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Net Zero Cloud を使用したカーボンフットプリントの報告と削減
排出削減目標の設定

排出削減目標の設定

会社の排出量を削減し、ネットゼロの未来に近づくために、SBTi の科学的根拠に基づく条件に準拠した量的目標を設定できます。

必要なエディション

使用可能なインターフェース: Lightning Experience
使用可能なエディション: Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition
必要な権限セット
データを入力および変更する

Net Zero Cloud マネージャー

または

Net Zero Cloud 管理者

重要
重要 レコードを作成したユーザーまたはレコードに対する「すべてのレコードの編集」アクセス権を持つユーザーのみがレコードを参照または変更できます。レコードに対する「すべてのレコードの参照」アクセス権がないユーザーは、ルックアップ項目にレコードを表示できません。レコードへの「すべてのレコードの参照」アクセス権をユーザーに許可するには、Salesforce システム管理者が必須のオブジェクトへの「すべてのレコードの参照」アクセス権をユーザーに対して有効にする必要があります。権限の設定についての詳細は、「Troubleshoot Object and Record Access Issues (オブジェクトおよびレコードアクセスの問題のトラブルシューティング)」を参照してください。

詳細は、「SBTi の科学的根拠に基づいた条件」を参照してください。具体的な目標としては、排出量の削減、再生可能エネルギー使用量の増加、サプライヤーエンゲージメントの増加があります。

会社の排出削減目標は、科学的根拠に基づいて設定できます。

コミットメントを作成する手順は次のとおりです。

  1. [科学に基づく目標] で、[目標を設定] をクリックします。
  2. [排出削減目標を設定] で [新規] をクリックします。
  3. レコード名を入力します。
  4. カテゴリと、科学的根拠に基づいた目標であるかどうかを選択します。
  5. 目標のスコープを定義する排出活動を選択します。詳細は、「排出活動と排出量スコープカテゴリ」を参照してください。
  6. 目標の排出削減コミットメントレコードを選択します。排出削減コミットメントレコードが存在しない場合は作成できます。
  7. 設定する目標の種別を選択します。
    • 排出削減目標: 温室効果ガス (GHG) の大気中への放出量を削減するための目標を示します。
    • 再生可能エネルギー目標: 再生可能エネルギーの生成量または消費量を増やすための目標を示します。たとえば、化石燃料による現地発電から再生可能エネルギー源にシフトすることで、会社の直接事業排出量を大幅に削減することができます。
    • サプライヤーエンゲージメント目標: 会社のサプライヤーや顧客に科学的根拠に基づいた目標の導入を増やすための目標を示します。たとえば、エネルギー消費量の多いサプライヤーで科学的根拠に基づいた目標を設定することで、会社のスコープ 3 排出量の削減に繋がります。
    • Net Zero 排出目標: 大気中に放出される温室効果ガスと大気中から除去される温室効果ガスを同量にしてバランスを取るための目標を示します。
    • カスタム: SBTi 以外の気候変動プログラムに関連付けるか、または自身の対象種別を定義することを示します。

    1 件のコミットメントでは、対象種別と排出活動の組み合わせごとに 1 件の目標のみを作成できます。たとえば、1 件のコミットメントでは、1 件のスコープ 1 排出削減目標のみを作成できます。

  8. 対象種別が [カスタム] である場合は、カスタム対象種別の名前を入力します。
  9. 目標レベルと関連するビジネス地域またはビジネス分野を選択します。
  10. 目標を計算するために使用する目標設定方法を選択します。
    • 総量削減: 目標年度における GHG 排出量の基準年度からの線形的な絶対的削減を達成する方法です。この方法では、会社のパフォーマンス、規模、部門、基準年度の排出量には関係なく、会社は年ごとに同じ率で排出量を削減します。SBTi の基準によれば、1.5°C 気候変動対策コミットメントに準拠した目標を達成するために必要な線形的な年間最小削減率は 4.2% です。「2°C を十分下回る」コミットメントに準拠した目標では、求められる線形的な年間最小削減率は 2.5% です。この方法は、スコープ 1、2、3 排出量に適用されます。
    • 部門別脱炭素化: 部門特有の方法で、グローバルカーボンバジェットを部門別に分割し、部門のバジェットに基づいて合計排出削減量を会社に割り当てます。目標は、会社の生産量 (生産物 1 トンあたりの tCO2e) などの特定のビジネス評価指標に相対的に計算されます。この方法は、スコープ 1 および 2 排出量に適用されます。
    • 物理的原単位: 鉄鋼部門やセメント部門など、均一の製品を生産する部門に最適な、部門特有の方法です。この方法は、スコープ 3 排出量に適用されます。
    • 経済的原単位: 部門特有の削減方法で、部門に属する全企業の売上高の合計がグローバル GDP と一致するという前提に基づいて、各社の売上高によってその会社の排出量シェアを決定します。目標は、会社の財務パフォーマンス (付加価値あたりの tCO2e) に相対的に計算されます。付加価値あたり年間 7% 以上の排出削減をもたらす目標である必要があります。この方法は、小売部門や化学部門など、製品が多様で製品どうしを直接比較するのが困難な部門に最適です。この方法は、スコープ 3 排出量に適用されます。
    • その他: 他の代替方法を使用します。

