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コンテキストごとの数式の演算子と関数
数式を作成するときに、次の演算子と関数を使用します。すべての関数は、特に指定のない限り、数式項目、入力規則、承認プロセス、ワークフロールールなどの数式を指定できるあらゆる場所で使用できます。
メールテンプレート内で、差し込み項目を数式関数および演算で使用できるのは、メールが関連付けられるレコードに差し込み項目が属している場合のみです。それ以外の場合、これらの項目は解決されません。
これらのサンプル中の余分なスペースは無視されます。
算術演算子
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
| + (加算) | 2 つの値の合計を計算します。 |
| - (減算) | 2 つの値の差を計算します。 |
| * (乗算) | その値を乗算します。 |
| / (除算) | その値を除算します。 |
| ^ (べき乗) | 指定した数の累乗まで数値を乗算します。 |
| () (開き括弧と閉じ括弧) | 開き括弧と閉じ括弧で囲まれた式を最初に計算するように指定します。その他の式は、標準の演算子の優先順位で計算されます。 |
論理演算子
| 演算子 | 説明 |
|---|---|
| = および == (等号) | 2 つの値が等しいかどうかを評価します。= および == 演算子は代替可能です。 |
| <> および != (不等号) | 2 つの値が異なるかどうかを評価します。 |
| < (未満) | 値がこの記号に続く値よりも小さいかどうかを評価します。 |
| > (より大きい) | 値がこの記号に続く値よりも大きいかどうかを評価します。 |
| <= (以下) | 値がこの記号に続く値以下かどうかを評価します。 |
| >= (以上) | 値がこの記号に続く値以上かどうかを評価します。 |
| && (AND) | 2 つの値、または式が両方とも true であるかどうかを評価します。この演算子は、論理関数 AND の代わりに使用します。 |
| || (OR) | 複数の値または式のうち、少なくとも 1 つが true であるかどうかを評価します。この演算子は、論理関数 OR の代わりに使用します。 |
日付および時間関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| ADDMONTHS | 指定した日付の指定の月数前または後の日付を返します。指定された日付が月の最終日の場合、結果の日付は、結果の月の最終日になります。それ以外の場合、結果の日付の内容は、指定した日付と同じになります。 |
| DATE | 入力した年、月、および日の値から日付値を返します。Salesforce では、数式項目内の DATE 関数の値が、うるうでない年の 2 月 29 日などのように無効な日付である場合に、詳細ページにエラーを表示します。 |
| DATEVALUE | 日付/時間またはテキストの式に対して日付型の値を返します。 |
| DATETIMEVALUE | 年、月、日、および GMT 時刻値を返します。 |
| DAY | 月の日付を、1 から 31 までの数値形式で返します。 |
| DAYOFYEAR | カレンダー年の日付を、1 から 366 までの数値形式で返します。 |
| FORMATDURATION | 日数、または times または dateTimes 間の差を HH:MI:SS として省略可能にした秒数を書式設定します。 |
| HOUR | 日付のないローカル時間の時間値を 1 ~ 24 の数値形式で返します。 |
| ISOWEEK | 指定された日付の ISO 8601 週番号 (1 ~ 53) を返します (週は月曜始まり)。 |
| ISOYEAR | 指定された日付の ISO 8601 週番号の年 (4 桁) を返します (週は月曜始まり)。 |
| MILLISECOND | ミリ秒値を 0 ~ 999 の数値形式で返します。 |
| MINUTE | 分値を 0 ~ 60 の数値形式で返します。 |
| MONTH | 数値形式で指定された日付の中の、1 (1 月) から 12 (12 月) までの数値を返します。 |
| NOW | 現在の日付/時間を返します。 |
| SECOND | 秒値を 0 ~ 60 の数値形式で返します。 |
| TIMENOW | 現在の時刻を表す時間値を GMT 形式で返します。日付のない時間のみを追跡する場合、NOW 関数の代わりにこの関数を使用します。 |
| TIMEVALUE | 日付のない時間値 (営業時間など) を返します。 |
| TODAY | 現在の日付を日付データ型で返します。 |
