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Salesforce Platform API バージョン 31.0 ~ 40.0 の廃止

公開日: Apr 30, 2026
説明

更新日: 2026 年 4 月 30 日

元の公開日 - 2026 年 4 月 30 日

SOAP API、REST API、Bulk API バージョン 31.0 - 40.0 の現在の状況

  • 現在:これらの API バージョンはサポートされています。

  • 今後: Summer '27 リリース - これらの API バージョンは非推奨となり、サポートされなくなります。該当する API バージョンは使用できますが、問題が発生して Salesforce サポートにケースを登録する場合は、まず API バージョンを更新していただく必要があります。これらの API バージョンに対するトラブルシューティングやバグ修正は行われません。

  • 今後: Summer '28 リリース - これらの API バージョンは廃止され、プラットフォームから削除されます。これらのバージョンを使用するアプリケーションでは API コールが失敗し、要求されたエンドポイントが見つからずプラットフォームで要求を処理できないというエラーが返されるため、正常に動作しなくなります。以下にそのエラーを示します。

    • REST API で「410:GONE」が返される。

    • SOAP API で「500:UNSUPPORTED_API_VERSION」が返される。

    • Bulk API で「400:InvalidVersion」が返される。

注意: API バージョン 21.0 ~ 30.0 はすでに廃止されており、Summer '25 リリースでは使用できません。

これらの API バージョンを廃止する理由

Salesforce では、アプリケーションを通じたカスタム機能作成時の Salesforce エクスペリエンスを向上させるために、API の最新バージョンに開発リソースを集中させています。なお、API バージョン 31.0 は Spring ‘14 リリースで公開されました。

これらの API バージョンの廃止による影響

この廃止は、バージョン 31.0 ~ 40.0 の SOAP API、REST API、Bulk API の要求を実行するすべてのコード、パッケージ、アプリケーション、インテグレーションに影響します。

注意: この廃止は以下のものには影響しません

  • Apex クラス、Apex トリガー、Visualforce ページ、フロー、プロセスビルダーの API バージョン

  • 標準の B2B Classic/Visualforce 製品

  • 管理パッケージ内のバージョン設定されたメタデータコンポーネント

  • カスタム Apex REST と SOAP Web サービス (カスタム Apex Web サービスは、Apex クラスメソッドをパブリック API として呼び出し可能にする方法です。Apex Web サービスについての詳細は、「Apex Web サービス」を参照してください)。

お客様にてご対応いただく作業

  1. 組織内のコンポーネント/アプリケーションのうち、従来の API のこれらのバージョンを使用しているものを特定します。

  2. 該当するコンポーネント/アプリケーションを更新します。Summer '28 がリリースされる前に、現在サポートされている API バージョンで機能するようにアプリケーションを変更またはアップグレードする必要があります。新しいバージョンの API に移行すると、セキュリティとパフォーマンスが向上した高度な機能を利用できるため、Salesforce は新しいバージョンへの移行を強く推奨しています

一般的に影響が発生するコンポーネントと、各コンポーネントに必要なアクションについては、以下の表を参照してください。

コンポーネント

必要なアクション

データローダ

新しいバージョンをインストールします。

Web サービスコネクター

現在のバージョンにアップグレードします。

AJAX Toolkit

connection.js ファイルへの JavaScript 参照パスで、サポートされている API を反映するようにバージョン参照を更新します (例: /soap/ajax/58.0/connection.js)。

AJAX Toolkit を介して非推奨の API コールが埋め込まれている Visualforce ページ

AJAX Toolkit の項を参照

SForceOfficeToolkit COM インターフェース

最新の Salesforce API と対話できる代替ソリューションを採用します。

Force.com Toolkit for PHP

最新の Salesforce API と対話できる代替ソリューションを採用します。

アウトバウンドメッセージによって生成されたペイロードから返される SOAP API コール

アウトバウンドメッセージリスナーが、ペイロードで送信された EnterpriseURL または PartnerURL を使用して Salesforce へ SOAP コールを返すように設定されている場合は、API URL を変更して 40.0 よりも大きいバージョンを使用するようにクライアントを設定するか、Salesforce の [設定] でメッセージを再作成する必要があります (これにより、API バージョンが現在のリリースで利用可能な最新バージョンに設定されます)。新しいアウトバウンドメッセージ定義を作成するときに、それを既存のワークフロールールに関連付けて、そのワークフローから以前のアウトバウンドメッセージを削除できます。

接続アプリケーション

開発者に確認して、接続アプリケーションを最新バージョンにアップグレードするか、開発者と協力して最新の Salesforce API と通信できるように実装を修正します。

 

従来の API のこれらのバージョンがアプリケーションのどこで使われているかを確認する方法

API のバージョンを確認するには、使用しているアプリケーションの開発者にお問い合わせください。

SOAP、REST、Bulk API のアクティビティを報告する無料の API 合計使用量 EventLogFile で API イベントを確認できます。イベントの種類「API 合計使用量」は、バージョン情報を含め、SOAP API、Bulk API、REST API の要求情報を統合します。

