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Marketing Cloud Engagement | Journey Builder における LINE メッセージ配信順序について

公開日: Jan 29, 2026
説明

Journey Builder キャンバス上で、LINE メッセージアクティビティを連続して配置した場合、受信者の端末におけるメッセージの到達順序は保証されません。

例えば、[メッセージ A] の直後に [メッセージ B] を配置していても、受信者には [メッセージ B] が先に届く、あるいは同時に届くことによって順序が逆転して見える可能性があります。

原因:非同期処理と LINE 側の動作

この動作は、Marketing Cloud Engagement の内部での処理順序および LINE 側に起因します。

  1. Marketing Cloud Engagement 内の非同期処理
    Journey Builder のアクティビティ処理と、実際のメッセージ配信プロセスは非同期で行われます。連絡先がアクティビティを通過したあと、それぞれのリクエストは独立したプロセスで処理されるため、メッセージ配信処理のリソース状況や処理タイミングによって、後続のメッセージが先に処理完了となる場合があります。

  2. LINE 側の動作
    Marketing Cloud Engagement が正しい順序で API リクエストを送信したとしても、LINE 側の処理状況により、エンドユーザーの端末への到達順序が前後する可能性があります。

解決策

対処案1. マルチコンテンツメッセージの使用

テキスト、画像、スタンプなど、複数の要素を特定の順序(例:テキストの直後に画像)で確実に届けたい場合は、1つの LINE メッセージ内で「マルチコンテンツ」として設定することを強く推奨します。

  • 設定方法: Content Builder で LINE メッセージを作成する際、メッセージ作成画面内で複数の吹き出し(最大 5 つまで)を追加します。

  • 注意点: カルーセルをマルチコンテンツメッセージ内で使用することはできません。

 

対処案2. [待機] アクティビティによる制御

配信順序をなるべく維持する必要がある場合は、各メッセージアクティビティの間に [待機 (Wait)] アクティビティを挿入し、明示的に処理タイミングを分割してください。

設定手順の例:

  1. Journey Builder で対象のジャーニーを開きます。

  2. 1つ目のメッセージアクティビティ(例: LINE メッセージ A)を配置します。

  3. その直後に [待機] アクティビティを配置します。

  4. 待機時間をシステムが処理を完了するのに十分な時間(例: 1 分、または 特定の期間)に設定します。

    • 注: 処理の混雑状況にもよりますが、通常は分単位の間隔を空けることで、前のメッセージの配信処理が完了してから次の処理を開始させられる可能性が上がります。

  5. 待機アクティビティの後に、2つ目のメッセージアクティビティ(例: LINE メッセージ B)を配置します。

この設定により、1つ目のメッセージ配信処理が先行して実行される可能性が高まり、受信端末側での順序逆転を防ぐことができます。

注意点(トレードオフ): この回避策を適用すると、1通目と2通目のメッセージ着信の間に、設定した待機時間分(例:1分間)のタイムラグが発生します。 ユーザー体験として、連続してメッセージが届く動作にはならず、間隔が空くように見える点をご考慮ください。

ナレッジ記事番号

005239278

 
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