| UNIXTIMESTAMP | 指定された日付の 1970 年 1 月 1 日からの秒数、または一定期間の日の秒数を返します。 |
| WEEKDAY | 1 (日曜日)、2 (月曜日)、~ 7 (土曜日) を使用して、指定された日付の曜日を返します。 |
| YEAR | 指定された日付の 4 桁の年を数値形式で返します。 |
論理関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| AND | 値がすべて真である場合は TRUE を返し、1 つ以上の値が偽である場合は FALSE を返します。 |
| BLANKVALUE | 式に値があるかどうかを判断し、ない場合は代替式を返します。式に値がある場合は、式の値を返します。 |
| CASE | 与えられた式を一連の値と照合します。式が一連の値と一致する場合は、対応する結果を返します。一連の値と一致しない場合は、else_result を返します。 |
| IF | 式が真か偽かを判断します。真の場合は与えられた値を返し、偽の場合は別の値を返します。 |
| ISBLANK | 式に値があるかどうかを判断し、ない場合は TRUE を返します。値が含まれている場合は、FALSE を返します。 |
| ISCLONE | レコードが別のレコードのコピーであるかどうかを確認し、1 つの項目がコピーである場合は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。 |
| ISNEW | 新規レコードの作成中に数式が実行されているかどうかを確認し、実行中の場合は TRUE を返します。既存のレコードが更新中の場合は、FALSE を返します。 |
| ISNULL | 式が null (空白) かどうかを判断し、該当する場合は TRUE を返します。値が含まれている場合は、FALSE を返します。 新しい数式では、ISNULL の代わりに ISBLANK を使用する必要があります。ISBLANK には ISNULL と同じ機能がありますが、さらにテキスト項目がサポートされています。Salesforce では ISNULL が継続してサポートされるため、既存の数式を変更する必要はありません。 |
| ISNUMBER | テキスト値が数値であるかどうかを判断し、該当する場合は TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。 |
| NOT | 真であれば FALSE、偽であれば TRUE を返します。 |
| NULLVALUE | 式が null (空白) かどうかを判断し、該当する場合は代替式を返します。式が空白でない場合は、式の値を返します。 新しい数式では、NULLVALUE の代わりに BLANKVALUE を使用する必要があります。BLANKVALUE には NULLVALUE と同じ機能がありますが、さらにテキスト項目がサポートされています。Salesforce では、引き続き NULLVALUE がサポートされるため、既存の数式の変更は不要です。 |
| OR | 式が真か偽かを判断します。式が真である場合は TRUE を返し、式が偽である場合は FALSE を返します。 |
| PRIORVALUE | 項目の前の値を返します。 |
算術関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| ABS | 数値の絶対値を計算します。数値の絶対値は、正または負の記号のない数値です。 |
| ACOS | 指定された数値が -1 ~ 1 の場合に、ラジアンの数値の逆余弦値を返します。 それ以外の場合は NULL を返します。 |
| ASIN | 指定された数値が -1 ~ 1 の場合に、ラジアンの数値の逆正弦値を返します。 それ以外の場合は NULL を返します。 |
| ATAN | ラジアンの数値の逆正接値を返します。 |
| ATAN2 | ラジアンの y および x の指数の逆正接値を返します。 |
| CEILING | 数値を最も近い整数 (負の場合は 0 から遠い方) に切り上げます。 |
| CHR | 頭文字のコードポイントを指定された数値として文字列を返します。 |
| COS | 指定された数値が -1 ~ 1 の場合に、ラジアンの数値の余弦値を返します。 それ以外の場合は NULL を返します。 |
| EXP | e を指定した指数まで掛け合わせた値を返します。 |
| FLOOR | 最も近い整数 (負の場合は 0 に近い方) に切り捨てられた数値を返します。 |
| FROMUNIXTIME | 1970 年 1 月 1 日からの経過秒数として指定された数値を表す日時を返します。 |
| LN | 指定した数の自然対数を返します。自然対数は、定数 e の値 2.71828182845904 に基づきます。 |
