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任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)権限の変更について

公開日: Mar 25, 2026
説明

初回公開日 - 2025 年 11 月 17 日 

更新日 - 2025 年 11 月 24 日

変更点

米国時間 2025年9月に展開された接続アプリケーションのセキュリティ機能(接続アプリケーションの使用制限変更の準備)と整合させるため、Salesforceでは 「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限を使用したユーザによる未インストールの接続アプリケーションからの自己承認を制限します。

この変更は、「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限以外の既存の機能(セールスフォースAPI へのアクセス制限など)には影響しません。

 

この変更を行う理由: 

この変更は、エンドユーザーが、悪意のまたは不正な接続アプリケーションを自己承認するように誘導する、フィッシングまたはその他の脅威のリスク(攻撃者が不正なアクセス権を取得し、データを外部に持ち出す機会を与える可能性)を軽減することを目的としています

 

この変更の適用時期: 

 

2025年12月8日の週より開始予定

 

予想される影響:

 

この変更後、「未インストールの接続アプリケーション」の自己承認を行うために「任意のAPIクライアントを使用 (Use Any API Client)」権限を保持しているユーザーは、この機能が削除されるため、自己承認を行うことができなくなります。

 

お客様に実施いただく対応:

1.APIアクセス制御の設定を確認
[設定](Setup)からAPIアクセス制御ページに移動します。「管理者が承認したユーザーの場合、API アクセスを許可リストに登録された接続アプリケーションのみに制限します(For admin-approved users, limit API access to only allowlisted connected apps.)」の設定がチェックされている場合は、次のステップに進んでください。チェックされていない場合は、追加の対応は不要です
注意: 以前にカスタマーサポートに連絡して[設定]でAPIアクセス制御を有効にしていない場合、これらの設定は表示されず、追加の対応は必要ありません。

 

2.「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限の利用箇所を特定する
お客様組織のセキュリティチームと共に、現在のSalesforceユーザー権限を監査し、「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限が割り当てられているすべてのインスタンスを特定することを推奨します。エンドユーザーに割り当てられている場合は、以前そのユーザーがアクセス権を持っていた理由を確認してください。

  • エンドユーザーが引き続き未インストールの接続アプリケーションを自己承認して使用する必要がある場合は、「管理者が未インストールの接続アプリケーションを自己承認して使用する場合」のセクションを参照してください。
  • それ以外の場合で、この権限が不要であれば、ユーザーから手動で削除することができます。あるいは、Salesforceがこの変更を強制的に適用するのを待つこともできます。その場合、未インストールの接続アプリケーション自己承認する機能は自動的に削除されます。
  • インテグレーションユーザーまたはAPI専用ユーザーに割り当てられている場合、この変更の一環としてアクションは不要です。「インテグレーションユーザーおよびAPI専用ユーザーでの「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限の扱い」を参照してください。
  • 割り当てられていない場合、追加の対応は不要です。


3.接続アプリケーションのインストールまたはブロック
エンドユーザーがアクセスできるようにしたい接続アプリケーションについて、レビュー、インストール、および許可リストへの登録を行い、最小権限の原則に基づいてのみユーザーアクセスを許可する措置を講じてください。信頼できない接続アプリケーションはブロックしてください(接続アプリケーションをブロックする場合は、該当する場合にアンインストールする措置も講じてください)。

 

解決策

「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」割り当て箇所の特定方法:

「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限がどこに割り当てられているかを特定するために検討できるオプションは以下のとおりです。

  • すべてのプロファイルと権限セットをレビューし、「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」が割り当てられている箇所を手動で確認する

  • SalesforceのSOQLクエリを使用して、割り当て箇所を特定する
    以下のセクションに例を示します。

「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」が割り当てられていることを特定するためのSOQLクエリ:

任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)権限を持つユーザーの抽出:

SELECT AssigneeId, Assignee.Id, Assignee.Username FROM PermissionSetAssignment

WHERE PermissionSet.PermissionsUseAnyApiClient = true

 

任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)権限が適用されているプロファイルの抽出:

SELECT Id, Name FROM Profile WHERE PermissionsUseAnyApiClient = true

 

任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)権限が適用されている権限セットの抽出:

SELECT Id, Name FROM PermissionSet WHERE PermissionsUseAnyApiClient = true

 

ユーザー権限の分析には、User Access and Permission Assistant を使用することも可能です

 

デフォルトのSalesforce権限セットについて:

名前空間プレフィックス「force」を持つ、デフォルトのSalesforce権限セットに「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限が含まれている場合があります。これらはPlatform Integration Userで使用されますが、このユーザーはよりセキュアな内部認証メカニズムを利用しているため、今後の変更による影響を受けません。

表示される可能性のある権限セットの例:

