クイックアクション
クイックアクションを使用すると、Salesforce および Salesforce モバイルアプリケーションでユーザーが実行できる操作が増えます。カスタムクイックアクションを使用してユーザーが最も重要な情報に簡単にアクセスできるようにすることで、ユーザーの操作やワークフローがスムーズになります。たとえば、ユーザーがレコードの作成および更新や活動の記録を Chatter フィードで直接実行したり、モバイルデバイスから実行したりできます。
必要なエディション
| 使用可能なインターフェース: Salesforce Classic および Lightning Experience の両方 |
クイックアクションを使用可能なエディション: Group Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Contact Manager Edition、Database.com Edition、および Developer Edition カスタムキャンバスを使用可能なエディション: Professional Edition (Canvas が有効な場合)、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition |
クイックアクションは、定義した機能を備えた Lightning コンポーネント、フロー、Visualforce ページ、またはキャンバスアプリケーションを呼び出すこともできます。たとえば、5,000 文字を超えるコメントをユーザーが記述できるようにするカスタムアクションを作成できます。サポートエージェントが顧客と視覚的にやりとりするためのビデオ会議アプリケーションを統合するカスタムアクションを作成できます。
クイックアクションを作成し、Salesforce Classic ホームページ、Chatter タブ、Chatter グループ、レコード詳細ページに追加します。作成アクションや更新アクションなどの標準クイックアクションから選択するか、会社のニーズに基づいてカスタムアクションを作成します。
Salesforce Classic では、[Chatter 設定] が有効になっている場合、クイックアクションは Chatter パブリッシャーに表示されます。Lightning Experience では、これらはアクションの種別に応じてユーザーインターフェースの異なる領域に表示されます。Salesforce モバイルアプリケーションでは、すべてのアクション種別は、アクションバーおよびアクションバーのアクションメニューにリスト項目アクションとして表示されます。
クイックアクションは 2 種類あります。
オブジェクト固有のクイックアクション
オブジェクト固有のアクションには他のレコードとの自動リレーションが含まれます。ユーザーは、レコードの作成または更新、活動の記録、メールの送信などの操作を特定のオブジェクトのコンテキストですばやく行うことができます。たとえば、取引先オブジェクトにオブジェクト固有のアクションを追加して、取引先責任者を作成できるようにします。ユーザーが、そのアクションで Acme 取引先の詳細ページに取引先責任者を作成すると、新しい取引先責任者は Acme と関連付けられます。
グローバルクイックアクション
グローバルクイックアクションも [設定] から作成しますが、オブジェクト固有のアクションとは場所が異なります。グローバルアクションと呼ばれる理由は、アクションがサポートされているどの場所にも配置できるためです。ユーザーは、ページを移動することなく、活動の詳細の記録、レコードの作成、またはメールの送信を行うことができます。
オブジェクト固有のアクションとグローバルクイックアクションには複数の種別があります。
- 作成アクションでは、ユーザーが新規取引先責任者、新規商談、新規リードなどのレコードを作成できます。グローバル作成アクションにより、ユーザーはオブジェクトレコードを作成することができますが、新規レコードと他のレコードとの間に直接リレーションはありません。オブジェクト固有の作成アクションでは、レコードが作成されて関連レコードに自動的に関連付けられます。これらは、Salesforce Classic ホームページの [簡易作成] 機能および [新規作成] 機能とは異なります。この作成アクションでは、入力規則や項目の必要性が遵守され、各アクションの項目を選択できるからです。
- 更新アクションでは、ユーザーがレコードを変更できます。
- 活動の記録アクションを使用すると、ユーザーは通話やその他の顧客とのやりとりの詳細を記録できます。これらの活動ログは、完了した ToDo として保存されます。オブジェクト固有の活動の記録アクションでは、ユーザーは特定のレコードに関連する通話、会議、その他のやりとりに関するメモを入力できます。
- カスタムアクションは、定義した機能を備えた Lightning コンポーネント、フロー、Visualforce ページ、またはキャンバスアプリケーションを呼び出します。特定のオブジェクトとのリレーションを持つレコードの使用をユーザーに要求しない ToDo に対してグローバルカスタムアクションを作成するには、Visualforce ページ、Lightning コンポーネント、またはキャンバスアプリケーションを使用します。オブジェクト固有のカスタムアクションで Lightning コンポーネント、フロー、Visualforce ページ、またはキャンバスアプリケーションを呼び出すことで、オブジェクトレコードにリレーションを持つレコードをユーザーが操作または作成できます。
- ケースでのみ使用できるオブジェクト固有の [メールを送信] アクションにより、ユーザーは Salesforce モバイルアプリケーションでケースフィードの [メール] アクション (簡易版) にアクセスできます。ケース固有の [メールを送信] アクションは、Salesforce Classic、Lightning Experience、および Salesforce モバイルアプリケーションで使用できます。
- グローバルの [メールを送信] アクションは、Lightning Experience でのみサポートされています。ケースレイアウトに追加したり、ケースで使用したりすることはできません。
- 質問アクションを使用すると、ユーザーは、操作しているレコードに関する質問をしたり、質問を検索したりできます。