| LOG | 数値の基数 10 の対数を返します。 |
| MAX | 数値のリストの中で最大の数値を返します。 |
| MCEILING | 数値を最も近い整数 (負の場合は 0 に近い方) に切り上げます。 |
| MFLOOR | 数値を最も近い整数 (負の場合は 0 から遠い方) に切り捨てます。 |
| MIN | 数値のリストの中で最小の数値を返します。 |
| MOD | 数値を指定した除数で除算した後の剰余を返します。 |
| PI | パイを返します。 |
| PICKLISTCOUNT | 複数選択リストで選択された値の数を返します。 |
| ROUND | 指定した数値にもっとも近い数値を返します。新しい数値は、指定した桁数で制限します。 |
| SIN | 数値の正弦値を返します (数値はラジアンで指定)。 |
| SQRT | 指定された数値の正の平方根を返します。 |
| TAN | 数値の正接値を返します (数値はラジアンで指定)。 |
| TRUNC | 数値を指定した桁数に切り捨てます。 |
テキスト関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| ASCII | 指定された文字列の頭文字のコードポイントを数値として返します。 |
| BEGINS | テキストが特定の文字で始まるかどうかを判断します。該当する場合は TRUE を返し、該当しない場合は FALSE を返します。 |
| BR | テキスト文字列に改行を挿入します。 |
| CASESAFEID | 15 文字の ID を大文字と小文字を区別しない 18 文字の ID に変換します。 |
| CONTAINS | 2 つのテキストの引数を比較し、最初の引数に 2 番目の引数が含まれる場合には TRUE を返します。含まれない場合は FALSE を返します。 |
| FIND | テキスト文字列中での指定した文字列の位置を数値で返します。 |
| GETSESSIONID | ユーザーのセッション ID を返します。 |
| HTMLENCODE | 大なり記号 (>) などの HTML で予約されている文字を > などの HTML エンティティ文字に置き換えて、HTML で使用するテキスト文字列や差し込み項目値を符号化します。 |
| HYPERLINK | 指定したテキストからリンク可能な指定 URL へのリンクを作成します。 |
| IMAGE | 代替テキストおよび高さと幅の仕様が含まれる画像を挿入します。 |
| INCLUDES | 複数選択の選択リスト項目で選択した値が、指定したテキストリテラルと等しいかどうかを判断します。 |
| INITCAP | 各単語の頭文字を大文字にしてテキストを小文字として返します。 |
| ISPICKVAL | 選択リスト項目の値が指定したテキストリテラルと等しいかどうかを判断します。 |
| JSENCODE | バックスラッシュ (\) などのエスケープ文字をアポストロフィー (') などの安全でない JavaScript 文字の前に挿入して、JavaScript で使用するテキスト文字列や差し込み項目値を符号化します。 |
| JSINHTMLENCOD | HTML で予約されている文字を HTML エンティティ文字に置き換えて、エスケープ文字を安全でない JavaScript 文字の前に挿入し、HTML タグ内の JavaScript で使用するテキスト文字列や差し込み項目値を符号化します。JSINHTMLENCODE(someValue) は、JSENCODE(HTMLENCODE((someValue)) と同等の便利な関数です。つまり、JSINHTMLENCODE は最初に someValue を HTMLENCODE でエンコードし、次に結果を JSENCODE でエンコードします。 |
| LEFT | テキスト文字列の先頭から、指定した数の文字を返します。 |
| LEN | 指定したテキスト文字列の文字数を返します。 |
| LOWER | 指定したテキスト文字列内のすべての英字を小文字に変換します。英字でない文字は、この関数の影響を受けません。地域が適用されている場合は地域ルールが適用されます。 |
| LPAD | テキスト文字列の左側に指定した文字を挿入します。 |
| MID | テキスト文字列中の途中で指定した開始位置から、指定した数の文字を返します。 |
| REVERSE | ソーステキスト文字列の文字を逆順で返します。 |
| RIGHT | テキスト文字列の末尾から、指定した数の文字を返します。 |
| RPAD | テキスト文字列の右側に指定した文字を挿入します。 |
| SUBSTITUTE | テキスト文字列中の元のテキストを新規のテキストで置き換えます。 |