  • ApexGuruStandardPermSet
  • C2CHeadlessCMSAccessPermSet
  • C2CMcpServicePermSet
  • C360 High Scale Flow Integration User
  • ConnectivityServiceCASCPermSet
  • D360HomeOrgPermSet
  • Data Cloud Home Org Integration User
  • DCToDCSharingSetupC2CPermSet
  • DeliveryEstimationServicePermSet
  • DeliveryEstimationServicePermSet
  • E360 Messaging Integration User
  • E360MessagingC2CPermSet
  • E360UEC2CPermSet
  • HighScaleFlowC2cPermSet
  • Marketing Cloud Reporting C2C Perm
  • MarketingCloudPublishingC2CPermSet
  • MarketingCloudReportingC2CPermSet
  • MuleSoftPublishInvocableActionsC2CPermSet
  • PromptTemplatePermSet
  • PromptTemplatePermSet
  • Publish Suggested for You Nudges: Integration User
  • RPAC2CPermSet
  • Salesforce Apex Guru
  • Salesforce CMS Integration Admin
  • SeaS Indexing C2C User Perm
  • YourAccountFeatureDataPermSet
  • YourAccountNotifierPermSet
  • YukonNudgeHeadlessPublishPermSet

インテグレーションユーザーおよびAPI専用ユーザーでの「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限の扱い:

この変更により、インテグレーションユーザーおよびAPI only ユーザーから「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限を削除する必要はありません。Salesforce APIへの無制限なアクセスを含み、この権限の既存の機能は影響を受けないためです。ここで行われる唯一の変更は、未インストールの接続アプリケーションへの自己承認機能の削除です。


それにもかかわらず、SOAP APIの login() コールに依存するような「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限に頼る新しいソリューションやインテグレーションの構築は推奨しません。安全なベストプラクティスは、まずSalesforce組織内に接続アプリケーションまたはExternal Client Appsをインストールして許可リストに登録することです。これを行った後、エンドユーザーのログインを承認できます。この推奨される方法では、インテグレーションが機能するために「任意のAPIクライアントを使用(Use Any API Client)」権限は不要になります。

注意: SOAP APIの login() メソッドの廃止は、Summer '27リリースで予定されています。この日までに、現在SOAP API login() を使用しているすべてのアプリケーションとインテグレーションを、認証のためにOAuth付きのExternal Client Appsに移行してください。

 

管理者が未インストールの接続アプリケーションを自己承認して使用する場合:

  • 新しい接続アプリケーション、特にサードパーティからのものをインストールするために、管理者はOAuthを介して未インストールの接続アプリケーションを自己承認する必要がある場合があります。一度アプリケーションがアクティブなOAuthセッションを持った後にのみ、設定の「接続アプリケーションOAuth利用状況」ページからアプリケーションをインストールできます。このプロセスは、管理者による直接のアプリケーション作成では、サードパーティアプリケーションが必要とするクライアントIDとシークレットを定義できなくなるため、必要です。
  • 2025年9月の接続アプリケーション利用制限の変更において、Salesforceはこの利用制限のために構築されたユーザー権限「未インストールの接続アプリケーションを承認(Approve Uninstalled Connected Apps)」ユーザー権限を導入しました。組織に接続アプリケーションをインストールする前にまずテストしなければならない管理者や開発者のような正当なユースケースがある場合、彼らはこの権限を使用する必要があるかもしれません。しかし、この「未インストールの接続アプリケーションを承認(Approve Uninstalled Connected Apps)」ユーザー権限が接続アプリケーションの使用制限をバイパスすることを必ずご認識ください。この権限は、管理者や接続アプリケーションのインテグレーションの管理またはテストに関わる方など、高度に信頼されたユーザーにのみ割り当てるべきです。
  • 当社は、接続アプリケーションにアクセスする目的での、「未インストールの接続アプリケーションを承認(Approve Uninstalled Connected Apps)」ユーザー権限を多くののエンドユーザーに使用することを推奨しません。代わりに、必要な接続アプリケーションと外部クライアントアプリケーションを管理者がインストールしてください。一度インストールされたこれらの信頼されたアプリケーションは、許可リスト(アローリスト)に追加されます。管理者により最小権限の原則に基づいてユーザーアクセスを付与し、アクセスを管理いただくようお願いいたします。

[設定] > [API アクセスコントロール] から「管理者が承認したユーザーの場合、API アクセスを許可リストに登録された接続アプリケーションのみに制限します(For admin-approved users, limit API access to only allowlisted connected apps)」を有効化している場合、この変更が適用された後はどのような動作が期待される動作ですか?

 

ユーザに「任意の API クライアントを使用」が付与されている

ユーザに「インストールされていない接続アプリケーションを承認」権限が付与されている

期待される動作: インストールされていない接続アプリケーションを自己承認するとき

はい

いいえ

[新規動作]自己承認できません

はい

はい

自己承認できます

いいえ

はい

自己承認できます

いいえ

いいえ

自己承認できません

注意: この変更はインストールされていない接続アプリケーションの新規の自己承認リクエストを制限します。
インストールされていない接続アプリケーションによる既存の有効なセッションは影響を受けません。

ナレッジ記事番号

005228838

 
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