API が有効になっている組織では、過去 24 時間の API 合計使用量イベントログファイルにアクセスできます。

イベントモニタリングが有効になっている組織は、このファイルと他のすべての種類のイベントログファイルにアクセスでき、データを 30 日間保持できます (これは、イベントモニタリングの設定または EventSettings メタデータ API を使用して、最大 1 年間に延長できます)。イベントモニタリングについての詳細は、「イベントモニタリング」Trailhead モジュールを受講してください。

これらの API 合計使用量イベントを確認するには、まず次の 3 つのいずれか方法で、イベントを CSV ファイルにダウンロードする必要があります。

  1. 1 つ目は、Summer '24 リリースに含まれる新しいイベントログブラウザーを使用する方法です。このブラウザーでは、組織で API 合計使用量イベントログファイルを参照し、それらを CSV ファイルとしてダウンロードして個別の API イベントを確認できます。

[設定] 内から、[セキュリティ] → [イベントモニタリング] → [イベントログブラウザー] に移動します。ここでは、過去 24 時間 ([イベントモニタリング] を有効にしている場合は過去 30 日間) のイベントログファイルを確認できます。その後、個別のイベントログファイルを CSV ファイルでダウンロードし、それらのファイルで API イベントを確認できます。

  1. 2 つ目は Salesforce が提供するこのツールを使用して、API 合計使用量データのダウンロードを毎日自動化し、過去 24 時間のデータを取得する方法です。これは Python スクリプトで、API 合計使用量 EventLogFile のデータを抽出し、CSV ファイルでダウンロードします。この Python スクリプトは Salesforce CLI を使用して、認証とデータの取得を行います。

  2. 3 つ目は Salesforce CLI などのクライアントを手動で使用して、EventLogFile オブジェクトに対して SOQL クエリを実行し、過去 24 時間 ([イベントモニタリング] を有効にしている場合は過去 30 日間*) のイベントログファイルを取得する方法です。

sf data query -q "SELECT Id, LogFile, EventType, CreatedDate FROM EventLogFile WHERE EventType IN ('ApiTotalUsage')" -o <your-username>

各結果で、クエリ結果のエンドポイントに REST API 要求を実行し、そのイベントログファイルのイベントログデータを取得します。*

/services/data/v66.0/sobjects/EventLogFile/0AT3i000005vXpWGAU/LogFile

レスポンスボディをアプリケーションに貼り付けると、CSV ファイルで簡単にイベントログデータを調査できます。

*REST API リクエストの実行に関する基本的な情報は、Trailhead「REST API を使用する」を参照してください。

API 合計使用量 EventLogFile 内の API イベントが CSV ファイルにダウンロードされたら、各 CSV ファイルを確認し、API_VERSION が 40 以下のすべての要求を特定します。

API バージョンが 40.0 以下の API 要求については、イベントログデータ内の次の主要項目によって提供されるヒントに従って、API コールのソースを特定します。

  • CONNECTED_APP_ID および CONNECTED_APP_NAME は、API コールを実行した 接続アプリケーションまたは外部クライアントアプリケーションを示します。

    • 0H4 で始まる CONNECTED_APP_ID は、接続アプリケーションを示します。

    • 0xI で始まる CONNECTED_APP_ID は、外部クライアントアプリケーションを示します。

  • CLIENT_NAME はクライアントによって提供される任意のヘッダーで、API コールを実行しているアプリケーションの特定に役立ちます。

  • USER_NAME は、API コールの認証に使用される組織内のユーザーを特定します。これは発信元のクライアントを特定するのに役立ちますが、同じシステムユーザーアカウントが複数のクライアントによって共有されている可能性があります。

  • CLIENT_IP は要求元のクライアントの IP アドレスですが、同じ物理的な場所にある複数のクライアントが同じ IP アドレスを共有している場合は注意が必要です。

パートナーはパッケージ利用状況ログを使用して、非推奨 API の使用情報を取得できます。

従来の API のバージョンがコードのどこで使われているかを確認する方法

Salesforce Code Analyzer を使用して、従来の API バージョンがコードのどこで使われているかを確認できます。こちらのドキュメントを参照してください。

Salesforce for Outlook

Salesforce for Outlook から発信される API コールは、API 合計使用量 EventLogFile 内で CLIENT_NAME が 「SfdcApplication/」になります。サポートされている API バージョンを使用する、最新バージョンの Salesforce for Outlook にアップグレードしてください。

Microsoft Power Query

Microsoft Power Query からの API コールがこれらの非推奨の API バージョンを使用している場合は、これらの手順に従って、Microsoft Power Query が使用する API バージョンを更新してください。

詳細情報の入手方法

最新のサポート対象 API バージョンについては、Salesforce 開発者サイトを参照してください。

API およびアウトバウンドメッセージングについて

さらにサポートが必要な場合にできること

  • 上記のリソースをよく読みます。

  • Trailblazer Community に投稿します。

  • Salesforce ヘルプから Salesforce サポートに問い合わせます。サポートが可能な限り効率的にお手伝いできるよう、すでに試したことや行き詰まっている部分を覚えておいてください。**サポートは従来の API の更新を行うことはできません。

現在と過去の廃止機能の一覧を参照するには、「Salesforce 製品 & 機能の廃止」を参照してください。製品や機能を廃止する Salesforce のアプローチについては、「製品 & 機能廃止の方針」を参照してください。

ナレッジ記事番号

005321531

 
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