| TEXT | 数式を使用するすべての場所で、パーセント、数値、日付、日付/時間、または通貨の各項目のデータ型をテキストに変換します。また、承認ルール、承認ステップルール、ワークフロールール、エスカレーションルール、割り当てルール、自動レスポンスルール、入力規則、数式項目、項目自動更新、およびカスタムボタンとカスタムリンクで、選択リスト値をテキストに変換します。 |
| TRIM | テキスト文字列の先頭と末尾から、スペースとタブを削除します。 |
| UPPER | 指定したテキスト文字列内のすべての英字を大文字に変換します。英字でない文字は、この関数の影響を受けません。地域が適用されている場合は地域ルールが適用されます。 |
| URLENCODE | RFC 3986, Uniform Resource Identifier (URI): Generic Syntax の定義に従って、URL では不正な空白スペースなどの文字を、このような文字を表すコードに置き換えて、URL で使用するテキスト文字列や差し込み項目をエンコードします。たとえば、空白スペースは %20 に置き換えられ、感嘆符は %21 に置き換えられます。 |
| VALUE | テキスト文字列を数値に変換します。 |
集計関数
次の関数は、サマリーレポート、マトリックスレポート、および結合レポートに使用できます。
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| PARENTGROUPVAL | 指定した親グルーピングの値を返します。「親」グルーピングとは、数式が含まれるレベルよりも上にあるレベルです。この関数は、カスタム集計項目およびレポートのグルーピングレベルでのみ使用可能で、集計レベルでは使用できません。 |
| PREVGROUPVAL | 指定した前のグルーピングの値を返します。「前の」グルーピングとは、レポートの現在のグルーピングより 1 つ前のグルーピングです。グループレベルと増分値を選択します。増分値は、現在の集計の前の列数または行数です。デフォルトは 1 で、最大値は 12 です。 この関数は、カスタム集計項目およびレポートのグルーピングレベルでのみ使用可能で、集計レベルでは使用できません。 |
高度な関数
| 関数 | 説明 |
|---|---|
| CURRENCYRATE | 指定された通貨 ISO コードのマスター通貨に対する換算レートを返します。通貨が無効な場合は 1.0 を返します。 |
| GETRECORDIDS | リストビューまたは関連リストなどのリスト内で選択したレコードのレコード ID の形式で、配列された文字列を返します。 |
| IMAGEPROXYURL | 安全に外部画像を取得し、ユーザーのログイン情報が許可なく要求されることを防ぎます。 |
| INCLUDE | Sコントロールスニペットの内容を返します。複数の Sコントロールで共通のコードを再利用する場合に、この関数を使用します。 |
| ISCHANGED | 項目の値を前との値と比較し、異なれば TRUE を返します。値が同じ場合は FALSE を返します。 |
| JUNCTIONIDLIST | 入力した ID に基づいて JunctionIDList を返します。 |
| LINKTO | リンク (href およびアンカータグ) の形式で、カスタムSコントロールまたは Salesforce ページへの相対 URL を返します。 |
| PREDICT | 指定されたレコード ID に基づくレコード、または項目とその値のリストで、Einstein Discovery 予測を返します。 |
| REGEX | テキスト項目を正規表現と比較し、一致する場合に TRUE を返します。それ以外の場合は FALSE を返します。正規表現とは、特定の構文規則に従う文字列の形式を記述するための文字列です。 |
| REQUIRESCRIPT | 指定した URL に対する script タグとそのソースを返します。Lightning Platform AJAX ツールキットまたはその他の JavaScript ツールキットを参照する場合に、この関数を使用します。 |
| URLFOR | Visualforce ページにある静的リソースアーカイブ内のアクション、Sコントロール、Visualforce ページ、またはファイルの相対 URL を返します。 |
| VLOOKUP | Excel の VLOOKUP() 関数と同様に、カスタムオブジェクトに関連する値を検索し、その値を返します。 |
- すべての数式の演算子と関数
数式を作成するときに、演算子と関数を使用します。すべての関数は、特に指定のない限り、数式項目、入力規則、承認プロセス、ワークフロールールなどの数式を指定できるあらゆる場所で使用できます。
