概要オブジェクトと変更オブジェクト
概要オブジェクトでは、現在の注文データの動的ビューが提供されます。
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通常は、ユーザーは基盤となるレコードの代わりに概要レコードを操作します。たとえば、サービスエージェントが顧客の情報を参照する場合、元の注文ではなく注文概要を検索します。
概要オブジェクトは、データ変更のレコードを維持するのに役立ちます。注文内の商品をキャンセルする顧客を考えてみましょう。元の注文レコードを変更する代わりに、Order Management (注文管理) では、変更を保存する注文レコード (変更注文) が作成されます。注文概要レコードでは、元の注文と、その注文に適用される変更注文とのリレーションが維持されます。まず、注文概要のデータが元の注文の値と照合されます。財務上の影響がある各変更について、システムは変更注文を作成し、注文概要を更新します。概要の値は、元の注文および後続のすべての変更注文で対応する値の合計と等しくなります。
注文内の商品のキャンセルなど、請求や支払に影響する実質的な変更でのみ、変更注文レコードが作成されます。注文状況の変更など、オブジェクトのワークフローに関連して期待される更新には、変更レコードがありません。そのような更新のレコードを維持するには、情報を個別に保存します。
注文を操作するには、注文概要にアクセスします。注文履歴を調べるには、元の注文と後続の変更注文を取得します。注文に関連するその他のレコード (履行注文、注文支払概要、注文商品概要など) が注文概要に関連付けられます。これらのレコードのデータは [注文概要] ページに表示され、対応するレコードにはクイックリンクと関連リストからアクセスできます。
同様に、注文商品概要では、注文商品レコードとして作成された注文内の商品の動的ビューが提供されます。ただし、注文商品の変更には、変更種別や理由など、注文商品レコードに保存されていない情報が含まれます。注文管理は、注文商品オブジェクトに加えて、注文商品概要の変更オブジェクトで商品の変更を表します。
注文商品概要には、割り当て済み数量や返品数量など、注文ライフサイクルに関する詳細情報を追跡する複数の数量項目が含まれます。これらの数量を直接更新しないでください。代わりに、数量に影響するアクションによって自動的に再計算されます。
| アクション | 数量の増加 | 数量の減少 |
|---|---|---|
| 注文商品のキャンセル | キャンセル済み | 注文済み正味合計数量 (履行またはキャンセル可能) |
| 注文商品の返品 | 返品済み、返品開始済み | 合計数量 (返品可能) |
| 履行注文の状況カテゴリを [有効] に変更 | 割り振り済み | 履行またはキャンセル可能 |
| 履行注文の状況カテゴリを [完了] に変更 | 履行済み (返品可能) | 割り振り済み |
| 履行注文商品のキャンセル | 履行またはキャンセル可能 | 割り振り済み |
他の概要オブジェクトとは異なり、注文支払概要は元のレコードおよびその変更を表しません。代わりに、同じ支払方法を使用し、注文概要に関連付けられている支払レコードのセットを表します。注文支払概要を使用すると、複数の支払 (承認、捕捉、返金金額など) にわたる注文の残高を簡単に理解して作業できます。