作成アクション、活動の記録アクション、カスタムアクションでは、オブジェクト固有アクションまたはグローバルアクションのいずれかを作成できます。更新アクションはオブジェクト固有である必要があります。
- エージェントクイックアクション
エージェントのクイック・アクションはAIを搭載しており、ユーザーはレコード・ページから直接Agentforceを利用できます。エージェントのクイック アクションをクリックすると、Agentforce パネルが開き、Agentforce はエージェント パネルの発言の基盤となるトピックを使用します。 - グローバルクイックアクション
グローバルクイックアクションは、アクションをサポートするほぼすべてのページに追加できます。ユーザーはグローバルアクションを使用して、ページを移動することなく、活動の詳細の記録、レコードの作成または更新、メールの送信を行うことができます。グローバル作成アクションにより、ユーザーはオブジェクトレコードを作成することができますが、新規レコードと他のレコードとの間に直接リレーションはありません。 - オブジェクト固有のアクション
オブジェクト固有のアクションでは、レコードの作成または更新、活動の記録、メールの送信などの操作を特定のオブジェクトのコンテキストですばやく行うことができます。 - Lightning コンポーネントアクション
Lightning コンポーネントアクションは、Lightning コンポーネントを呼び出すカスタムアクションです。Apex と JavaScript がサポートされるため、セキュアな方法でクライアント側のカスタム機能を開発できます。Lightning コンポーネントアクションは Salesforce モバイルアプリケーションおよび Lightning Experience でのみサポートされます。 - Lightning Web コンポーネントアクション
Lightning Web コンポーネント (LWC) アクションは、Lightning Web コンポーネントを呼び出すカスタムクイックアクションです。JavaScript がサポートされるため、セキュアな方法でクライアント側の機能を開発できます。LWC アクションは、Lightning Experience のレコードページでのみサポートされます。 - クイックアクションからのフローの開始
この機能を使用すると、ユーザーは Lightning レコードページのボタンをクリックするだけで画面フローを実行できます。オブジェクトに対してクイックアクションを作成し、有効な画面フローを実行するように設定します。次に、Lightning レコードのページレイアウトにクイックアクションボタンを追加します。 - オブジェクト固有のカスタムアクションとしての Visualforce ページ
オブジェクトのカスタムアクションとして追加される Visualforce ページは、そのオブジェクト種別のレコードのコンテキストで呼び出されます。カスタムアクションには、カスタムアクションをクリックしたときにユーザーが参照していたレコードから特定のレコード ID が渡されます。ページは、この特定のレコードタイプに対して動作するように設計します。 - Chatter パブリッシャーのアクションの有効化
パブリッシャーのアクションを有効化すると、作成したアクションを Chatter パブリッシャーに追加できます。アクションはホームページ、Chatter タブ、Chatter グループ、およびレコード詳細ページに表示されます。 - アクションレイアウトエディター
オブジェクトレコードページにカスタマイズ可能なページレイアウトがあるのと同じように、アクションにもカスタマイズ可能なアクションレイアウトがあります。アクションを作成するとき、Salesforce のレイアウトにはデフォルトの項目セットが入力されます。 アクションレイアウトの項目を追加、削除、または並び替えて、ユーザーがアクションを使用するときに必要な必須項目のみを表示できます。 - クイックアクションのカスタム成功メッセージ
[レコードを作成]、[レコードを更新]、[活動の記録] アクション種別に、アクションが正常に実行された場合に表示されるカスタムメッセージを作成できます。 - 高度なページレイアウトエディターを使用したアクションのカスタマイズ
ページレイアウトエディターを使用して、どのアクションが Salesforce および Salesforce モバイルアプリケーションに表示されるのかをカスタマイズします。 - クイックアクション項目の定義済み項目値の設定
アクションを作成する場合、定義済み項目値を使用して項目の値を設定します。定義済みの値を使用すると、ユーザーは一貫性を保ち、より速くより簡単にレコードを作成できます。 - グローバルパブリッシャーレイアウト
グローバルパブリッシャーレイアウトにより、各種 Salesforce インターフェースに表示されるグローバルアクションが決まります。Salesforce Classic および Lightning Experience の場合、これらのレイアウトでグローバルページ ([ホーム] ページなど) や Chatter ページのアクションをカスタマイズします。Lightning Experience では、これらのレイアウトを使用して [グローバルアクション] メニューの入力も行います。また、Salesforce モバイルアプリケーションの場合、これらのレイアウトにより、[フィード] ページと [人] ページのアクションバーに表示されるアクションが決まります。グローバルパブリッシャーレイアウトには、グローバルアクションのみを含めることができます。 - クイックアクションとレコードタイプ
組織でレコードタイプを使用すると、ユーザーに対するクイックアクションの可用性に影響を及ぼすことがあります。 - アクションのベストプラクティス
アクションを設定する場合は、次のヒントを参考にしてください。 - クイックアクションの考慮事項
クイックアクションを使用するときの考慮事項は、次のとおりです。 - アクションのトラブルシューティング
アクションに関して発生した問題を解決するには、次のヒントを使用してください。 - アクションの制限事項
特定の状況や異なるオブジェクトでは、アクションが期待どおりに動作しない可能性があります。アクションを使用する場合には、次の制限事項に留意してください。

