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null 数値の処理
たとえばデータフロー、レシピ、または CSV アップロードを使用してデータセットを作成または更新する場合、CRM Analytics は空白の数値を、指定されたデフォルト値で置き換えます。デフォルト値が指定されていない場合、CRM Analytics は、null 基準の処理が有効になっているかどうかに基づいて、数値列の空白を 0 または null に置き換えます。
CRM Analytics では、空白が以下に置き換えられます。
- 0: null 基準の処理が無効で、デフォルト値が指定されていない場合
- null: null 基準の処理が有効で、デフォルト値が指定されていない場合
CRM Analytics では null と 0 の処理が異なるため、この動作は重要です。これらは同じではありません。null は、値が存在しないことを意味します。0 は値を表します。null に対して実行された算術演算は null になります。次に例を示します。
10 + null = null
算術演算で null の代わりに 0 を返すには、10 + coalesce(null,0) のような式を使用できます。たとえば、10 + coalesce('Amount', 0) を使用できます (Amount は null です)。
集計関数 (sum、average、count、min、max など) では、計算から null 値が除外されます。集計関数での 0 と null の処理の違いを理解するため、次の顧客満足度スコアについて考えてみます。ここでは、Customer2 の 1 つのスコアが欠落しています。
CRM Analytics で空白値が 0 に置き換えられると、平均および最小計算が不正確になります。null に置き換えられると、平均および最小計算が正しくなります。
null 基準の処理では、次のデータフロー変換で null 値を使用できます。
| append | CRM Analytics は、異なる基準列を含むデータセットを追加できます。たとえば、あるデータセットに [Amount (金額)] 列があり、2 番目のデータセットにはその列が存在しないとします。追加後、新しいデータセットでは、2 番目のデータセットからの行の [金額] 列に null が含まれます。null 基準の処理がない場合、基準列が異なると、データセットを追加することはできません。 |
| augment | 左のキーが null の場合、または右に一致がない場合、CRM Analytics は右から追加された列に null を挿入します。null 基準の処理がない場合、CRM Analytics は基準に 0 を挿入します。 |
| computeExpression | 計算列の |
| computeRelative | 計算列の |
| dim2mea |
|
| sfdcDigest | 列の |
| Update | CRM Analytics は null 以外の値を null で更新できます。 |
delta 変換がサポートされず、delta 変換を含むデータフローは失敗します。経時に伴う基準値の変化を計算するには、代わりに computeRelative および computeExpression 変換を使用します。例については、「null 数値の処理」を参照してください。
