組織の信頼済み IP 範囲の設定
Salesforce データを不正アクセスから保護するには、ユーザーが ID 検証チャレンジを受けることなくログインできる IP アドレスのリストを指定します。
必要なエディション
| 使用可能なインターフェース: Salesforce Classic および Lightning Experience の両方 |
| 使用可能なエディション: すべてのエディション |
| 必要なユーザー権限 | |
|---|---|
| ネットワークアクセスを変更する | 「IP アドレスの管理」 |
Hyperforce で IP 許可リストを使用する場合は、mTLS の実装やドメインの許可など、推奨の代替策を検討してください。
信頼済み IP アドレス範囲では、ユーザーが信頼できない IP アドレスからログインしようとすると、ID の検証が求められます。
ユーザーの ID を検証するために、Salesforce は使用可能な最も優先度の高い ID 検証方法を使用します。Salesforce が検証方法に従う順序を次に示します。
- ユーザーのアカウントに接続された Salesforce Authenticator モバイルアプリケーションによるプッシュ通知またはロケーションベースの自動検証
- ユーザーアカウントに登録された組み込み Authenticator (Touch ID や Windows Hello など)
- ユーザーのアカウントに登録された U2F セキュリティキー
- ユーザーのアカウントに接続されたモバイル認証アプリケーションによって生成される時間ベースのワンタイムパスワード (TOTP) (Google Authenticator™ など)
- ユーザーの検証済みモバイルデバイスに SMS で送信されるワンタイムパスワード (OTP)
- ユーザーの登録済みメールアドレスにメールで送信される OTP
信頼済み IP 範囲の管理
ユーザーが信頼できない IP アドレスから Salesforce にログインできないようにするには、プロファイルレベルでユーザーに許可する IP 範囲を指定します。プロファイルに IP アドレス制限を定義すると、その他のすべての IP アドレスからのログインは拒否されます。「プロファイルのログイン IP アドレスの制限」を参照してください。
-
[設定] の [クイック検索] ボックスに「ネットワークアクセス」と入力し、[ネットワークアクセス] を選択します。
2007 年 12 月に Salesforce でこの機能が導入される前に組織が有効化されていた場合、この機能が導入された 2007 年 12 月に組織の信頼済み IP アドレスリストが入力されます。このプロセスでは、信頼済みユーザーが過去 6 か月間にすでに Salesforce にアクセスしていた IP アドレスが追加されます。
- [新規] をクリックします。
-
[Start IP Address] フィールドに有効な IP アドレスを入力し、[End IP Address] フィールドにより大きい有効な IP アドレスを入力します。
開始アドレスと終了アドレスで、ユーザーのログインを許可する IP アドレスの範囲 (開始値と終了値を含む) を定義します。1 つの IP アドレスからのログインを許可するには、両方の項目に同じアドレスを入力します。
範囲には、IPv4、IPv4 マッピング IPv6 アドレス、または IPv6 アドレスを含めることができます。IP アドレス範囲に複数のアドレス種別を含めることはできません。たとえば、
255.255.255.255から::1:0:0:0、::から::1:0:0:0などの範囲は許可されません。- IPv4 アドレスの範囲は
0.0.0.0~255.255.255.255です。 - 公開されている IPv6 アドレスの範囲は、
::1:0:0:0からffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffff:ffffです。 - IPv4 マッピング IPv6 アドレスを使用すると、IPv6 対応アプリケーションは IPv4 専用デバイスと通信できます。このために、IPv4 アドレスは IPv6 アドレス形式に埋め込まれます。これらのアドレスは、Salesforce ユーザーインターフェースおよび API では IPv4 アドレスとして表されます。
IPv4 マッピング IPv6 アドレスの構文は
::ffff:a.b.c.dです。ここで、a.b.c.dは IPv4 アドレスの 10 進数表現です。たとえば、192.0.2.128の IPv4 マッピング IPv6 アドレスは::ffff:192.0.2.128です。そのため、IPv4 マッピング IPv6 アドレスの範囲は::ffff:0.0.0.0から::ffff:255.255.255.255になります。 - Winter '26 以降、すべての範囲の IP アドレスの合計数が 16,777,216 を超えることはできません。
- IPv4 アドレスの範囲は
- 必要に応じて、範囲の説明を入力します。たとえば、複数の範囲を管理している場合、ネットワークのこの範囲に対応する部分の詳細を入力します。
- 変更内容を保存します。
-
[信頼済み IP] 範囲を削除するには、[削除] をクリックします。
[ネットワークアクセスの設定] ページからすべての信頼済み IP 範囲を削除すると、組織にアクセスできるすべてのユーザーにデバイスの有効化要求が送信されます。