    Net Zero Cloud 目標の計算では、[Absolute Contraction (絶対契約)] 方式が使用されます。他の方法では、Net Zero Cloud の外部で目標を計算してから、計算された目標を目標レコードに取得する必要があります。

  11. 目標設定方法が [カスタム] である場合は、カスタム目標設定方法の名前を入力します。
  12. 基準年度の排出インベントリを含む年間排出インベントリを選択します。
  13. SBTi の総量削減方法を使用して目標を計算するために使用する総量削減率を選択します。
    • カテゴリが [科学に基づく]、目標設定方法が [総量削減]、排出削減コミットメントのコミットメント種別が [1.5°C] である場合は、[年間 4.2% の線形的な削減] を選択します。
    • カテゴリが [科学に基づく]、目標設定方法が [総量削減]、排出削減コミットメントのコミットメント種別が [Well Below 2°C] である場合は、[年間 2.5% の線形的な削減] を選択します。
    • さらに積極的な目標を設定する場合は [カスタム] を選択します。
  14. 総量削減率が [カスタム] である場合は、使用するカスタム総量削減率を入力します。
  15. 目標設定方法が[Sectoral Decarbonization (部門別脱炭素化)]または[経済的原単位]の場合、Net Zero Cloud外で目標を計算し、[Intensity (Sectoral Decarbonization or Economic Intensity) Methods (原単位 (部門別脱炭素化または経済的原単位) 方法)] セクションに計算済み目標を入力します。
  16. 排出削減目標を設定する目標年度を指定します。目標年度は、目標を設定する年数を基準年度に加算することで計算できます。通常、目標年度は基準年度の 5 年後以降になります。
  17. 排出目標を計算する溜めに使用するアプリケーションを選択します。Net Zero Cloud、SBTi ツール、またはカスタムツールを選択できます。
    • 目標方法が [Absolute Contraction] で、目標排出量の計算機能が [Net Zero Cloud] の場合、目標年度の排出量と目標排出量の変化率の値が計算されます。
    • 他のすべての目標設定方法の場合や、目標排出量の計算に SBTi ツールまたは他のツールを使用する場合には、外部で目標を計算してから、値を手動で入力します。
    • 目標設定方法が [カスタム] で、目標排出量の計算に [その他] を使用する場合は、重要業績評価指標 (KPI) の値を入力します。たとえば、その他の目標 KPI が [再生可能エネルギー電力の割合 (%)] である場合は、[基準年度のその他の目標 KPI]、[目標年度のその他の目標 KPI]、[その他の目標 KPI 変化率] に値を入力します。
  18. 変更内容を保存します。

次の手順に従って目標の設定を完了します。

  • 排出目標レコードを確認して、内部の関係者に確認と承認を依頼します。
  • 参加する関連コミットメントプログラムから目標申請フォームをダウンロードします。SBTi であれば、SBTi 目標申請フォームをダウンロードします。カーボンフットプリント、コミットメント、インベントリ、目標レコードの情報を使用してフォームに入力してください。
  • 内部関係者によって排出目標が承認されたら、コミットメントプログラムに提出します。SBTi であれば、SBTi の Target Validation Booking System (目標検証予約システム) を使用します。
  • コミットメントプログラムによって承認されると、承認済みの目標が Web サイトで公開されます。SBTi の場合は、sciencebasedtargets.org と、パートナー Web サイトの We Mean Business および UN Global Compact で会社の目標が公開されます。
  • GHG 排出量と目標に対する進捗状況を、コミットメントプログラムへの年間レポートと会社の Web サイトで報告します。
 
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