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 1000 ) - FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 60 / 1000 ) * 60 )

  + "." +

  TEXT( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) - FLOOR( ( TIMEVALUE( 日時型 ) - TIMEVALUE( 日時型 ) ) / 1000 ) * 1000 )

)

 

差分を日数を含めた形で文字列として取得する場合は、FORMATDURATION 関数を使います。

FORMATDURATION( 日時型 , 日時型 )

 


寄稿者: 中澤大樹 (Nakazawa Hiroki) | Trailblazer Community Forum Ambassador

現在、サークレイス株式会社にて、開発者として Apex や LWC を中心とした Salesforce の機能開発および保守業務を担当。
また Trailblazer Community の質問回答の他に複数のコミュニティの運営に携わっている。

 

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ナレッジ記事番号

005228019

 
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