プロセスビルダーのネストプロセス
呼び出し可能なプロセスを使用すると、プロセスのセクションをモジュール化し、ロジックを追加できます。呼び出し可能なプロセスは、このプロセスを別のプロセスが呼び出すと開始されるプロセスです。プロセスのプロパティの [プロセスを開始するタイミング] は、プロセスを呼び出すことができるかどうかを制御します。
必要なエディション
| 使用可能なインターフェース: Salesforce Classic (使用できない組織もあります) および Lightning Experience の両方 |
| 使用可能なエディション: Essentials Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、および Developer Edition |
2025 年 12 月 31 日以降も既存のプロセスは引き続き実行され、有効化、無効化、編集ができますが、Flow Builder を使用することをお勧めします。既存のプロセスを移行するには、Flow Builder への切り替えを計画し、 Migrate to Flow ツールを使用します。新しい自動化の場合は、Flow Builder でフローを作成します。
プロセスを別のプロセスから呼び出すには、プロセスアクションを設定します。この設定には、どのレコードから開始するかを判断する呼び出し可能なプロセスにレコードを渡すことも含まれます。レコードがあるプロセスから別のプロセスに渡されるため、呼び出し可能なプロセスはそのレコードの特定バージョンを受信します。このバージョンは、プロセスアクションが実行される時期によって異なります。
ルール適用時のアクション
ルール適用時のアクションを使用してプロセスを呼び出すと、最上位プロセスの開始時にレコードに含まれていた値がプロセスによって受信されます。
例: プロセス 1 は取引先を更新し、その取引先に基づいてプロセス 2 を呼び出します。プロセス 2 は、プロセス 1 が開始されると取引先のバージョンを受信します。
スケジュール済みアクション
スケジュール済みアクションを使用してプロセスを呼び出すと、レコードの最新の値がプロセスによって受信されます。
例: プロセス 1 は取引先を更新し、15 分後にその取引先に基づいてプロセス 2 を呼び出します。プロセス 2 は、データベースから取引先の最新バージョンを受信します。
呼び出し可能なプロセスを作成する必要がある状況は?
複数のアクショングループにまったく同じアクションを作成していることに気が付きましたか。これらのアクションを呼び出し可能なプロセスに一度設定し、関連するすべてのアクショングループからそのプロセスを呼び出します。その後、これらのアクションを更新するには、1 つの呼び出し可能なプロセスを更新します。これにより、更新したアクションがその他すべてのプロセスで使用されます。
呼び出し可能なプロセスのもう 1 つの便利なシナリオとして、単純なロジックのネストがあります。プロセスは単純な「if/then」ステートメントを処理します。ただし、これらのステートメントの一部をネストする必要がある場合はどうすればよいでしょうか。フロー作成またはコード記述ではなく、第 2 レベルのロジックを別のプロセスに組み込みます。最初のプロセスから 2 番目のプロセスを呼び出せば完了です。
1 つのプロセスですべてのケース管理を処理するとします。ただし、通常の取引先用にエスカレーションされたケースとは異なり、高収益の取引先用にエスカレーションされたケースを処理する必要があります。更新日が 1 か月以内の取引先によってケースがエスカレーションされた場合、取引先所有者、地域マネージャー、およびその地域の統括責任者に通知します。更新日が 1 か月より先の取引先によってケースがエスカレーションされた場合は、取引先所有者および地域マネージャーにのみ通知します。
これを行うには、呼び出し可能なプロセスを作成します。このプロセスの名前を「Escalated Cases」 (エスカレーション済みケース) とします。このプロセスはケースオブジェクトで動作し、2 つの条件ノードがあります。
- 最初の条件ノードは、関連付けられた取引先の更新日が 1 か月以内かどうかを評価します。条件をケースが満たすと、プロセスはケースへのリンクを使用して取引先のフィードに投稿し、取引先所有者、地域マネージャー、および地域統括責任者にメンションします。
- 2 番目の条件ノードには条件がありません。ケースが最初のノードの条件満たさない場合も、プロセスは地域統括責任者にメンションしないことを除いて同じアクションを実行します。
では、ケース管理を自動化するプロセスに話しを戻しましょう。ケースがエスカレーションされたかどうかをチェックする条件ノードはすでに用意されています。その条件のアクショングループにプロセスアクションを追加し、「Escalated Cases」プロセスを呼び出すようにアクションを設定します。

