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Marketing Cloud Engagement | ファイル転送アクティビティにおけるSFTPや外部ファイルの場所との断続的な転送エラー原因と回避策

公開日: Jul 9, 2026
説明

Marketing Cloud Engagementのファイル転送アクティビティを使用してSFTPや外部ストレージなどの外部ファイルの場所とファイルを連携する際、ファイルサイズに関わらず不定期かつ断続的に転送エラーが発生する事象の回避策について解説します。

解決策

断続的なファイル転送エラーや遅延が発生する場合のよくある要因と、発生頻度を軽減するためのベストプラクティスを解説します。

ファイル転送エラーの主な発生要因

  1. 処理集中による内部処理エラー: 同一環境内で同一時間帯に多数のファイル転送処理が集中した場合、システム負荷の上昇によって処理遅延が発生し、最終的に内部処理でエラーとなる場合があります。

  2. ファイルの競合によるエラー: 対象ファイルが他のプロセスによって使用中、作成中、またはロックされている状態でファイル転送アクティビティが実行された場合にエラーが発生します。

  3. ファイル一覧取得時のタイムアウト: SFTPや外部ファイルの場所の対象フォルダ内に大量のファイルが蓄積されている場合、システムがファイル一覧を取得する処理に時間がかかり、タイムアウトが発生する場合があります。

ファイル転送エラーを軽減するためのベストプラクティス

ファイル転送処理を安定稼働させるため、要因に合わせた以下の設定調整および運用方法の見直しを実施します。

  1. 処理集中によるエラーを抑制する対応
    1. オートメーション実行時刻の分散: 複数のオートメーションが同じ時間帯(特に毎時00分や30分など)に実行されないよう、実行開始時刻を意図的にずらしてスケジュールを設定します。
    2. アクティビティの並行実行の最小化: 1つのステップ内に多数のファイル転送アクティビティを含めている場合、ステップを分けるかオートメーション自体を分割し、同一ステップ内で並行実行される処理を極力減らします。

    3. 転送ファイルサイズの縮小: 全件データ抽出から差分データ抽出への変更や、抽出対象フィールドの絞り込みを行い、1回あたりに転送するファイルのサイズを小さくします。

  2. ファイル競合によるエラーを抑制する対応 
    1. 待機アクティビティの配置: ファイルを生成・抽出するアクティビティの直後にファイル転送アクティビティを実行している場合、間に待機アクティビティを追加し、5分程度の待機時間を設けます。ファイルサイズやシステムの処理状況によっては5分では不足する場合があるため、エラーの発生状況に応じて待機時間を長くするなどの調整を行ってください。

  3. フォルダ読み込み時のタイムアウトを抑制する対応
    1. フォルダ内のファイル整理: SFTPおよび外部ファイルの場所の連携用フォルダに古いファイルが蓄積しないよう、データ保持期間を短縮する等の対応を行い、フォルダ内に存在する総ファイル数を定期的に削減します。

一時的なエラーに関する注意事項とお問い合わせについて

外部システムとの連携という性質上、タイミングやネットワーク・システムの負荷状況によっては、一時的なエラーの発生を完全に避けることはできません。エラーが発生した場合は、以下の点をご確認ください。

  • まずは「再実行(リトライ)」をお試しください

    •  業務上、データの二重処理や矛盾等が発生しない処理であれば、まずは時間を置いてから該当の処理を再実行してください。一時的な負荷やファイルのロックが原因の場合、ほとんどのケースで再実行により正常に完了します。

  • サポートへのお問い合わせ基準

    • 低頻度で1回発生するような「散発的なエラー」につきましては、一時的な事象としての状況案内に留まる可能性が高いため、まずは上記のリトライをお試しください。 一方で、「直近で明らかにエラーの発生頻度が上昇している」「時間を置いて再実行を繰り返してもエラーが継続する」といった場合は、該当のオートメーション名やエラー発生日時などの詳細情報を添えて、サポートまでお問い合わせください。

    ナレッジ記事番号

    005388371

     
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    Salesforce Help | Article