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B2C Commerce サービスフレームワークにおけるサーキットブレーカーについて

公開日: May 18, 2026
説明

サービスのサーキットブレーカー機能は、Business Manager の「管理 > オペレーション > サービス」画面の「プロフィール」タブにて設定します。設定項目は以下の3点です。

  • サーキットブレーカーを有効にする
  • サーキットブレーカー呼び出しの最大回数
  • サーキットブレーカー間隔(ミリ秒)

本機能は、「サーキットブレーカーを有効にする」にチェックを入れることで動作します。
有効にする場合、「呼び出しの最大回数」および「間隔(ミリ秒)」には、両方に数値を設定するか、両方を空欄とするかのいずれかを選択してください。
なお、両方を空欄とした場合は、システム標準のサーキットブレーカーが動作します。

「呼び出しの最大回数」と「間隔」を設定した場合の動作
指定した「間隔」内に、サービス呼び出しの失敗回数が「呼び出しの最大回数」に達するとサーキットブレーカーが作動し、サービスの呼び出しが抑制されます。
この判定はローリングウィンドウ方式で行われます。
つまり、サービスを呼び出そうとした時点から遡って指定した「間隔」の時間内に、失敗回数が「最大回数」に達している場合、その呼び出しは実行されず抑制されます。

設定と動作のシナリオ例

  • サーキットブレーカーを有効にする:チェックあり
  • サーキットブレーカー呼び出しの最大回数:2
  • サーキットブレーカー間隔(ミリ秒):10,000

上記の設定において、以下のシナリオを想定します。

00:00:00 呼び出し失敗(1回目)
00:00:01 呼び出し失敗(2回目)

この場合、直近 10 秒以内の失敗が 2 回(最大回数)に達するため、初回の失敗から10秒が経過する 00:00:10 まで、新たなサービス呼び出しは抑制されます。

システム標準のサーキットブレーカーについて
設定値を空欄にした場合に動作するシステム標準のサーキットブレーカーは、過去 100 回の呼び出しのうち 80% が失敗した場合に作動します(OPEN ステータス)。
作動後の動作は以下の通りです。

  • HALF_OPEN ステータス: 作動後、1 分間隔で 10 回の呼び出し試行を行います。
  • CLOSED ステータス: 試行の結果、サービスの復旧が確認されれば通常の状態(CLOSED)に戻ります。
  • OPEN ステータス: HALF_OPEN の状態で引き続き呼び出しに失敗した場合は、再び OPEN ステータスに戻り、呼び出しを抑制します。

「呼び出しの最大回数」と「間隔」を指定した時間枠での制御とは異なり、システム標準のサーキットブレーカーでは「CLOSED → OPEN → HALF_OPEN」という段階的な仕組みで制御を行います。
これにより、障害が発生している通信先システムへ過度な負荷がかかることを防ぎます。
また、作動条件である「過去100回の呼び出しのうち80%の失敗」は、実運用に適した標準的な基準として採用されています。

※システム標準のサーキットブレーカーに関する仕様は予告なく変更される可能性があります。

ナレッジ記事番号

005336077

 
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