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Marketing Cloud データを Salesforce CRM へ連携する方法

公開日: Dec 24, 2025
説明

Marketing Cloud のデータを Salesforce CRM へ連携する 2 つの方法 (バッチ処理と Marketing Cloud Connect) を比較解説します。大量データ更新時の安定性や、比較的即時性が求められる場合の考慮事項についても説明します。

解決策

Marketing Cloud のデータを Salesforce CRM (Sales Cloud / Service Cloud) に連携するには、要件に応じて以下の 2 つの方法を検討します。

1. データローダを使用するバッチ連携

大量のデータを定期的に更新する場合に最も適した、安定性の高い方法です。Marketing Cloud からデータをエクスポートし、Salesforce のデータローダなどを使用して CRM にインポートします。

参考手順

以下は一般的な手順の一例です。運用環境に合わせて、自動化ツールやスクリプトを組み合わせることが可能です。

  1. Automation Studio を使用して、対象のデータエクステンションからデータを抽出する [Data Extract] アクティビティを作成します。

  2. 抽出したファイルを FTP サーバーに配置する [File Transfer] アクティビティを実行します。

  3. FTP サーバーから CSV ファイルを取得し、データローダで Salesforce CRM へインポートします。

    • データローダ のコマンドラインインターフェース (CLI)  を使用することで、Sales Cloud 側でのインポート処理まで含めて自動化できます。

メリットと考慮事項

  • メリット: 大量のレコードを一括で処理でき、システムへの負荷も予測しやすいため安定的です。複雑なデータ加工を挟むことも可能です。

  • 考慮事項: 即時性はなく、一定の間隔 (日次など) での実行となります。

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2. Marketing Cloud Connect による連携

個々の顧客のアクションに基づいて、比較的即時性が高く CRM レコードを更新する場合に適しています。Marketing Cloud Connect の機能である Journey Builder のアクティビティを使用します。

手順

  1. Journey Builder でジャーニーを作成または編集します。

  2. キャンバス左側の [Sales & Service Cloud] セクションにある [オブジェクトアクティビティ] をキャンバスにドラッグアンドドロップします。

  3. アクティビティの設定で、対象のオブジェクトと動作 ([作成]、[更新] など) を選択します。

メリットと考慮事項

  • メリット: 顧客の行動に合わせて、比較的早いタイミングで CRM データを更新できます。

  • 考慮事項:

    • 大量データの更新には不向きです。 Journey Builder は CRM データの大量更新用に最適化されていません。大量のレコード更新のみを目的とする場合は、前述のデータローダ (バッチ連携) の利用を推奨します。

    • 更新処理だけで大量のコンタクトがジャーニーにエントリーすると、同一アカウント内で稼働している他のジャーニーの進行やパフォーマンスに影響を与える可能性があります。

    • ジャーニーに入った時点で Marketing Cloud のコンタクト数が増加するため、課金対象となるコンタクト数が増える可能性があります。メール配信を行わない場合でもカウントされる点に注意が必要です。
    • Salesforce の API 制限 (API Limits) に抵触するリスクがあります。

関連情報:

 

比較表

特徴

データローダ (バッチ)

Marketing Cloud Connect

処理タイミング

定期的 (日次/週次など)

比較的即時性が高い (トリガー発生時)

推奨データ量

大量 (数万件以上)

少量 〜 中量

安定性

高 (大量データ処理に推奨)

中 (API 制限や他ジャーニーへの影響あり)

 

ナレッジ記事番号

005232944

 
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