入力規則の考慮事項
入力規則によって、レコードを保存する前に、入力したデータが指定した基準に合っているかどうかを確認できます。入力規則は、1 つ以上の項目のデータを評価する数式や条件式を設定し、「True」または「False」の値を返すことができます。不正な値があれば、「True」値を返すときにエラーメッセージを表示することもできます。組織で入力規則を実装する前に、次の考慮事項を確認してください。
必要なエディション
| 使用可能なインターフェース: Salesforce Classic と Lightning Experience の両方 |
| 使用可能なエディション: Essentials Edition、Contact Manager Edition、Group Edition、Professional Edition、Enterprise Edition、Performance Edition、Unlimited Edition、Developer Edition、および Database.com Edition |
Salesforce での入力規則の処理方法
Salesforce は、次の順番でルールを処理します。
- 入力規則
- 割り当てルール
- 自動レスポンスルール
- ワークフロールール (ルール適用時のアクション)
- エスカレーションルール
さらに、次の操作も実行します。
- 入力規則の 1 つに違反しても、Salesforce は、その項目やそのページ上の他の項目に対する他の入力規則のチェックを続行し、すべてのエラーメッセージを同時に表示します。
- 活動に対する入力規則が存在し、リードの取引開始中に活動を作成すると、リードの取引は開始されますが、ToDo が作成されません。
- 入力規則項目は、組織でリードの取引開始時の入力規則とトリガーが有効になっている場合にのみ、リードの取引開始時に実行されます。
- キャンペーン階層では、入力規則は無視されます。
- Salesforce は、Web-to-リードおよび Web-to-ケースによって登録されたレコードを作成する前に入力規則を実行し、有効な値を持つレコードを作成します。
- 入力規則の評価の前にディビジョン項目にデフォルト値を指定するには、ディビジョン項目がページレイアウト上に存在する必要があります。
- 入力規則は、所有者が変更しても個々のレコードで引き続き実行されます。ただし、一括移行ツールを使用して複数のレコードの所有者を変更した場合、入力規則はそれらのレコードでは実行されません。
入力規則項目の制限
入力規則の数式は、次の項目を参照できません。
- 住所、姓名、連動選択リスト、連動ルックアップなどの複合項目
メモ ただし、ISNULL、ISBLANK、およびISCHANGED関数では複合項目を使用できます。 - 個々のキャンペーンおよびキャンペーン階層の統計などのキャンペーン統計項目
- 自動採番の差し込み項目または [町名・番地(郵送先)] のような複合住所項目
メモ [市区郡(請求先)] などの個々の住所項目に対する差し込み項目は、入力規則数式で使用できます。
Salesforce の他の項目および関数に関して、入力規則は次のように動作します。
- 活動のカスタム項目の詳細ページには、関連付けられている入力規則の一覧は表示されません。
- 以前は有効な項目がワークフロールールおよび一部のプロセスによって無効な内容に書き換えられることがあります。これが発生するのは、ワークフロールールに基づきプロセスのスケジュール済みアクションにも基づくレコードの更新では入力規則が実行されないためです。
- ルール適用時のアクションのプロセスレコード更新では、入力規則が実行されます。
- 編集ページに積み上げ集計項目は表示されないため、入力規則で積み上げ集計項目を使用できます。積み上げ集計項目をエラー表示場所として使用しないでください。
- Chatter からファイルがアップロードされるときに、コンテンツ バージョン オブジェクトの入力規則はトリガーされません。
- [ファイル] タブからアップロードすると、入力規則は Lightning ではトリガーされますが、Classic ではトリガーされません。
ルックアップ検索条件と入力規則
入力規則とルックアップ検索条件の目的は類似していますが、それぞれ異なる利点があります。次の目的でルックアップ検索条件を使用します。
- ルックアップ検索ダイアログの選択可能なオプションの数を制限してユーザーの効率を向上させる。
- ユーザーが手動で設定するルックアップ検索ダイアログの検索条件を自動化してユーザーの効率を向上させる。
次のような場合、入力規則を使用します。
- 最大許容ルックアップ検索条件数に近づいている。
- 数式を必要とする複雑なビジネスルールを実装する。数式では、ソースオブジェクトの親の項目など、基本的な検索条件では参照できないような項目を参照できます。数式では関数を使用することもできます。たとえば、レコードの作成時にのみルールを適用するには
ISNEWを使用し、項目の変更時にのみルールを適用するにはISCHANGEDを使用します。
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